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クセになるリアル・猫マンガ! Twitterで話題の「俺、つしま」の謎に迫る

クセになるリアル・猫マンガ! Twitterで話題の「俺、つしま」の謎に迫る

Twitterで公開されている絶妙なリアルさが人気の猫のマンガ「俺、つしま」。

(C)おぷうのきょうだい

「ツーさん」とも呼ばれるキジトラ柄の猫「つしま」や仲間の猫たち、なぜか青い米型の頭をしている「おじいちゃん」との暮らしを描いています。Twitterで話題を呼び、今年4月には小学館より単行本も発売。今もっとも注目したい猫マンガ「俺、つしま」に登場するおじいちゃんにインタビューを決行しました!

■おじいちゃんの正体とは?

──まずはプロフィールを教えてください。

 「『俺、つしま』は『おぷうのきょうだい』という兄妹ユニットで運営しているTwitterアカウントです。兄が作画、妹がネタを考えています。現在は『俺、つしま』に登場するツーさん(つしま)、オサムさん、ちゃーちゃんと一緒に暮らしています。ツーさんとオサムさんは野良猫で、ちゃーちゃんはもともとは地域猫でした。全員が、最初はビクビクしてなつかず、ゴハンだけを食べに通っていましたが、だんだん慣れて住み着くようになりました。6~7年かかりましたが、今では全員が家猫と言える状態です」

──インタビューにお答えいただいている「おじいちゃん」の正体は妹さん! 女性なのに、「おじいちゃん」。青い米型で鼻毛まで出ています。なぜこんな姿になったのでしょうか?

「おじいちゃんの米粒姿は、私が高校生のころに『顔が米粒に似ている』と言われたことから来ています。自分自身のトレードマークにしていたものが進化しました。兄が言うには、猫はとてもかわいいので丁寧に描きたくなってしまうのだそうです。私のことはどうでもいいので、こういう姿なんだと思います(笑)。たぶん猫たちからもこんな感じに見えているのかな、と妄想して生まれた姿です」

(C)おぷうのきょうだい

つしまの表情や毛並み、口元に至るまでかなりリアル! かわいさと愛情があふれていますね。米粒姿のおじいちゃんの姿とはかなりのギャップ。このシュールさが人気の秘密なのかもしれません。

■「俺、つしま」誕生秘話

──そもそも猫のマンガを描き始めた理由は?

「以前から兄は猫の絵をよく描いていて、ブログで発表していました(現在は閉鎖中)。その時は、ツーさんではない他の猫との暮らしをマンガにしていました」

──つしまが主人公になったのはなぜでしょうか?

「ツーさんが我が家に慣れるにしたがって、ツーさんの絵が増えていったのでTwitterで発表したという流れです。ブログではなくTwitterに載せたのは単なる気分転換で、本当に軽い気持ちでした。やっと住み着くようになったツーさんがかわいくて、『ねぇ、うちの子、見て見て!』という感じでしたね。なので、自動的にツーさんが主人公になりました。徐々にフォロワーさんが増えていったので、『じゃあ、もうちょっとちゃんとやろうか』と、コマ数なども増やして本格的に描くようになりました」

──Twitterで公開するようになって、変わったことはありますか?

「やはり書籍化されたことだと思います。本ができた時、フォロワーのみなさんが自分のことのように喜んでくださって驚きましたし、感動しました」

──2018年4月に出版された「俺、つしま」は、発売するやいなや重版やテレビCM放映などもされる人気ぶりですね。

「書籍化されて、人間たちはちょっと忙しくなりました。あとは野良出身の猫の話なので、野良猫や保護についての意見を聞かれる機会が増えました。常に、すべての猫が安心して暮らせるように願っています」

■猫と暮らす、リアルな日常

(C)おぷうのきょうだい

──おじいちゃんの独り相撲が目立つ日常(笑)。猫を飼う人にとっては「あるある」と、頷けるものばかりです。日々の生活からマンガのネタを拾っていると思うのですが、心がけていることはありますか?

「『今日はこんな面白いことがあった』とか『以前のツーさんはこうだった』というようなことを見たまま、思い出したままに漫画にしています。心がけていることは特にないのですが、あえて言うなら、読んだ人がそれぞれに感じてくださるよう、明確な結論を導くことはしていないつもりです」

(C)おぷうのきょうだい

──いてくれるだけで幸せなツーさんとの日常ですね。今後の活動の予定などはありますか?

「今後も『俺、つしま』を継続していきます。あとはイラストや単発で、いくつか描き下ろしなどが決まっています」

──楽しみにしています! 最後に読者へのメッセージをお願いします。

「外をうろついて、時にはやっかいもの扱いされてきたであろうツーさんが、今では人気者になりました。優しい言葉もたくさんいただいています。とてもありがたいことだと思っています。『俺、つしま』はツーさんの物語ですが、誰かと過ごしているどんな猫にも、一冊の本ができるぐらいにさまざまな物語があるのだと思います。私たちも、うちに暮らすどの猫もそれぞれを主人公として、ずっとかわいがっていきたいと思います」

イラストからもコメントからも猫愛があふれている「俺、つしま」。猫とふれあった経験がない人でも楽しめること間違いなしです。また、事情があって猫と暮らせない人も、つしまのかわいさを分けてもらえば、猫とふれあいたい欲が埋められるかもしれません。Twitterも書籍もチェックしてみてくださいね。

<画像提供>おぷうのきょうだい

(田中いつき+ノオト)