自分を嫌いなのはなぜ? 悩んだ時に考えるべきこと

自分を嫌いなのはなぜ? 悩んだ時に考えるべきこと

取り巻く環境の見方を変える
自分を好きになれない。他人が幸せそうに見える。

そんな思いを抱えている人は多いのではないでしょうか。「自分を好きになる方法」とは、いったいどのようなものなのでしょう。

今回は、「間違いだらけの婚活にサヨナラ!」(主婦と生活社)、「確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術」(アスペクト)など数々の書籍を出版、男女の人生観や恋愛、婚活を鋭い洞察力で分析するライターの仁科友里さんに寄稿していただきました。

■「好きになる」には「好きでない理由」を考える

ライターの仁科友里と申します。

まず「なぜ自分を好きでないか」考えてみましょう。おそらく多くの人が「自分は平凡で、特技の無い人間だから」と答えるのではないでしょうか。

「人より優れていれば、自分を好きになれる」と信じる人は、優れている“証拠”を作ろうとします。SNSのフォロワーを増やすことや、ダイエットに挑戦する人もいるでしょう。努力が実って、フォロワーが増えたり、体重が減れば「がんばった自分はエラい」「自分が好き」と言えるかもしれません。

しかし、「人より優れていれば、自分を好きになれる」というやり方には、限界があります。それは「証拠がなければ、安心できない」ということ。SNSのフォロワーは理由もないのに減ることがありますし、ダイエットもホルモンバランスによる停滞期があります。それは仕方がないことですが、「人より優れていれば、自分を好きになれる」と信じる人は、「やはり、私は取り柄がない」と自信を無くしてしまうのです。努力することで、ますます自分を嫌いになってしまうのです。

■閉じこもると、自分を傷つける

「自分を好きでない」人の特徴のひとつは、「ひとりで過ごす時間が長すぎる」ことだと思います。大勢でないと行動できないというのは大人としてどうかなと思いますが、いつもひとりなのも、健康的ではないと思うのです。

「自分を好きになりたい」「でも、私はダメだ」という気持ちの間でみなさんは常に責めぎあっているでしょうが、ひとりになると、エンドレスに自分について考えてしまいます(「自分を好きになりたい」と考えながら仕事をしている人は、いないはずです)。ひとり時間のお供と言えば、SNSと二次元ですが、これらも「自分を好きになる」ことを阻害しやすいのです。

SNSは「本当の私」というより、「こう見られたい私」ということができます。また、二次元の作品は読者に夢を見せるために存在しますから、ハッピーエンドが基本です。つまり、SNSも二次元も“ウソ”の部分を含んでいるのですが、「自分が好きではない」人ほど真に受けて「それに比べて私は・・・」と落ち込んでしまうのです。特に自分を否定する出来事は起きていないにもかかわらず、ひとりで過ごすことで、自分を延々と傷つけてしまうのです。

■人との会話で自分を見つめる

こういう状況を打破するために、会社の身近な人をたくさんの人と会話をすることをおすすめしたいと思います。「人見知りだし」とか「会社の人と仲良くしたくない」と思う人もいるでしょうが、「会社で友達を作れ」という意味ではないのです。

「自分を好きでない人」は、自分が評価されていないと悩みがちですが、積極的に周囲と会話することによって、周囲がどういう評価基準を持っているのか、しっかり把握しましょう。なぜなら、良い成果をあげるよりも、周囲によく扱われる方が、自分を好きになれるからです。まずあなたが周囲を好きになること。そこから、はじめてほしいと思います。

(仁科友里)
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