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乾燥シーズンに出やすい? 相談しにくいフケの悩みについて聞いてみた

乾燥シーズンに出やすい? 相談しにくいフケの悩みについて聞いてみた

髪の毛をお手入れしようとした時、見つけてしまうとショックなフケ。毎日シャンプーして、清潔にしているはずなのにどうして? と悩んでしまいますよね。

今回はなかなか相談することのできない女子のフケのトラブルについて、四谷三丁目皮膚科の山田美奈先生にお伺いしました。

■フケにも種類があるって知ってる?

──そもそもフケとはどういうものなのでしょうか?

「フケは、主に頭皮から角質細胞がはがれたものです」

──フケには種類がありますか?

「フケには頭皮の乾燥でおこる乾性のフケと、皮脂分泌が過剰になって起こる脂性のフケの2種類があります。

乾性のフケは、カサカサとしていて、洗浄力の強いシャンプー剤の使用や、紫外線なども誘因になります。

ベトベトと脂っぽい脂性のフケは、皮膚の常在菌であるマラセチアという菌の関与があり、脂漏性皮膚炎を引き起こすことがあります」

■冬になるとフケが出やすいのはなぜ?

──フケにも種類があるんですね。20代女子に出やすいフケはどちらでしょうか?

「どちらかというと、乾燥が原因の乾性のフケが多く見られますね。細かくてパラパラ、サラサラと落ちるフケです」

──冬になるとフケが出やすくなるように思いますが、何か要因があるのでしょうか?

「冬は乾燥の季節です。空気が乾くと頭皮も乾燥し、乾燥すると肌のターンオーバーが正常に行われないため、皮膚が剥がれてフケが出やすくなります。暖房やシャンプー時の熱いお湯なども気付かぬうちに乾燥を助長します」

■日常生活で気を付けるべきポイントは?

──シャンプーしているから安心とは言えないんですね。

「シャンプーの頻度が少なすぎると脂性のフケとなりますし、頻度が多すぎると頭皮の脂質が洗い流されて乾燥性のフケが出ることがあります。また、乾燥性のフケの場合、フケが出るからといって洗いすぎるとさらに乾燥が増すので、注意が必要です」

──シャンプーが、さらにトラブルを助長してしまう場合があるとは盲点でした。適切なシャンプーの方法について教えてください。

「乾性フケの方のシャンプーは多くても1日に1回、洗浄力の強すぎないシャンプー剤で、熱すぎない温度のお湯(40℃以下が望ましい)で、頭皮を指の腹を使ってマッサージするように洗うようにしましょう。

脂性フケの方は、毎日、脂性フケ用のシャンプーを使って、毛穴に汚れが残らないように清潔に保つようにしましょう。

どちらのフケもシャンプー剤のすすぎ残しはフケの原因となることがありますので、すすぎを十分に行って。シャンプー後の頭皮は、濡れたままにしておくと雑菌が繁殖しやすいので、ドライヤーで地肌をしっかり乾かしましょう。ドライヤーは頭皮に近づけすぎたり、熱風を当てたりしないように注意して」

■食生活にも配慮しよう!

──食生活で気を付けることはありますか?

「ダイエットやバランスの悪い食事を続けていると、栄養が不足してフケの原因となることがあります。

ほうれん草などの緑黄色野菜やレバーに多く含まれるビタミンAは不足すると皮膚や粘膜が弱くなります。

にんにく、酒粕、牛レバー、マグロなどに多く含まれるビタミンB群(特にビタミンB2,6)は肌の新陳代謝を整えるだけでなく、皮脂分泌コントロール作用もありますよ。

ビタミンCは頭皮のターンオーバーを改善してくれると言われています。いちご、トマト、レモンなどに含まれているのでこれらの栄養をバランス良く摂ることが大切です」

──その他にも、気を付けることはありますか?

「乾燥性のフケの場合は、地肌を保湿することによって、フケが改善します。市販の保湿系頭皮用ローションの使用もおすすめです。紫外線は乾燥を引き起こすので、日傘や帽子で保護しましょう。

また、ストレスを感じると、自律神経が乱れ、皮膚のターンオーバーに影響を与えることがありますので、ストレスをためないようにしましょう」


山田先生によると、フケの量が異常に多い、かゆみを伴う、赤い湿疹ができている、などの症状があれば、皮膚科受診がおすすめとのこと。スキンケアやヘアケアをするように、頭皮のケアも少し気を配ってみてくださいね。

(まつだあや+ノオト)

written by

まつだあや
まつだあや
鳥取産、九州在住のフリーライター。 ファッション、コスメ、アプリ、簡単レシピなど女子の「欲しくなる!」「やってみたい!」気持ちを刺激する記事を主に随筆中。 写真を撮るのが好きで、フィルム一眼も所持している。ライフワークは音楽を聴くこと。 この道に導いてくれた師匠がおり、弟子として恥ずかしくないライターになるを目標に活動中。
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