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8月8日は親孝行の日。実家に帰って親と対談してみた

8月8日は親孝行の日。実家に帰って親と対談してみた

8月8日は親孝行の日。由来は、「88」が「ハハ」や「パパ」と読めることからで、1989年に親孝行全国推進運動協会が記念日として制定しました。

みなさん、実家に帰っていますか? 親孝行していますか? 筆者の故郷は岡山県の田舎町。1年ほど帰っていなかったのですが、先日の水害などもあり、実家には大きな被害がなかったといえ、やはり家族のことが心配になっていました。

そこで「親孝行の日」の力を借りて実家に帰り、親と数日過ごしてみることにしました。今回登場するのは母親です。

■でも親孝行って何したら良いんだろう……

いざ親孝行をと考えた時、何をするのが適切なのか悩みました。プレゼントが良いのか旅行が良いのか……。でも、どれもしっくりきません。そこで選んだのが気軽な「観光地のお散歩」。大人になると、親と出かける機会って減りますよね。近場ではありますが、岡山県の観光名所の倉敷美観地区に出かけてみることにしました。

その日はとても晴れていて観光日和!

岡山といえばデニムが有名な土地。デニムを模して青に着色された、おいしくなさそうな見た目の(笑)デニムまんを二人で半分こして、わいわい言いながら食べました。

その後、街並みを楽しみながらお散歩し、途中に白鳥を見つけて大盛り上がり。

家ではこんなにはしゃぐことはないのですが、観光などで外に出ると、体験の共有ができて話が弾むかもと感じました。道中の車内では、お互いの仕事の話などをゆっくりとできて良かったです。

ちなみに、近所に住む弟も来てくれました。一緒に写真を撮るのは20年ぶりくらいかも! みんなのランチをご馳走してくれた弟は、サラッと親孝行者でした……。

■母と娘、それぞれに何を思うのか。一問一答!

親子といえど、考えていることは言葉にしないと伝わりません。ちょっと恥ずかしいけれど、二人の思いを一問一答形式で答えてみました。

【質問1.今まででいちばん腹の立ったできごとは何ですか?】

母:すごい質問(笑)。あなたが19歳の頃、夜遊びをしていた時かな。
筆者:私もそれをいちばんに思い出した! 着信履歴が全部「お母さん」で埋まっていて。私、悪いこと絶対にしないのに、信用がないなーと思って電話取らなかったんだけど(笑)。
母:車の免許を取って1年くらいの19歳の頃って、事故が多い時期なんだって。私の身近な人でも、19歳の頃に同級生の車に乗って、事故で亡くなった子がいたから余計に心配で心配で。
筆者:そうだったんだ……。
母:でも懲りずに何度もやられたので、こちらも免疫ができました(笑)。
筆者:そうとは知らず、ごめんなさい。

【質問2.いちばんうれしかったできごとは?】

筆者:私は東京に頼れる人がいなかった時代、とてもつらいことがあって家に電話をしてしまったんだけど、お母さんが「今から行く」って言ってくれた時かな。おそらく仕事もあるからとんぼ帰りになるのに、そこまで言ってくれたのがうれしかった。なんてつまらないことで悩んでいたんだろうって思い直して、そのあとすぐに電話して、「やっぱり大丈夫だから」って止めたけど。いろいろうれしかったことはあるんだけど、このできごとはありがたいと思ったし、その後も、自分はひとりじゃないからって頑張れたのかも。
母:ふーん。
筆者:反応薄い(笑)。
母:東京に出て最初の会社に就職した時、初めて携わった全国誌にあなたの名前が出ているのを見た時はうれしかったよ。
筆者:ありがとう。運が良かったんだと思うよ。
母:でもすごい。きちんと自立して、東京で仕事できてるから。
筆者:またクレジット入りの本が出せるように頑張ります。自分が著者の本が出せたらいちばん良いんだけど、先が長いなあ。

【質問3.親孝行とは何だと思いますか?】

母:心も体も元気でいるのがいちばんの親孝行じゃないかな。そして、自分のやりたいことを一生懸命すること。将来の目標もなく、ぼーっと生きているよりは、しんどくても目標に向かって頑張れる環境にいることだと思う。
筆者:私は、自立をして迷惑をかけないことかな(笑)。何か家族の助けができれば良いんだけど、何ができるのかよくわからなくて、今回も何もできなかった……。
母:うーん。よく温泉に連れて行くとか、何か買ってあげるとかあるけど、そういうのは別にいらないと思う。とにかく元気でいてくれて、たまに帰ってきて一緒にお酒飲んでくれたらそれだけで楽しいよ。
筆者:昨日もSNOW撮ったけど、おもしろかったね。

(顔を入れ替えるアプリがひどくて、お腹が痛くなるまで笑いました)

母:高級なレストランじゃなくて、家で好きなつまみで好きな酒を好きなだけ飲んで、それで眠くなったら寝る。そういうのがたまにあれば良いな。それって、お互いが元気だからできることよ。
筆者:普通のことができるのが、ありがたいのかもしれないね。
母:存在自体が親孝行じゃないかな。
筆者:究極の名言が出た(笑)。


筆者は進んで親孝行をしてこなかったので、親と向き合うのがとても怖かったのですが、まったく欲もなく、「あなたがやりがいを持って生きることがいちばんうれしい」と言ってくれた母には感謝の気持ちでいっぱいです。

世の中にはいろんな家族がいると思います。どんな親孝行が喜ばれるのかも、筆者が断言することはできません。ただ、わからないから何もしないのではなく、一度向き合って話してみると、お互いの気持ちが少しは伝わって、関係も変わるかもしれません。それは親子で出かけた時でも、夜にお酒を飲みながらでも。親孝行の日をきっかけに、落ち着いて話す時間を作ってみませんか。

(西田タニシ+アリシー編集部)

written by

西田タニシ
西田タニシ
岡山県浅口市は鴨方町出身。おしゃれライター&エディター。ファッション、インテリア、青文字系に強く、20代のファッション誌を中心に活動中。アートや猫、カメラ、ビールなどのインドアな趣味を活かした記事、女の子の「かわいい」やモテを意識した記事が得意。来年は武道館でバースデーイベントをしたい。
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