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どうやったらお金は貯まる? 節約のポイントをフィナンシャルカウンセラーに聞いてみた

どうやったらお金は貯まる? 節約のポイントをフィナンシャルカウンセラーに聞いてみた

お金って不思議ですよね。だって、そんなに使っているつもりはなくても、なぜかすぐになくなってしまって、全然貯まらないんですもの。貯金がない! やばい! と思って時々節約してはみても、その反動でパーっと使ってしまう……なんてこともありますよね。

今回は自身の借金500万円を返済した経験から、現在はフィナンシャルカウンセラーとしても活躍している西村優里さんに、どうやったら貯蓄・節約できるのか、そしてそれを継続できるのかを伺いました。

■なんでお金は貯まらない?

──本日はよろしくお願いします! 節約方法の前に聞きたいことがあるのですが、毎日贅沢な暮らしをしているわけでもないのにお金が全然貯まらないのはなぜなんでしょうか?

「お金を使っちゃって貯まらないという方は、多分、使い方の順番に問題があるのかなと思います」

──使い方の順番?

「多くの人は、給料が入ったらとりあえず欲しいものや使いたいものにお金を払って、残ったら貯金するというスタイルですが、これは完全に逆です。収入から貯蓄を先に引いて、残ったお金で物を買う。収入が多い人でも、少ない人でも関係なく、この順番で収支を管理するのが大前提ですね」

──収入から先に貯蓄を引くやり方は、どんなメリットがあるのでしょうか。

「このスタイルが習慣化すると、がんばって節約するのではなく自然とお金が貯まっている、という感覚になります。いつの間にか貯まっているのを確認できると『自分でもできるんだ』と自信がつき、小さな成功体験から『もっとがんばってみようかな』とお金の勉強をしたり、生活費をもう一度見直したりと意識が前向きに変わってきます」

──それは大きなメリットですね。他にはどんなことに気を付けたら良いでしょうか。

「家賃や水道、光熱費、通信費、保険料などの固定費、それから食費や交際費、交通費などの流動費について、だいたい毎月いくらお金を使っているかを把握しておくことが大切です」

「私がお客様に相談を受ける時には、必ず事前にこの紙を書いてもらっていますね。収入、支出など、月間の平均を書いてもらいます」

──数字になるとすごく現状がわかりやすくなりますね。

「数字で見えると趣味に使いすぎ、交際費が高い、というのが痛いほど良くわかるようになるので、自分で減らそうという気持ちになりやすいんです」

■細かい金額でも忘れずに記録しよう!

──クレジットカードやおサイフケータイなど、最近は電子決済が普及していますよね。それで知らず知らずに使い過ぎちゃって、あとから高額な請求が来てびっくりすることがあります。これも対策はあるんでしょうか?

「カード決済したらその分は使わないように、現金を別に分けておいたほうが良いですね。別の口座に入れておくとか。家計簿には、クレジットカードの利用欄みたいなものがあるので、そこに記録しておきましょう」

──クレジットカードの場合は、まだカード会社からの明細を見て納得できるのですが、ついついコンビニなどで細かな出費が多発する場合もあるのですが、これもやはり記録が大事なのでしょうか。

「そうですね。女性は特に小物や化粧品などの雑費が多くなりがちなので、不明金も出てしまいがちです。大きな出費は覚えているものですが、数百円単位だとすぐ忘れてしまうもの。毎日いくら使ったのか、財布の残高と支出が合っているかを確認するなどして、できるだけすぐに記録したほうが良いですね」

■お金が貯まる仕組みをつくろう

──普段はささやかに暮らしていても、やっぱり時々は旅行とか行きたいんですよね。潤いもほしいけど貯金もしたい……。それは両立できるんでしょうか?

「できますよ。友だちとの豪華なご飯なら、あらかじめ交際費として1万円などと決めて、そのお金を取っておく。旅行は金額が高いですが、月に何万円と決めて旅行積立をしておくんです。そうするとボーナス一括払いにならないので、ボーナス分は貯金できますよね」

──なるほど! ただ、ついつい積み立てた貯金から使ってしまうことが心配です。でも定期預金とかだと手続きが大変そう……。

「今は定期預金ではなくて、自動で指定した金額を引き落としてくれる銀行のサービスもありますよ。そういうものを使わなくても、給料日にお金を下ろすついでに使ってない口座に貯金を先に振り込むなど、仕組み化しておくのが大事なんです」

──自分で何も考えなくても、お金が貯められていくシステムや習慣を作るんですね。

「そうです。お金が貯まらないのは当たり前だと思考停止してしまうと、できるものもできなくなってしまいます。お金や貯金に対して諦めずに情報収集するっていうのも、貯金ができようになるためのポイントと言えると思います」


お金が全てじゃないけれど、やっぱり生活をしていくためにはある程度の貯蓄はないと心配です。でも、小さなころから不況と言われる時代の中で育ってきた世代のいもむし女子たちは、もしかすると「お金がない」のが普通と感じてしまっているかもしれません。

少しの工夫と、自分のお金の流れを知ることで、前に進むこともできるはず! 今回紹介したことを試してみて、「お金がない」の口ぐせを卒業しませんか?

(きたざわあいこ+ノオト)