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キャリアの転機、どう乗り切る? フリーウェディングプランナー(29歳)のケース
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キャリアの転機、どう乗り切る? フリーウェディングプランナー(29歳)のケース

30歳を目前に、プライベートやキャリアの転機を迎える方も多い模様。キャリアコンサルタントでもある筆者・加藤晶子が、仕事もプライベートも一緒に考えます! 今回のご相談者も結婚が決まったばかりで、会社を退職し、まさに心機一転というタイミングの方。大きな変化があったからこそ抱えている不安や悩みを聞いてみました。

■今回のご相談者はこの方

なるみさん(29歳)
フリーランスのウェディングプランナー。今までウェディングの会社に2社勤めた後独立。つい最近まで、並行して婚活支援の会社に正社員として勤務していた。結婚が決まり、ライフスタイルが一変するため、会社を退職。フリーのウェディングプランナーに加え、もう一つの仕事の柱を探している。

■結婚&退職、転機の訪れが次のチャンス

筆者:30歳を目前に、恋愛やキャリアについて、何か心境の変化はありましたか?

なるみさん:そうですね。正直、彼氏はずっとほしいと思っていましたが、結婚はしてもしなくてもいいし、いい人ができたらいつでもしたいと思っていました。私にとって結婚は、生涯一緒にいる人とすると思っているので、妥協はしたくないし、妥協するなら結婚しなくていいと割り切っていましたね。そう思っていた矢先に、今の彼と仕事を通じて出会い、付き合うこととなり、すぐに結婚することも決まったんです。

筆者:恋愛観については、すごく軸がシッカリしていますね! すぐに結婚が決まったとのことですが、「この人でいいのだろうか?」という不安はなかったのでしょうか。

なるみさん:付き合う前に初めてゆっくり話した時に、「この人だ!」と思ったので、そこに不安はありませんでした。ただ、いざ婚約するという段階になって、実は、「本当に結婚が決まる」という覚悟を迫られるような瞬間を味わい、結婚ということの大きさを痛感しました。

筆者:その感覚はとても分かります。結婚のように大きな変化の時って、幸せな反面、飛び込む勇気が必要なので、少し怖さも感じるんですよね。
仕事については、いかがでしょうか。

なるみさん:仕事については、最初は楽しそうと思って婚活支援を始めてみたものの、お相手とのマッチングがメインのお仕事で、踏み込んだアドバイスをしたいと思っても、求められてないという環境だったので、違和感がありました。辞めたかったのですが、生活のこともあってすぐには決断できなかったんです。だけど最後は彼の「辞めていいよ」の一言で辞めることを決められました。

筆者:30歳前後って、転機が訪れることが多く、色々な決断を迫られる時でもありますよね。なるみさんは恋愛も仕事も、悩みながらも自分の直感にしたがって決断できていると思います。

■独立して新しい世界へのチャレンジへ

筆者:独立してウェディングプランナー以外の新しいことにもチャレンジしたいという気持ちは、いつ芽生えたのですか?

なるみさん:実は会社員の時は、そんなに強く思ってなかったんです。今付き合っている彼と年末から海外に長期旅行で行くということになって、必然的に会社を辞めることになり、初めて真剣に考え始めました。とはいえ、日本にも毎月戻ってくるので、日本でも仕事の柱がほしいと思っています。

筆者加藤:そうなんですね! そうすると、本当に最近考え始めたということですよね。具体的には、自分のやりたいことをどう見つけていこうとされていますか?

なるみさん:今は、恋愛系のアドバイスをするようなお仕事を考えているんです。自分の友達に全然彼女がいたことのない男友達がいるんですけど、まずはその人に少しアドバイスをしてみたり。

意外と女性から男性に恋愛のアドバイスをしている人っていないんですよ。でも、1人お仕事としている方を見つけて、その方にコンタクトとってお話を聞いてみて……、そんな感じで進めています。ただ、その方に言われたことは、仕事にできるということと、ビジネスとして成り立つかどうかは別の話ということです。

筆者:確かに、ビジネスとなると、途端に難しく感じると思います。なるみさんは、今までウェディングや婚活という市場に触れてきて、経験を活かせる恋愛相談をしようと思っているんですよね。

なるみさん:そうですね。婚活支援をやっていた時に、仕事では優秀で稼いでいるけど、デートに行ったら全然うまくいかないような方をたくさん見てきて……。ちょっと身なりを整えたり言葉遣いを変えたりするだけでももっとうまくいくのに、と思う方が多かったんです。だから私は、少し意識をしたら恋愛がうまくいきそうな方々に、アプローチしたらいいんじゃないかって思いました。

筆者:今までの経験で感じた課題から、次の道を探されているんですね。それもとても良い視点ですが、ここで、一つ新しい視点を入れていただければと思っています。

今までの経験を活かすとしても、可能性は他にもたくさんあると思うんですね。私から見ると、なるみさんは実は人への興味が強いというより、好奇心旺盛なので色々な人と接するのが好きという印象です。相談業もよいのですが、たとえば、営業で人の心に入り込むコミュニケーション術をセミナーで教えるなど、他の強みを活かす方向も考えてみたらいいのではと思っています。

なるみさん:そうなんですね! 人に興味があると思っていましたが、確かに言われてみると、新しいことを知りたいという好奇心で、人と会話していたような気がします。発見です!

筆者:今は時間もあると思うので、一度ご自身を深く見つめてみて、他の選択肢と照らし合わせて、本当にやりたいことを見極めると良いと思います。

なるみさん:「自分はこういう人だ」 と思っていても、客観的に見た私の違う側面を晶子さんから聞いて、すごく参考になりました。なんとなく自分の好きなことはわかっているつもりなんですけど、「本当にそれが仕事として活きるのか?」とか「他にもできることあるんじゃないか?」とか、迷うこともあります。その可能性を第三者的視点でいただけて、がんばっていきたいな、という気持ちになりました!


なるみさんは直感的に行動するタイプなので、新しいことにはあまり不安をもたずに飛び込めるところがとっても素敵でした。その分、考えるよりもまず行動してしまうので、一度ゆっくり自分と向き合って、本当にやりたいことを見つけていくことをお勧めします。

飛び込んだ先の理想のイメージを持てているとさらにチャレンジがうまくいくと思いました。30歳目前で、なるみさんのように人生の岐路に立たされる方は多いです。そんなときは、少し立ち止まり、今のことだけを考えず、数年後を見据えて視野を広げて考えてみるといいかもしれません。

(加藤晶子+アリシー編集部)