メディア個別 5,000円で満腹! 羽根付き餃子発祥の地・蒲田で名店餃子を食べ歩いてみた | アリシー

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5,000円で満腹! 羽根付き餃子発祥の地・蒲田で名店餃子を食べ歩いてみた
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5,000円で満腹! 羽根付き餃子発祥の地・蒲田で名店餃子を食べ歩いてみた

こんにちは。ライターの大木亜希子です。

実は私、バラエティ番組の企画「餃子マニア選手権」で、準優勝した経験があるほど無類の餃子好き。餃子を焼く音や、わずかな匂いだけで全国各地のどの店の餃子なのか当てる、超難問クイズに挑戦しました(笑)。

そんな私にアリシー編集部から「5,000円で思う存分、餃子が食べられる店舗を特集してほしい」との依頼が! まさにコレは私のための企画。

ということで、真っ先にご紹介したい! と思ったのは東京・大田区の蒲田エリア。「羽根付き餃子発祥の地」として有名ですが、一口に羽根付き餃子と言っても店舗ごとに味が異なっていて、食べ比べるのが楽しいんです。しかも、価格がとにかく安い(ほぼ300円台)! 名店が徒歩圏内にあるため食べ歩きにも持ってこい!

今回は、「羽根付き餃子御三家」と呼ばれるオススメの老舗店3軒をご紹介します。

■蒲田に来たら訪問マスト! 「你好(ニイハオ)」

1店舗目は、元祖羽根付き餃子店として知られる「你好(ニイハオ)」本店へ。

店主の八木功さんが、笑顔で出迎えてくださいました。

創業35年を迎える同店は、正真正銘、羽根付き餃子発祥のお店。この店なくして「蒲田の餃子」は語ることができません。

中国残留孤児として、苦労の絶えない人生を歩んできた八木さんが日本に戻ってきたのは45歳のころ。そこから日本語を学び、調理学校へ通い、49歳でお店をオープンさせたんだとか。

日本人好みの餃子を研究するうち、ある日ふと「餃子を焼く時、フライパンに溶いた小麦粉を注いでみよう」と思い立ち、羽根付き焼餃子を生みだしたそう。

ニイハオは、現在都内に10店舗を構えていますが、すべての店舗で使用される餃子餡の調合は八木さんがお一人で行っているのだとか! 80歳を迎える今でも調理場へ立ち、数十Kgの小麦粉を使って餡を作る光景はとにかくかっこいいの一言!

今回は、羽根付き焼餃子5個(324円・税込)に、茹で餃子5個(324円・税込)、さらに青島ビール(540円・税込)をオーダー! これだけ食べても1,188円ですよ。安すぎません……?

餃子の中身は白菜が入っていますが、季節によって甘みが異なるため、今の時期(※9〜10月ころ)は芯の部分だけ使い、キャベツがミックスされています。12月ころになると、白菜の甘みが増すため白菜だけを使うそうです。

豚バラ肉はブロックのまま仕入れてお店で挽き、自家製豚骨スープを加えて味を馴染ませ、一晩寝かせて餡を作ります。そのため臭みが一切なく、野菜の甘みたっぷり! そっと箸で羽根を割ると肉汁があふれて、ジューシーさはもはや罪なレベルです。

あまりの安さに、小籠包(324円・税込)も頼んじゃいました! 小籠包の皮は、焼餃子とはまた違ったモチモチ感があり、こちらも無限に食べられそう。

■繊細な羽根が美しい! 「歓迎(ホアンヨン)」

続いてやってきたのは、歓迎(ホアンヨン)」。

羽根つき焼き餃子(300円・税込)は、ご覧の通りツヤツヤとした表面。飴色の焦げ目が美しく、羽根は薄いレース編みのようです。

羽根がデカイ! 

小皿に取り分け眺めてみても、1個の羽根がiPhone6sと変わらない……。

思い切ってかぶりつくと、香ばしい香りが食欲を刺激します。餡には、ニラと白菜を使用。噛んだ瞬間にジュワジュワと肉汁が溢れ出るのは、肉の旨味をコラーゲン状にしたゼリーを野菜に混ぜて焼いているから。

しかも、食べる人の栄養摂取を考えて「切り干し大根」を入れているんですよ。味はほとんどしないけど、食物繊維はたっぷり……ってなにその優しさ……(涙)。

モチモチのエビ入り水餃子(500円・税込)の断面も、ご覧の通り色鮮やか。皮も当然手作りです。前日から作り置きは一切せず、その日に工場で作った新鮮な皮だけを使うのだそう。

ちなみに、メニューに掲載されていない「無料裏メニュー」であるニンニクのタレも存在します。このタレで味変するとコクが増し、違った味が楽しめますよ。

■ビッグサイズでボリューム満点! 「春香園(しゅんこうえん)」

3店舗目は「春香園」。

まずは喉が乾いたので、「梅ちゃんサワー」(518円・税込)を注文。桃の風味豊かなピーチリキュールを梅のハイサワーで割ったドリンクです。ここ以外にも、蒲田エリアのいくつかの飲食店で飲むことができるそうですよ。甘すぎず爽やかな喉越しは、餃子との相性もぴったりです。

こちらが一番人気の焼き餃子(346円・税込)。お、大きい……! の一言に尽きます。

それもそのはず、焼餃子1個に対し、餡が48〜50gほど包まれているんだそうです。餡には自家製豚骨スープが混ぜられていて、一口食べると肉汁が口の中に広がります。

店主の八木誠さんにオススメの食べ方を聞いたところ「味は付いているので、そのままでもおいしく食べられます。最近では酢と胡椒で食べる方が多いですよ」とのこと。

アドバイスの通りいただいてみると、たしかに醤油なしでも肉の旨味が感じられて、とんでもなくジューシーです。

肉のボリューム感がしっかり感じられるけど、野菜のさっぱりした食感と混ざり合うことで油っこくなくて、女性でも1皿ペロッと食べられちゃいます。

海老入り焼餃子(540円・税込)は、笑っちゃうほど海老がたくさん入っているし……

高級食材を使ったナマコ入り蒸し餃子(810円・税込)は、干しナマコがゴロッと1個につき1〜2片入っています。フカヒレのような食感なので、リッチな気分を味わいたい方に食べてほしい一品!

■これだけ飲んで食べたのに……

気が付けば、アリシー編集部から軍資金として与えられた上限5,000円を下回る、4,526円(税込)で、今回の旅は終わりました。

本当に、激安すぎてびっくりでしょ? ご紹介した3軒は、蒲田の中でもトップクラスの人気を誇る餃子店なので、行列ができることも。でも並んででも食べる価値は絶対アリ! 餃子マニアの私も太鼓判を押します! 

都心からのアクセスも便利な蒲田。グルメな休日を過ごしたい時は、餃子食べ歩きの旅に出てみてはいかが?

(大木亜希子+ノオト)