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はあちゅう×アリシー藤田対談

20代のうちはたくさん恋愛するべき! はあちゅうに聞く、30代を迎えるための準備

大学時代にブログを始め、それが世に出るきっかけとなったはあちゅうさん。多くの出会いや体験を得たという20代を、あらためて振り返ってもらいました。果たして、アリシー読者が今のうちにやっておくべきことは何か? まもなく30歳を迎える副編集長の藤田佳奈美がお聞きします。

■20代にとって30代は未知の世界

藤田:はあちゅうさんは今、32歳ですよね。30代になってみて、いかがですか? 私は今年30歳になるんですが、急に何かが変わるとは思っていないものの、世間的にはやはり節目とされているので、どんな変化があるのか不安であったり楽しみであったり……。

はあちゅう:30歳の誕生日をむかえた時は、ひとつ大きな階段を昇ったような気持ちになりましたけど、こうして生活していくうえでは20代のころと何も変わらないです。むしろ、年を重ねるほど、年齢から解放されていっているような気がします。

藤田:20代の時のほうが、年をとることに抵抗があったということですか。

はあちゅう:そうですね。やはり20代にとって30代は未知の世界ですから、私も「30代になったらもう、男の人がごはんに連れて行ってくれるようなことはなくなるのかな」なんて思っていました。でも、実際にはそんな変化はないですし、女性として肩身の狭い思いをすることもありません。

藤田:結局、そういう不安って、いくつになっても付き物なのかもしれませんね。10代のころは成人することにドキドキしましたし、きっと40代になる時も50代になる時も同じなのでしょう。

はあちゅう:それでも、いくつになってもその時の年齢を誇れる自分ではありたいですね。

■恋愛は人を成長させてくれるもの

藤田:20代のアリシー読者が、今のうちにやっておくべきことは何かありますか?

はあちゅう:恋愛ですね。恋愛はすごく人を成長させてくれると思います。

藤田:それは興味深いアドバイスです。はあちゅうさんは20代のころ、どんな恋愛をしていたんですか?

はあちゅう:20代のころは、長くお付き合いした人が3人いるんですが、その合間に少しだけ付き合った人がちらほらいて。当時はそういう細切れの、本気になれない恋愛には意味がないと思っていましたが、30代になってから振り返ってみると、その人たちから得たものも意外と多いことに気づいたんです。ネタになる体験をさせてもらったり、反面教師になったり。

藤田:どんなに短命に終わった元カレでも、決して無駄ではなかったと。

はあちゅう:そうですね。恋愛にかぎらず、20代のうちに無駄だと思うことをたくさんやっておけば、それが30代で役に立つことは多いのでは。興味のあることにどんどん首を突っ込みまくれるのも、20代の体力と好奇心があればこそですし。

藤田:なるほど。若いころはどうしても、その場で結果や恩恵を求めがちですけど、いつか自分の糧になるという考え方も必要ですね。そう考えると、新しいことにも怖れず挑戦しやすいかも。

はあちゅう:去年、恋愛をテーマにした本を2冊書いたんですけど、幸せだった恋愛よりも失敗した恋愛のほうが、ネタとして面白いことを実感していますよ(笑)。

■失恋で取り戻した本来の自分

藤田:私は昨年離婚したばかりなので、まだその体験を糧にできていないんです(苦笑)。もっと時間がたてば、少しはいい思い出になるのでしょうか。

はあちゅう:そう思いますよ。私も昨年の秋に大きな失恋をしましたが、それによって開眼した部分もあると思っているんです。本来の自分を取り戻したというか。

藤田:それはどういうことですか?

はあちゅう:4年くらい同棲していたので、彼がいるのが当たり前の生活だったんですけど、そうなるとお互いに相手の要素をたくさんもらいますよね。たとえば、私はもともとあまりテレビを見ないんですが、彼の影響で常にテレビがついているのが当たり前になっていたり。それが別れてしばらくすると、自然にテレビを見ない生活に戻っていたんです。

藤田:ああ、ありますね。知らないうちに生活のいろんな部分で相手の影響を受けていたんだなと、私もよく痛感します。つまりそのくらい、恋愛には自分を見失わせてしまうパワーがあるということですね。だからこそ20代のうちにたくさん経験しておいたほうがいいわけで。

はあちゅう:失恋には失うものも取り戻すものもあると思います。実際、別れてから、自分がどれだけ彼と一緒にいることに時間を使っていたかを思い知りました。今はその時間を新しいことに費やせるので、いろいろチャレンジできて楽しいです。

藤田:逆に、30代をどうすごせばいいかというアドバイスを、最後にいただいてもいいでしょうか。

はあちゅう:30代は20代のころ想像していたよりも、軽やかに生きられることを私は実感しています。なので、何かを不安に思ったり、心配したりする必要はまったくありません。それでも不安であれば、かっこよく生きている30代の人と、積極的にコミュニケーションをとってみてはどうでしょう。たくさんの人と接点を持つというのは、そういうお手本と出会うチャンスを得ることでもあると思います。

藤田:なるほど、とても心強いです。やっぱりはあちゅうさんの言葉は元気をもらえますね。本日はありがとうございました!

(了)

(友清哲+編集/藤田佳奈美)