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20代前半の服に突然の違和感!今までの服が似合わなくなったらどうする?

20代前半の服に突然の違和感!今までの服が似合わなくなったらどうする?

20代前半のころから着ているお気に入りの服。アラサーとなった今、改めて袖を通すとなんだか服が浮いて見えるような……? 

こうした違和感の理由や、本当に自分らしいスタイリングを見つける方法を、ヘア・メイク・ファッションのトータルスタイルプロデュースを手がける、シンデレラプランニングの三村愛さんに聞きました。

■違和感の正体は、内面と外見の不一致

──数年前に買った服を着ると違和感がある。こんな悩みを持つ人は多いのでしょうか?

「非常に多いです。25歳ごろを過ぎると徐々に自覚し始め、30歳を過ぎるとより『似合わなさ』が明確になっていく人が多いようです。色ものが似合わない、脚を出せなくなった、かわいい柄が合わなくなったなど、さまざまな悩みが出てきますね」

──この違和感の原因は何ですか?

「自分が持っている内面の性質と外見が調和していないためです。私たちが提供する診断では、『似合う=内面と外見の調和』と定義しています。

これまでの服が合わなくなるのは、2パターンが考えられます。一つは、もともと好んでいた柄などが20代半ば~30代になって合わなくなる方。基本的にその人が生まれ持った似合うものは一貫しているのですが、『どう似合うか』は年齢と共に内面・外見が変化すると変わります。

もう一つは、見た目はそんなにおかしくないはずなのに、『私、この年でこんな格好していて良いのかな』と、『年相応』を意識しすぎて心理的に着られなくなるケースです。このような方は洋服を選ぶ指標が世間なんです。本当は自分に合っていないのに、世の中が良いと言っているものを追いかけ続け、年を重ねた時に違和感が出てくるのです」

──自分に本当に合っているファッションが分析できていないのですね。

「そうですね。自分がどんな軸を持っているのかがはっきりしないので、迷ってしまうんです。例えば、花柄は20歳で似合わない人もいれば、50歳になっても上手に取り入れられる人もいます。自分自身に合っていれば、どんな服も年相応に品良く見えるんですよ」

■手がかりは自身にある! 自分らしいスタイルを見つけるヒント

自分の軸や、自分に本当に似合う服は、どうやって見つけたら良いのでしょうか。すぐに実践できるおすすめの方法を教えてもらいました。

1) 人間観察をする

街ゆく人のファッションを見て、「素敵だな」「違和感があるな」と感じた時、その人のどんな部分が良くて、どの要素に違和感があるのか、考えてみましょう。

自分の性質を知るには、自分を客観視することが必要ですが、自分を知ろうと思ったら、まずは人のことを見てみてください。人を客観視すると、「自分はどうかな」と自身を冷静な目で見ることができます。

2) 定期的にパーソナルカラーをチェック

パーソナルカラー診断を受けてみるのも手です。今は2,000~3,000円ほどで実施しているところもあり、手軽に受けられます。パーソナルカラーは生活習慣に影響され、実は2年に1回は変わると言われており、定期的にチェックすると良いでしょう。

3) これまでの服の共通点を探す

上に挙げた「色」は大事な要素ですが、似合う色でも柄・形・素材が合わなければ違和感が生じるため、素材感にも着目しましょう。

自分に合う素材を探すには、まず手持ちの服を並べてみるのが良いそう。買ったけど着なかった形や素材、逆に気に入っていていつも買ってしまう柄などを並べ、共通点を探してみると、自分に合う・合わない傾向が見えてきます。

4)顔写真を洋服にあてる

自分の顔写真を切り取ってさまざまなコーディネートイメージに合わせると「合う・合わない」をより客観視できます。ファッション誌の写真などで試してみてください。自分ではわからないという方は、家族や親友など率直な意見をくれる人と一緒にやってみるのも◎。

■合わない服でも、コーディネート次第でまた着られるかも

これまでの服が似合わない原因や、新しいスタイルを探求する方法がわかると、今まで着ていた服を処分して総入れ替えしたくなります。でも、もう合わないと思っていた服も、工夫を加えればまた着られるようになることもあるのだそう。

こちらは筆者が20代前半に買って、28歳になった今着にくくなったなぁ、と感じているワンピース。今の自分にはちょっとかわいすぎる印象ですが、気に入っているので捨てるのは忍びないと葛藤中。

「年齢を考えると、あまり『かわいい』に寄せすぎないようにした方が良いですね。このワンピース1枚だけで着るのではなく、パールのネックレスをつける、ネイビーのバッグを提げるなど、年相応な『品』を足すと着られる可能性は十分にあります」

「みなさん忘れがちなのですが、やはり小物の存在は大きいです。服単体で着られないからと諦めず、色々と組み合わせ、カスタマイズしてみてください。今日私が身に着けているアクセサリーは重厚感があるので、シャツやノースリーブなど軽めの服を着る時に重さを足せます」

■個性美を探求すれば、誰でも美しく品のある人になれる

──洋服に悩んでいる読者にメッセージをお願いします。

「私は昔、男ウケを求めてモテ系ファッションをしていました。外見を世間が言う『モテ』に寄せることはできても、本当の内面はワイルドで強い性質なので、そのミスマッチに疲れてしまいました。そんな時、自分らしいスタイルを見つけ、周りから『すごく自然になったね』と褒めてもらえたんです。

今までの世の中は画一的な『きれい』を美としてきましたが、同じファッションだと一番かわいくてきれいな人が一人勝ちします。しかし自分の美しさを探求すると、顔がきれいかどうかではない、その人らしい美しさで勝負できます。年を重ねても、今の自分の魅力がわかっていれば、若さだけでは表現できない美しさが出せます。その人がその人として輝いている状態が、一番美しいのです」


なんだか今までの服が合わないなと思ったら、それは自分の内面と向き合うチャンスなのかも。自分らしさをとことん掘り下げ、今の自分が一番ハッピーになれるスタイルを発見してみてくださいね。


(五十嵐綾子+ノオト)