誰かと会う時も怖くない! 恥ずかしい口臭を防ぐ食べ物&飲み物

誰かと会う時も怖くない! 恥ずかしい口臭を防ぐ食べ物&飲み物

知らないとヤバい……かも?
食後になると気になるのが口臭。歯磨きをしたり、息清涼カプセルやミントタブレットを食べたりしても「臭いが残っているような気がして不安!」という人も多いのでは? そんな人におすすめしたいのが、口臭を防ぐ食べ物を食べること。どんな食材が効くのか、またそもそも口臭はなぜ起きるのか、天野歯科医院の院長・天野聖志先生にお話を伺いました。
天野歯科医院・天野聖志院長

■口臭の原因はひとつじゃない!?

──そもそも口臭はなぜ起こるのでしょうか?

「口臭には種類があります。1つは、歯周病や虫歯などの口内の症状が原因で起きるもの。2つ目は病気が原因のものです。この2つの口臭は、それぞれの症状や病気に合わせて適切な治療が必要になります。そして、誰にでも起こりうる口臭として生理的口臭というものがあります。生理的口臭は、朝起きた時など唾液の分泌が減ることで起きるもので、時間がたち唾液が分泌されることで抑えられます。しかし、ストレスや生活習慣の乱れによるドライマウス、歯並び・噛み合わせの悪さから口呼吸になっている人は慢性的に唾液が足りていない状態。根本的な解決はもちろんですが、それまではガムを噛むなどして意識的に唾液を出すようにすると良いですよ。そして、飲食による口臭もあります。こちらはみなさん知っての通り、ニンニクやニラ、ネギなどのニオイの強い食品が原因です」

──ニオイのある食品を食べた時の口臭が、歯磨きだけで抑えられないのはなぜですか?

「飲食による口臭は、時間差で2つのタイミングで起きます。1つは食べた“直後のニオイ”。そのまま食品のニオイが口内に残って気になるものです。これは、口内をきれいにすることである程度ニオイが抑えられます。ニオイが長く残っているのは、胃で吸収されてからニオイ成分が肺や血管など体に広がり臭う、“その後のニオイ”のパターンです。なんとニンニクは、16時間もニオイが残っていると言われているんですよ」

■飲食による口臭を食べ物で退治!

──食事による口臭を食べ物で抑えることはできるのでしょうか?

「口臭に効果的な食品はいくつかあります。さまざまな食品で実験をしてきましたが、特におすすめの食品は4つです」

・りんご
「ニンニクや玉ネギ、ニラ、長ネギなどのニオイが気になる食品によく効くのがりんごです。というのも、これらの食品は“アリシン”というニオイの成分が多く含まれており、りんごにはそれを分解するアップルフェノンというポリフェノールがあります。ポリフェノールと言っても、チョコレートやワインなどに含まれているものとは成分が違うので、注意が必要です。また、りんごを食べる時は皮ごとが特に良いでしょう。これは“その後のニオイ”に効きますよ」

・牛乳などの乳製品
「“その後のニオイ”には、牛乳などの乳製品も効きます。こちらは、食前に飲んでおくと効果的。牛乳が胃に膜をはることで、血管内にニオイの成分が入らなくなります。また、ニオイの成分が胃に入ってきた時に包み込んでくれるので、ニオイが抑えられますよ。ニンニクなどのアリシンが含まれる食品はもちろん、アルコールなどのニオイも抑えます。ちなみに牛乳を飲んだ後の口臭が気になる人は、軽くうがいをすると良いでしょう」

・お酢
「“直後のニオイ”に特におすすめです。消臭・殺菌効果があり、ニオイの成分を抑え込みます。ドリンクタイプを飲むか、水で薄めて口をすすぐと良いです」


・緑茶
「緑茶に含まれるカテキンやポリフェノールにニオイ成分を抑える効果があり、即効性もあるので“直後のニオイ”に効きます。紅茶やウーロン茶などにも同じ効果がありますが、特に効果が高いのが特徴です」

──4つの食品が食べられない時にできる対策はありますか?

「唾液を出すのが良いでしょう。よく噛んで食事をすれば、唾液が出る量も増えますよ。また、唾液を出すならガムを噛むのが効果的です」

どれもコンビニなどで簡単に手に入れられる食品だから、覚えておくと便利そう! ニオイの強いものを食べる時はぜひ試して、キレイな息を目指しましょう。

(河島まりあ+どてらい堂)

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