外国人観光客に人気の築地市場の早朝せり行ってきた!

外国人観光客に人気の築地市場の早朝せり行ってきた!

【コヤナギの切り身vol.1】
生まれも育ちも新潟市、18才から就職のため上京して、そのままずっと東京で働いてるコヤナギユウだよ。

一度ふるさとを離れると新たな発見があったりして、ふるさとがもっと好きになったりするよね。気にしていなかった風景や地元のお祭りが、とってもステキに感じたり。

そういえば日本に遊びに来てる外国人観光客って、日本人観光客とはちょっと違うところへ集まってる。もしかして、日本人が気付いてない魅力を知ってるのでは!

外国に暮らして日本の良さを知るのはちょっと大変だから、外国人観光客のみなさんが集まる人気のスポットへ行ってみたよ! まずは東京の台所・築地市場の「マグロ卸売場」へ!

卸売場の「せり」の見学受付は朝5時から。

この早さにもビックリだけど、大人気で定員の120名を越えることも多々あるらしい。近くに借りたホテルから、朝4時30分に到着するとすでに長蛇の列。しかも外国人ばっかり! 聞こえて来るのは英語や……何? フランス? ドイツ? いったい何語? というか日本人、わたししかいない!

無事受付を済ませ、せりの開始まで待機。夜明け前の築地市場は、真冬の格好なのに屋内でも凍える寒さ! わたしはポケットの中のカイロをギューッと握りしめているけれど、外国人の方たちは、コート脱いで、床に寝転びリラックスして談笑してる。男女で体感温度は違うらしいし、白人は黄色人種とでも体感温度が3℃くらい違うって聞いたことがあるけど……きっと本当だ。でも3℃で済むだろうか。
係員さんの誘導のもと、いよいよせりの会場へ。冷えて張り詰めた空気の中、独特の緊張感が走る。見学用のロープからお仕事の邪魔にならないよう、わたしもグッと気持ちを引き締めた。(撮影OKだけどフラッシュはNGだから気を付けて)

小さな台の上におじさんが立ち、カランカランカランとベルを鳴らす。帽子を脱いでペコリと頭を下げた。素早く帽子をかぶり直すと、中腰になって左手のメモを見ながら右手を挙げる。

「〜〜〜〜〜〜〜!」

何を言っているのか全然わからない。日本語なの? 独特の抑揚の付いたその「メロディ」は、どこか心地良い。とっても通る声で、「せり」が行なわれている。駆け引きの声は間の手みたい。どんどん商談が決まっていく。不思議……おもしろい!
せりが終わって市場を出ると、隅田川から朝日が見えた。冬の張りつめた空気が心地良い。築地は東京の台所と言われるけれど、まるで外国へ旅行に行ったみたいだったよ。
<スポット情報>
築地市場
東京都中央区築地5-2-1
TEL:03-3547-8013
営業時間 9:00〜15:00
日曜日休業・その他水曜日を中心に臨時休業など不定休
(詳しくは下記をご確認ください)
<プロフィール>
コヤナギユウ
デザイナー/イラストレーター/エディター。(株)yours-store代表取締役。東京ナイロンガールズ編集長。1977年生まれ。新潟県出身。好奇心旺盛で天真爛漫な性格から、旅先の風景や出会った人の見せる素が魅力的な写真に、言葉やイラストを載せた絵日記風のブログが大人気。

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