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独身アラサー女子も他人事じゃない⁉ 妊活のリアル【座談会】

独身アラサー女子も他人事じゃない⁉ 妊活のリアル【座談会】

不妊や妊活って「まだまだ先のこと」と思っていませんか? しかし実際、アラサー世代でも不妊に悩んでいる人は多くいます。「結婚したらすぐにできると思っていたのに、なかなかできない……」というケースも少なくないよう。「不妊も妊活も、自分にはまだ関係ない話」と思っている人も、意外と他人事ではないかもしれません。

そこで今回は、妊活を経て妊娠・出産を経験した先輩女子をお招きし、妊活座談会を開催! 妊活って実際どうなの⁉ 気になるお金のことや検査のこと、妊活のホントについて語ってもらいました。

■集まったのはこんな先輩たち!

Aさん(38歳)
2016年12月に結婚。結婚したら当たり前にできると思っていた子どもがなかなかできず、不妊治療専門のクリニックに通い始める。検査で妊娠しにくい身体であることを知り、すぐに体外受精を決め、その後妊娠。2018年11月に第一子を出産。

Bさん(37歳)
2017年、35歳の時に結婚し、すぐに妊活開始。自分たちだけではなかなか子どもができず、クリニックに通いながら、薬をうまく使うことで自然妊娠に成功。2018年12月に第一子を出産。

筆者(38歳)
一児の母。二人目を絶賛妊活中。とはいえ、クリニックなどに行くのは怖さもあって、自力での自然妊娠を希望。ネットで色々な噂を見て、「もう妊娠できないのでは……?」と不安になっている。

■クリニックに通い始めたきっかけは?

筆者:早速お2人の妊活経験からうかがいたいです。私には未知のことばかりで……。最初、クリニックに行くことに抵抗はありませんでしたか?

Aさん:私は結婚が37歳と遅かったのですが、結婚したら子どもはできるものだと思い込んでいて。でも、1年くらい経ってもできなくて、子どもがとても欲しかったので、妊活専門のクリニックに通い始めました。

Bさん:私も普通に妊娠できると思っていたので、まずはタイミングを自分ではかりながら自然妊娠にチャレンジしていたんですね。でも半年くらい経ってもできなかったのでクリニックに行き始め、まずは原因を探すための検査をしてもらいました。

筆者:私がクリニック行くのをためらっているのは、検査が怖いというのもあります。具体的にはどんな検査をしたんですか?

Aさん:まずは、自分の生理周期に合わせたホルモン数値をはかる検査。排卵されているか確認するエコー検査に、血液で卵巣年齢をはかる検査。卵管が詰まっていないかどうかを確認する、卵管造影検査。最終的には子宮内膜症の懸念もあったので、MRI検査もしました。

Bさん:私も似たような感じでしたね。でもクリニックによって検査内容は若干違ってきます。

筆者:そんなに色々な検査があるんですね……私だったらそこでくじけそう。

■やっぱり大変⁉ お金っていくらかかるの?

筆者:実際に妊娠するまでにはどんな苦労があったのでしょうか。

Aさん:私は検査で、卵子にチョコレートのう胞(子宮内膜症)ができていて、妊娠の確率が普通の人の10分の1、かつ卵子の残りの数も少なく良くないと言われてダブルパンチでした。自然妊娠を望んでも、ほとんど妊娠できないし、人工授精もあまり効果がないと言われて。

結局、最短距離の治療法がいいんじゃないかと体外受精を選びました。精子を女性の体の卵子近くまで届ける人工受精と比べて、体外受精は卵子を取り出して直接精子をかけたり受精させたりする分、確率が上がるんです。

Bさん:私は精子の活動状況や卵子に異常は見つからなかったのですが、卵胞に良性のポリープが見つかって。もしかしたらこれが原因かもしれないということで、切除手術をしました。

ただ、その後3か月経っても妊娠せず、計っていた基礎体温から、排卵後の高温期が安定していないことを見つけて、高温期を安定させる薬を処方してもらったんです。それから数か月で自然妊娠したのですが、随分ヤキモキしましたね。

■通院しながら、仕事は続けられる?

筆者:お2人とも検査したからこそ、身体の不調に気づけたんですね。そこで気になるのが通院の頻度なのですが、実際はどうでしたか?

Aさん:私は、もともと会社の同僚には妊活のことを話していなかったのですが、まずは上司に事情を話して休みを取りやすくしました。ただ、結局体外受精を選んで、卵子を育てる薬を毎日打ったり、クリニックから突然「来て欲しい」と言われることもあったりで、さすがに働きながら続けるのが大変になり、会社を辞めることにしたんです。

Bさん:私は毎日、ということはなかったですが、月に1回のタイミングでしかできない検査もあり、やっぱりお休みを調整するのが大変でしたね。お医者さんから「明日来てね」と言われることもあって。急に午後休を取ったり、1日休んだりして、周りは不思議に思っていたと思います。結局、上司には話をしました。

筆者:ただでさえ検査などで大変なのに、会社にも気を遣わないといけなくて、みなさん本当にすごいです。そして、それだけ検査をして通って、となると費用もかなりかかりますよね。

Aさん:私は体外受精の一番確率が高いと言われている方法を選んだので、検査を含めて全部で100万円くらいかかりました。体外受精の回数を重ねていれば、1回50~60万円くらいが追加でかかっていたと思います。

Bさん:私は検査と薬の処方で、トータル10万円くらいです。

筆者:やっぱりかかりますね……。費用面を考えても、妊娠したくてもできない方はまず検査をしてもらい、早めの段階で妊娠できるのが一番ですね。

■アラサー女子へのメッセージ

筆者:最後に、将来的に妊娠を希望している方へのメッセージをお願いします。

Aさん:やっぱり妊娠を考えるなら、30代前半までがベストだと思います。子どもを産めるリミットは確実にありますし、実は20代後半が身体的にもピークだということを知り、私はもっと早く考えておけばよかったと後悔しました。

30代で子どもが欲しいと思っている方には、まず自分の身体のことを知ってほしいですね。クリニックに行って検査をしてみるのもおすすめです。

Bさん:私もまずは、知識として妊娠や女性の身体のことを知っておくことが大切だと思います。クリニックに行って、年齢とともに卵子も減るし、質も低下するなんて初歩的なことも知らなかった自分に愕然としたからです。

筆者:私も自分の無知を改めて感じました。妊活について、これから真剣に考えたいと思います。今日はありがとうございました。


妊娠の仕組みは知っていても、年齢とともに変化する自分の身体のことは意外と知らないもの。今回、お2人のお話を聞いて、改めて、早めの妊活が大事だと痛感しました。

将来的に妊娠を希望されている方は、まずは女性の体に関する知識や最寄りのクリニックの情報を調べてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

(加藤晶子+アリシー編集部)

written by

加藤晶子
加藤晶子
渋谷区在住のワーママライター。夫はミャンマーにいるため4歳の娘のワンオペ育児中。「自分らしい働き方・生き方」に興味をもち、自身も銀行員⇒会社員⇒契約社員⇒NPO団体職員⇒フリーランスと働き方を模索してきた。キャリアコンサルタントとして、悩める女性の相談に日々のっている。
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