リラックス時間のお供に ハーブ「セントジョーンズワート」の効果って?

リラックス時間のお供に ハーブ「セントジョーンズワート」の効果って?

ハーブインストラクターに聞いた!
セントジョーンズワートという言葉をご存知ですか。日本ではなかなか聞き慣れない名前かもしれませんが、西洋では古くから使われているハーブの一種で、いろいろな薬草などと一緒にブレンドされて活用されています。

今回は、セントジョーンズワートの効果や摂取方法について、ハーブ専門店「エンハーブ」の、ハーブインストラクターの杉山加代子さんにお話を伺いました。

■セントジョーンズワートって何?

──セントジョーンズワートはどんなハーブですか?

「セントジョーンズワートは、ヨーロッパ原産の多年草で、和名では『セイヨウオトギリソウ』と呼ばれる植物です」

一般的には、ハーブとしてリラックス効果や、不安解消、睡眠に関する悩み、食欲不振、自信喪失など多くの精神的症状の緩和に役立つのではないかと言われています。

■セントジョーンズワートの効果は?

──セントジョーンズワートの効果・効能を教えてください。

「季節の変わり目に気分が沈みがちな時や、不安や心配事で心に疲れを感じた時などに、前向きな気持ちへと導いてくれる働きが期待できます。別名『サンシャインサプリメント』とも呼ばれ、落ち込んだ気持ちに光を差してくれる心のお守りハーブです。また、精神的にリラックスしたり、心がホッとしたりすることで、スムーズな入眠、安眠にも役立ちます。

ヨーロッパでは魔除けの力があり、特に、夏至の日に収穫すると最もはたらきが良くなると信じられていたようです。さまざまな天災や魔女から身を守るために、玄関にセントジョーンズワートの枝を吊るす習慣があったそうですよ」

リラックスタイムのお供には最適なようですね。

■ハーブティーやサプリメントで摂取できる

──どのように摂取する方法がありますか?

「エンハーブではハーブティーのみの取り扱いです。手軽なサプリメントと比べると、淹れるのに少し手間はかかりますが、その分、香りやお茶の色など五感で楽しみながらお飲みいただけると思います。ただ、単体で飲む場合、少し飲みづらさを感じる方もいるかもしれません。そんな時はブレンドでの飲み方もオススメです」

──オススメのブレンドを教えてください!

「セントジョーンズワートに、ジャーマンカモミールとパッションフラワーをプラスしてみてはいかがでしょうか? ハーブティーは複数のハーブをブレンドすることで相乗作用が期待できますし、リラックスの代名詞であるこちらの2種との相性が抜群です。どちらも不安や心配事で沈んだ心に、穏やかに働きかけてくれますよ。口当たりが優しくまろやかな風味になるので飲みやすくなります。日中にホッと安らぎたい時や、眠る前のリラックスタイムに、ぜひくつろいでください」

──セントジョーンズワートを摂取する上での1日の目安量、摂取をオススメできない人はいますか?

「ハーブティーはあくまで食品のため、穏やかに身体に働きかけるので、ハーブのチカラを実感していただくためにも毎日1~3杯を継続的に飲んでいただくことをオススメします。

一部の医薬品との相互作用については注意が必要なハーブなので、薬を服用されている方は、かかりつけのお医者様とご相談の上、飲用していただくようご案内しています」

また、ハーブティーが苦手という人は、サプリメントなら始めやすいかもしれません。ささいなことで落ち込みやすい、気分が上がらない、ポジティブに毎日を過ごしたいと考えている人は、手に取ってみると良いかも。

■オイルには筋肉疲労の緩和効果も!

最近では、セントジョーンズワートのオイルも販売されています。筋肉痛・神経痛の緩和の他、日焼け後のトラブルケアをしてくれたりする効果が期待できます。疲れが気になる箇所のオイルマッサージに使ってリラックスしてみてはいかがでしょうか。

穏やかな気分で日々を過ごしたい時、優しくサポートしてくれそうなセントジョーンズワート。忙しい毎日を過ごす人、毎日を笑顔で過ごしたい人にオススメのハーブです。

(関紋加/ノオト)

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