泊まれる展覧会って!? 京都のアートホステル「クマグスク」

泊まれる展覧会って!? 京都のアートホステル「クマグスク」

一日中アートと一緒なんて夢みたい♪
人気の観光都市のひとつ、京都。京都には旅館やホテル、町家など、いろんな宿があって、どこに泊まろうか考えるのも楽しみですよね。

さて、みなさんにオススメしたいユニークなお宿が、2015年1月27日にオープンしました。その名は「KYOTO ART HOSTEL kumagusuku(京都アートホステル クマグスク)」。四条通の大宮駅から徒歩5分ほどに、築60年以上の木造建築を改築して造られました。そこでは、なんと「展覧会の中に泊まる」ことができるんです。
©表恒匡

KYOTO ART HOSTEL kumagusukuとは、"アート(展覧会)"と"ホステル"を合わせ、展覧会の中に宿泊し、美術を“体験”として深く味わっていただくための宿泊型のアートスペースです。 展覧会は、年一回のペースで開催され、その度に全く違う宿泊空間に変貌を遂げます。

現在の企画展は「光の洞窟」。こちらは秋まで公開されており、複数のアーティストにより、立体・映像・写真といったアプローチで表現された作品とじっくり向き合うことができます。

では、少しだけ宿の中の様子を覗いてみましょう。
©表恒匡
エントランスもアーティスティックな佇まいです。
©大西正一
こちらは廊下。自然光が作る明暗のコントラストが美しい。
©大西正一
アートスペースのひとつ。ソファに座って、じっくりと作品と向き合うことができます。
©表恒匡
館内のいたるところにある展示。見つけるたび、わくわくした気持ちになりそう!
©表恒匡
こちらはツインの部屋。ベッドサイドの壁面にも作品が掛けられています。

アートのある空間の中で、作品に触れながら語らい、食事をし、眠る……。とっても贅沢ですね。展覧会内容が変わるたび、何度も足を運びたくなってしまいます。

Twitterでも「行きたい!」という人や、宿泊してみた人の声が上がっていました。
ちなみに、「クマグスク」という不思議な響きの名前には、熊(動物的象徴)と楠(植物的象徴)と城(人間的象徴)が含まれているのだとか(「グスク」とは沖縄の方言で「城」という意味)。

また、「歩く百科事典」とも呼ばれたイケメン学者・南方熊楠の名にも由来。彼が膨大な知識をもって世界を見つめ追究したように、「作品を介して身の回りの事象を新たに解釈し、“美術”をより広く世界を知るための手段としていこう」という意味も込められているのだそう。

kumagusuku代表で、ご自身も美術家の矢津吉隆さんから、ALICEY読者のみなさんにメッセージをいただきました!

「京都アートホステル クマグスクは宿泊しながら一晩かけてゆっくりと展覧会を楽しめる新しいタイプのアートスペースです。展覧会は毎年変わり、泊まるたびに新しい発見を与えてくれます。ギャラリーや美術館とは少し違う濃密なアート体験を味わってみませんか?」

京都を訪れる際には、ぜひ訪ねてみてはいかがでしょう。美術好き同士の旅や、ひとり旅にぴったりだと思いますよ♪

<施設情報>
KYOTO ART HOSTEL kumagusuku/京都アートホステル クマグスク
京都市中京区壬生馬場町37-3
TEL:075-432-8168
宿泊鑑賞料:
 【ツイン】2人15,000円/1人8,500円
 【シングル】7,000円
 【ロフトツイン】2人13,000円/1人7,500円
 【女性専用シェアルーム】(定員4名)1人5,000円
 【一棟貸切】50,000円(定員9名)
 ※すべて税別価格

(古原悠+ノオト)

関連記事