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鏡の前で、ひとりパリコレ。
空腹に打ち勝てるか!? 2泊3日の断食道場、結果はいかに……!

空腹に打ち勝てるか!? 2泊3日の断食道場、結果はいかに……!

近所のコンビニまでは約3km。施設は埼玉の山の中。断食道場「リフレッシュの森」で、新しいことにチャレンジしたいけど臆病でめんどくさくがりな“いもむし女子”代表、お菓子大好きアラサーの筆者が、が2泊3日の断食修行をした記録、後編です。

■2日目 朝のウォーキングに参加

空腹で大暴れしていた夜でしたが案の定、朝になると少し収まっていました。また、好転反応が出がちということで危惧していた2日目の体調も普通です。ホッとしてウォーキングに参加することにしました。

軽くラジオ体操を終えて、目指すは神流川と三波石峡の資料館。ちょっぴり肌寒いけれど、天候に恵まれて気持ち良い。

片道2.5kmを歩き、展望台から下久保ダムを眺めます。空気もきれいだし、壮観。

「私、揺れる水面が好きで……見ていると癒されるんですよね……ふぅ……」(藤田)

カメラ兼見張り役の編集藤田(写真中央)、お疲れモードなのがひしひしと伝わってきます。実際、リフレッシュの森には、日常から離れ、断食と規則正しい生活を通して、癒されに来る人も多いそうです。来られて良かったね……?

行きは必死で歩いていたから気づかなかったけど、帰りに柿の木を見つけました。食べ物発見!

でもなー。私、柿は世界でいちばん苦手なんだよなー。本当にお腹がすいたら、それでも食べたくなるのかな?

「とむさん! もっと! 柿を見つめながらもっと物欲しそうな顔してください! でも拾って食べちゃダメですよ!?」(藤田)

編集藤田があおってきます。何しに来たんだ。

■2日目 断食がスタート

朝は全員、梅肉と生姜を温かい三年番茶に溶かしていただきます。

冷えた体に温かいお茶がゆっくりと浸透していきます。お茶は継ぎ足しOKなので、味わいながら5杯飲みました。

食堂の奥に、参加者の声ノートを発見。

断食を終えた方々の思いがとても丁寧に綴られていました。

今回の断食で出会った参加者のほとんどが 20〜30代の普通女子。有給や連休を利用して来た会社員や、会社を辞めて次の仕事が始まるまでのお休みを使って来た人などさまざま。筆者は2泊ですが、1ヶ月滞在中で断食15日目などかなりストイックな人も。弱音を吐かずに頑張ろうと気合いを入れ直しました。

■午前中の講座、ボクワを体験

バスで10分の鬼石多目的ホールへ。

金沢21世紀美術館を手がけた妹島和世さんが設計したそうで、とてもおしゃれ。

中も開放的で素敵。大好きなラビットチェアに座ってみました。これはインスタ映えしそう!

ホールでは、南アフリカの音楽ジャンル・クワイトのリズム&動きとボクシングの動きを融合させた「ボクワダンス」を体験します。

「先に言っておくけど私、リズム感ないから」(筆者)

「え、良かった! 私もリズム感ないから安心しました! 一緒に頑張りましょ」(藤田)

ボクワは基本の動きが5つあり、そこからいろいろと変化していきます。

先生の「FOOOOOOO!」というノリの良い声と軽快なダンスが響きます。ステップについていくのに必死!

「???」(筆者)

「すみません、ちょっと無理ですね」(筆者)

「私、できたよ! そしてとむさんを見ているとなんか安心しました(笑)」(藤田)

「うるさいよ」(筆者)

うまく踊るのは無理だからとりあえず楽しく踊ろう! と考え方をシフトし、マイペースで乗り越えました。それでも1時間で汗びっしょり。ボクワダンスすごい!

「5㎏くらい痩せたかな!?」(藤田)

そんなわけない。

■2日目 お昼ごはんに酵素が登場!

部屋に戻り、少し休憩をしたら念願のお昼ごはん。ここから固形物なしです。

リフレッシュの森では酵素断食をするので、何も口にしないということはありません。施設で作った酵素ジュースを素粒水で割っていただきます。カロリーは1杯200〜250kcal。基本的には1杯だけいただきます。筆者は3種類の中からりんごをチョイス! 甘くておいしい。

まあ目の前にはもっとおいしそうな編集藤田用のお食事があるんですけどね。

「おいしいわー、玄米おいしいわー」(藤田)

全く遠慮のない編集藤田。

「酵素だっておいしいし」(筆者)

「じゃあ私も飲もう〜♪」(藤田)

「はあああああ????」(筆者)

酵素ジュースは、断食コース以外の人も飲んで良いのです。筆者はこれしか飲めないのに! 触発されて菜の花味も飲みました。野菜感のある味でした。

■夕方まで自由時間を過ごす

夕方の講座までの間に温泉に行く人もいますが、筆者は仕事タイム。施設はWi-Fi完備! しかしお昼までは割と我慢できていた空腹も、頭を使っていると気になってきました。眠気も襲ってきて……気づいたら中華料理店のHPを見ていました。

午後のヨガ講座はパスし、晩ごはんの時間。筆者はもちろん酵素ジュースです。

3種類用意されている酵素ジュースの最後の麦は、いちばん甘かったです。お菓子は食べられないけれど、この甘みにかなり助けられています。しかも思っていたより酵素ってお腹に溜まるし。この後さらにもう1杯飲んだのですが、半分くらいでお腹が膨らみました。

お腹は膨らんでも……固形物が恋しいのは変わりないんですけどね。

「あっ! このおかずおいしいですよ!」(藤田)

そんな筆者の心境を汲むことなく、ごはんの度に目の前で見せつけてくる編集藤田。圧をかけましたが気にせず食事していました。筆者がお腹すいてイライラするの、この人のせいなのも40%くらいある気がするんですけど!?!?

■気を取り直して、夜は美顔マッサージ講座へ♪

もうこれ以上、編集藤田を嫌いになりたくない……。お腹がすいて本当は何もしたくないけれど、食後の美顔マッサージ講座に一緒に出てコミュニケーションを取ることに。

女子はすっぴんをさらし合うと、なんだか結束感が生まれてくる気がします。

オイルを使った首、顔、頭皮、脚までのマッサージを教わりました。そういえば講座を受けていると束の間ですが空腹を忘れます。だから1日にいろいろな講座があるんですね。明日の朝もマッサージしてみよう。そんな、今後にも役に立ちそうな講座でした。

■3日目 朝ごはんのお茶をいただく

最悪です。やはり前日の夜、お腹が空いてのたうち回っていました。もちろんしょう油入りのお茶をたくさん飲んでいたにもかかわらずです。同室でうるさくしてしまい、編集藤田には頭が上がりません。

朝になると少しはお腹も落ち着いているけれど、夜のあのツラさって何なのだろう。周りの参加者に聞くとやっぱり「寝られない」とか「何度も目が覚める」などと言います。なるほど、夜には魔物が棲んでいるのか……。初日の夜、お風呂で意味ありげに薄笑っていた参加者の女性は、それを伝えたかったのかもしれません。

朝ごはん。木曜だけ大根おろしが出るそうです。薄味のしょう油をかけていただきます。お腹に染み渡る、大根の甘さ。生命活動のスイッチが一つひとつオンになる感覚。数えるのを忘れるくらいたくさん飲みました。

ここで編集藤田は仕事のため、先に離脱。ごはんの時はとても邪魔でしたが、なんだかんだ話し相手になってくれてとても励まされました。

ありがと、あとはひとりで頑張るね。ゴールはお昼。あと2時間!

■バドミントン講座と最後のごはん

この講座が終われば帰れるとあって、割とガチめなスマッシュが飛び交うバドミントンを楽しく過ごしました。参加者の方は筆者より断食長いはずなのに、力強くてびっくり。

断食してもフラフラしないのは、お茶に塩やしょう油を入れて飲めたり、朝に梅肉または大根と生姜の入ったお茶をいただいたりしていること、きちんと栄養のある酵素ジュースを飲んでいることが理由かなと思います。ひとりで断食していると、栄養の部分まで気が回らないかも。

そうした体調管理がある上で、断食中の運動は積極的に行った方が良いそうです。意識を食から離し、運動に集中することで、ストレス発散と体の健康維持につながりますから。

運動後のお昼は回復食で、七分がゆとわかめのお味噌汁。そして帰った日の夜に食べる用の玄米おにぎりが付いていました。

断食後のごはんは、一生忘れられないくらいおいしく感じると聞いていたので楽しみだったのですが、期待しすぎていたのかいたって普通でした……。きっと1日だけ断食してもそこまで変わらないのでしょうね。ただ初日は薄く感じていたお味噌汁は、味が濃く感じたのは確か。初日よりもゆっくりといただき、ごはんのありがたみに感謝。

■気になるダイエット結果は?

終わったー! というところで3日目のお昼。体重を計測したところ、-0.5kgという微妙な結果に。しかし家での回復食を終え、3日後に測ると合計で-1kgになっていました。

さらに断食後、遅れていた生理が帰った日の夜に来たり、水を飲むようになって肌ツヤが良くなったりという体の不調の改善もみられました。

筆者的にいちばん収穫だったのは、やり遂げたという達成感がひとつの自信になったこと。最初は本当に無謀だと思っていたのですが、せざるを得ない状況に追い込まれると意外となんとかなるみたいです。で、なんだかそれがクセになるというか。次は3泊4日で参加したいなって思う自分がいたり。自信とキレイの相乗効果で、もっと自分を好きになれそうだなって期待が増した3日間でした。

(西田タニシ<とむ>+編集/藤田佳奈美)

とむ(筆者)
とむ(筆者)
ALICEYいもむし女子部。おしゃれライター。周りがキラキラして眩しすぎてつらい。何事も三日坊主で特技もない。自分に自信がなく、恋愛もできずに5年目に突入。さらに最近太った。超蝶になりたい。 @tomtomdotcom___
とむ(筆者)@tomtomdotcom___

written by

西田タニシ
西田タニシ
岡山県浅口市は鴨方町出身。おしゃれライター&エディター。ファッション、インテリア、青文字系に強く、20代のファッション誌を中心に活動中。アートや猫、カメラ、ビールなどのインドアな趣味を活かした記事、女の子の「かわいい」やモテを意識した記事が得意。来年は武道館でバースデーイベントをしたい。
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