におい、かゆみの原因は? デリケートゾーンのお悩み解決方法

におい、かゆみの原因は? デリケートゾーンのお悩み解決方法

皮膚科医がこっそり教えます!
人には言えないデリケートゾーンの悩み。においや、かゆみなどが気になる人も多いのでは? そこで、『噂の女医がこっそり教える女の不調が消える本』(主婦の友社)など多数の著書を出版している、よしき皮膚科クリニック銀座の吉木伸子先生に、デリケートゾーンの正しいケア方法を教えていただきました。
吉木伸子先生

■デリケートゾーンのすっぱいにおいは正常?

−−デリケートゾーンのにおいの原因とは?

「生理がある年齢の女性は、おりものに含まれる乳酸菌がにおいの原因になることが多いです。多少のすっぱいにおいがあるのは正常な状態。特に、暑い時期は汗などの影響でにおいがきつくなることもありますが、気にしすぎないようにしましょう。

それとは異なるにおい、例えば、魚のように生臭いにおいがする場合は要注意。白い塊のおりものやかゆみの症状があるカンジダ、細菌などの感染が疑われるので婦人科を受診してください」(吉木先生)

−−では、デリケートゾーンのかゆみの原因は?

「下着やおりものシート、生理用ナプキンによるかぶれでかゆみを感じている人が多いです。また、ストレスなど精神的な要因がかゆみにつながることもあります。この場合もカンジダなどの感染症も疑われるので、においと併発しているようであれば早めに受診を」

■洗いすぎると、かえって雑菌が付くことも!

−−においやかゆみを抑えるために、できることはありますか?

「デリケートゾーンに直接何かをするというよりは、下着に意識を向けましょう。おりものシートをつけっぱなしにする人もいますが、それは絶対にやめて、通気性の良い綿素材の下着を選びましょう。きついパンツやガードルなども、蒸れてかゆみを引き起こすので、しめつけるものは避けて。生理用ナプキンでかぶれる人は、1〜2時間ごとに頻繁に取り替えて清潔を保ったり、布ナプキンを使ってみたりしても良いでしょう。

また、清潔にしなければとデリケートゾーンを念入りに洗う人が多いのですが、洗いすぎはNG。特に、膣の中まで洗ってしまうと、善玉菌を洗い流してしまい、かえって雑菌が付く恐れがあります。強くこすると陰唇が傷ついてシワっぽくなったり、かゆみを起こしたりするので、トイレの際に強くふきすぎないことも大切です」

−−他にも、20代からできることはありますか?

「年齢を重ねると、外陰部の萎縮により尿もれしやすくなりますが、骨盤底筋が弱ることが原因。座っている時にお尻の穴を閉めるように意識して力を入れましょう。また、スクワットのようにしゃがむ動作を行うのもオススメです」

■アンダーヘアの自己処理で肌を傷つけないように注意

−−アンダーヘアを永久脱毛しても大丈夫なのでしょうか?

「医療脱毛機関で脱毛するのであれば問題はありませんが、エステサロンの場合は信用できる機関なのかよく確認を。また、ワックス脱毛や毛抜きで抜くと、かぶれ、毛穴の化膿などを引き起こしてしまうことがあるので要注意。自分で処理をするなら、シェーバーで剃る程度が安全でしょう。ちなみに、アンダーヘアの処理をしないと雑菌が付くというのは俗説です。処理をすると、肌に傷がついてかえって雑菌がつくので、極力処理はしないほうがよいのです」

正しいケアを行って、デリケートゾーンのトラブルを防ぎましょう!
(野々山幸/TAPE)

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