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この時期だけのごちそう♡香り高い『せり』の楽しみ方

この時期だけのごちそう♡香り高い『せり』の楽しみ方

今がまさに旬の『せり』。独特の香りと苦みがまだ遠い春をほんの少し感じさせてくれますよね。

せりと言えば、県民性なのか、名産地が近いこともあってか私にとってはとても身近な冬の野菜の一つです。

根っこまで上手に調理して食してしまうのが私の地元では当たり前の習慣でしたが、地元を離れると意外にも『せり』は他のエリアの人にとって馴染み深い野菜ではないのだと感じることが多くありました。

せりを買うことがない、食べ方が分からない、そんな方は必見! 今回は、せりを美味しく食べるおすすめレシピをご紹介したいと思います。

 

秋田の郷土料理せり蒸し

“根っこ食べねば秋田県人でねぇ”なんていうほど、せりの美味しさを熟知している秋田県人。

きりたんぽに、お雑煮、すきやき、芋煮と他のエリアと比べてせりの出没率が多いように感じます。その中でもしみじみ美味しい、懐かしいと感じるのが『せり蒸し』。シンプルな食材で簡単に作れるので、あと1品という時にぜひおすすめしたいおかずです。

【材料(2~3人分)】
せり        1束
しらたき      170g
しいたけ      3枚
油揚げ       1枚
天然出汁パック   1p
水         200ml
A 醤油       大さじ1
A 酒        大さじ1
A みりん      大さじ1

【作り方】
1 しらたきは食べやすい長さにカットして、下茹でします。
油揚げはお湯をかけて、油切りし、短冊切りにします。
しいたけはせん切りにします。
2 せりは根をたわしなどでよく洗い、食べやすい長さにざく切りにします。
せりの根が太い時は縦半分に切ります。

3 小鍋に分量の水と、天然出汁パック、あれば相性の良い煮干しなどを足して出汁をとります。
※面倒な場合は、麺つゆでも大丈夫です。
4 5分煮だし、A(醤油 大さじ1、酒 大さじ1、みりん 大さじ1)の調味料を加えます。
1とせりの根を入れて5分ほど煮ます。
5 仕上げにせりを入れて蓋をして2~3分蒸し煮にします。

シャキッとした歯ごたえがせりの美味さなので、火は通しすぎず色が鮮やかに変わったら食べごろです。

くわしいレシピはこちら
●『秋田の郷土料理 せり蒸し。』

 

洋風料理とせりは相性抜群!

せり独特の香りや味は食べた時にすぅっとする感じがありますよね。それもそのはず。香りの精油成分には健胃効果や解毒作用があるとされています。それに加えて発汗作用もあるので風邪ひきさんにも嬉しい野菜なんです。

せりというと、和風なお料理にばかり登場しそうですが、実は洋風なものにもとっても合うんです。こってりと重くなりがちなお料理にせりを使うことでさっぱりと味のアクセントをつけてくれるんです。

 

せりのジェノベーゼパスタ。

【材料(2人分)】
せり          1束
にんにく        1片
アーモンド       40g
A オリーブオイル   100ml
A 塩         小さじ1/2
A こしょう      少々
A パルメザンチーズ  大さじ2
  スパゲッティ    200g
  ピンクペッパー   適量

【作り方】
1 アーモンドはフライパンで乾煎りし、粗くきざんでおきます。にんにくは芽を除きます。せりは根を除いてザク切りにします。
2 フードプロセッサーで、1とA(オリーブオイル 100ml、塩 小さじ1/2、こしょう 少々、パルメザンチーズ 大さじ2)を入れて味を整え、なめらかにします。
3 鍋に湯を沸かし、塩小さじ1を入れてスパゲッティを茹でます。茹で汁を少量取っておき、湯切りします。
フライパンにジェノベーゼソースと茹で汁を少量加え混ぜてから火を止めて、茹でたスパゲッティを絡めます。仕上げにピンクペッパーを散らします。

保存のきくジェノベーゼソースですが、せりの水気をなるべく切って作ることがポイントです。作り置きしておけばバゲットに塗ったり、ドレッシングにしたりと大活躍です。

くわしいレシピはこちら
●『せりのジェノベーゼパスタ。』

 

仙台の新しい郷土料理「せり鍋」

せりの産地として有名な宮城県。ここ数年で人気の出てきた仙台の新しい郷土料理に『せり鍋』があります。鶏肉や豆腐などシンプルな具材ながらやみつきになる美味しさなんです。

せり本来の美味しさがおうちでも存分に味わえるおすすめお鍋です。

 

せり鍋

【材料(3人分)】
せり      1束
A 昆布     8cm 1枚A 天然出汁パック 1パックA水       600ml
鶏もも肉    280g
B 砂糖     小さじ1
B 塩      小さじ1/2
まいたけ    150g
木綿豆腐    1丁
長ねぎ     1本
C 醤油     50ml
C 砂糖    大さじ1
C 酒     大さじ1
C 塩     小さじ1/4

【作り方】
・下準備
鶏もも肉は大きめの一口大に切ってB(砂糖 小さじ1、塩 小さじ1/2)をもみこんで少し置いて下味を付けます。

1 鍋にA(昆布 8cm1枚、天然出汁パック 1パック、水 600ml)と鶏肉を入れ、中火の火加減で蓋をしてゆっくりと沸騰させます。
2 具材を切ります。
まいたけはほぐし、木綿豆腐は食べやすい大きさに切ります。長ねぎは斜め切りにします。せりは根の部分をよく洗ってからざく切りにします。
3 1の鍋のアクを除き、昆布と出汁パックも取り出します。
C(醤油 50ml、砂糖 大さじ1、酒 大さじ1、塩 小さじ1/4)で味付けしたら豆腐、長ねぎ、まいたけ、せりの根を加えて煮ます。
4 仕上げにせりを加えて蓋をしてさっと煮たら完成です。

くわしいレシピはこちら
●『せり鍋。』

いかがでしたでしょうか? せりの入った七草粥も美味しいですが、せりの美味しさを生かしたお料理はこれ以外にもまだまだ沢山あります。今が一番美味しく味わえるせりを使って、せりの美味しさを存分に満喫してくださいね。

 

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この記事のライター
 
料理家 がまざわ たかこ
https://oceans-nadia.com/user/22477