花粉や乾燥などが原因に! 秋冬のゆらぎ肌にベストなケア方法って?

花粉や乾燥などが原因に! 秋冬のゆらぎ肌にベストなケア方法って?

夏の紫外線ダメージもどっと出る…
乾燥肌が気になるシーズン。化粧水や保湿クリームで毎日ケアをしているつもりでも、なんだか肌が乾燥していたり、吹き出物ができてしまったり……。これってもしかして「ゆらぎ肌」?

今回は悩める女子のゆらぎ肌について、美容皮膚科の専門医である、恵比寿やすみクリニックの佐藤やすみ先生に、お話を伺いました。

■ゆらぎ肌って?

──さっそくですが、ゆらぎ肌とはどういった状態なのでしょうか。

「花粉や乾燥、紫外線、ストレスなど、さまざまな要因で肌のバリア機能が低下している状態です。春のゆらぎ肌、秋のゆらぎ肌とよく言われますが、実際は、季節を問わずいつでもなる可能性はあります。

秋は主に、花粉や乾燥、夏に受けた紫外線ダメージの蓄積などが原因になることが多いです」

──ゆらぎ肌になりやすい人はどんな人なのでしょうか。

「もともとアレルギーをお持ちの方や、肌の水分量が少ない方、ストレスを感じやすい方、敏感な方、肌を気にして触ってしまう癖がある方などは要注意です」

■肌質に合ったケア方法を!

──ゆらぎ肌へのベストなケア方法を教えてください。

「ゆらぎ肌への対策は、肌質によって異なります。

乾燥肌の方は、水分、油分をバランス良く与えるようにしましょう。保湿効果の高いアイテムで、肌を保護すること。なるべく、界面活性剤などの刺激を控えるようにしてください。

敏感肌の方やアレルギーをお持ちの方は、乾燥肌の方とケア方法は同じですが、さらに、なるべくシンプルな成分のケア用品を使用すると良いでしょう。スクワラン、ヒアルロン酸、セラミド、天然保湿因子など、アレルギーの可能性が低く、保湿効果のある成分が配合されていると理想です。ゆらぎ肌になってしまうと、刺激を受けやすいので、普段は問題ないケア用品でも合わなくなることがあります。悩んだ場合には、敏感肌用のものを使用すると良いでしょう。

混合肌の方は、目周り、唇など乾燥しやすい部分に、水分・油分をバランス良く与えるようにしてください。Tゾーンなど、皮脂が多い部分は、油分(乳液・クリーム・オイルなど)を控えるとベストです。

ポイントとして、スキンケアの最後に5〜10分ほどふんわりとラップを乗せると、スチームを当てたような状態になるため、より保湿効果が高まりますよ」

■洗顔のポイント

──日々の洗顔も大切なポイントになりますか?

「クレンジング・洗顔は、洗顔料などに界面活性剤が含まれているため、スキンケアの中で、最も肌に負担のかかる工程です。そのため、肌に優しいアイテムを、短時間で優しくなじませて、ぬるめのお湯できちんと洗い流すことが大切です。

バスタブやスチーマーで肌を温めてから行うと、毛穴が開いてメイクが落ちやすくなるので、負担を軽減できます。また、石けんで落ちる日焼け止め、お湯で落ちるマスカラなど、落ちやすいメイクを心がけることも大切ですよ」

■生活習慣の改善も大事!

──日々のスキンケアの他に、気を付けるべきポイントがあれば教えてください。

「まずはバランスの良い食事を心がけましょう。急激な血糖値の上昇は、バリア機能を低下させるので、注意してください。魚・亜麻仁油・チアシードオイルなどに含まれるオメガⅢ系オイルを摂ることも良いと言われています。これはバリア機能を高める効果や、アレルギー抑制効果もありますよ。発芽玄米などに含まれるGABAを摂ることも効果的です。

食事以外の部分では、ストレスを感じにくくなるように生活環境をコントロールできるようになると良いでしょう。好みのアロマを使ったり、好きな色の家具を選んだりするのもオススメです。

睡眠時間が足りない、良質な睡眠がとれていないと、ストレスや食欲を感じやすくなるので、結果的に肌にも影響が生じます。肌トラブルは身体や心の不調のサイン。心身ともに健康を心がけることが肌の健康にもつながります」

■気にしすぎないことが大切

──最後に秋のゆらぎ肌対策に悩める女子に一言お願いします。

「ゆらぎ肌が気になってあれこれケアをやりすぎてしまい、さらに悪化させてしまうというケースもあります。まずはシンプルな成分の保湿アイテムを使い、肌には極力触らないようにしましょう。

情報を集めすぎるのもストレスとなり、肌の悪化の原因となる場合もあります。ご自身の肌に合ったスキンケア方法を行うのがベストです。もしわからないことがありましたら、お気軽にご相談くださいね」


悩ましい秋のゆらぎ肌。自分にベストなスキンケア方法を知って、賢く秋を乗り切りたいですね。

(伊東ししゃも+ノオト)

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