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自分を変えるには何をすれば? はあちゅうさんから一歩踏み出す勇気をもらってきた

自分を変えるには何をすれば? はあちゅうさんから一歩踏み出す勇気をもらってきた

ブロガーとしても作家としても大活躍中のはあちゅうさん。しかし、かつてはなりたい自分を模索する、悩める日々を送っていた時代があるのだそう。つまり、はあちゅうさんは自分を変えたくてもなかなか一歩踏み出せない“いもむし女子”から蝶になった、アリシー読者の目指すべき存在。そのヒケツを副編集長の藤田佳奈美が直撃しました!

■いもむし女子だって、小さな野心を抱えている

藤田:はあちゅうさんの本はどれも、いもむし女子を勇気づけたり、応援してくれたりするようなスタンスなので、アリシー読者にもファンは多いと思います。今日はぜひ、いもむし女子が一歩前へ進んで蝶になるためのヒケツを教えてください。

はあちゅう:私はいつも、少し前の自分に向けて文章を書いているんです。というのも、私自身もずっと、なりたい自分になれなくて悩んでいたから。そもそも自分がどうなりたいのかも曖昧で、何かをやりたいけど何もできない毎日でした。そんな自分を変えるために、大学時代にブログを始め、少しずつ自分を変えていったんです。

藤田:なりたい自分になれないというのは、まさにいもむし女子たちが抱えている悩みです。

はあちゅう:みんな、心のなかには小さな野心を抱えていると思うんです。イベントなどで読者の方にお会いすると、普段はイベントに1人で参加することもないような、おとなしそうな人が多いんですが、話してみると決して中身までおとなしいわけではないことがわかります。だからこそ、前へ進むための勇気やきっかけを求めているんだと思います。

藤田:それはわかる気がしますね。実は私にとってはアリシー自体がそういう存在で、このメディアに携わることで自分自身を鼓舞できるし、結果的に記事を読んだ人が元気をだすきっかけになればいいなといつも思っています。

はあちゅう:仕事って意外と、自分のためになっていなければ頑張れないですから。だからみんな、もっと自分本位で世界を変える努力をしていいと思うんです。それが結果として、お互いを支え合うことにつながるかもしれないですし。

藤田:そうですね。アリシーにおいても、当事者ではなく第三者であろうとすると、読者は共感できなくなってしまいます。

はあちゅう:他人事ではなく、自分事だからこそ深く関われるし、いいものが生まれるんですよね。

■自分のまだ見ぬ特技はまわりの人に見つけてもらうのが一番

藤田:私も最近、少しでも前へ進みたくて、ブログをやってみたりダンスを始めてみたりしてるんです。

はあちゅう:何か1つでも新しいことを始めると、自分の気持ちが引っ張られて、さらにまた別の新しい興味が湧いたりしますよね。

藤田:はあちゅうさんは今、何か新しいことにチャレンジしていますか?

はあちゅう:去年の12月からパーソナルトレーニングを始めました。10年くらい運動から離れていたので、自分の体について気づくことがたくさんあります。あと最近は、なるべく新しい人にどんどん会うようにしてます。ネットラジオの「Voicy」(ボイシー)を始めたのも、その一環です。

藤田:人との接点を増やすことで、何か変化はありますか?

はあちゅう:遊びと仕事の距離が近くなりましたね。いろんな場所へ行っていろんな人と出会うことで、新しいアイデアが生まれるし、Voicyはスポンサーさんもつきました。こうしてまわりを巻き込むことで新しい仕事につながるのは、すごく楽しいです。

藤田:最新刊の『「自分」を仕事にする生き方』は、まさにそういう本ですよね。このなかで、子どもの頃から文章を書くのが大好きで、授業中から夢中になって書き続けていたら、給食当番をサボってしまっていたというエピソードが紹介されていますが、そこまで夢中になれるものを持っていない人はどうすればいいでしょう?

はあちゅう:ブログやSNSで自分の生活をどんどん見せて、まわりの人に自分の特技を見つけてもらうのがいいですね。就活の時、自己分析に苦労する人は多いと思いますが、それは自分のことは客観的に見えないから。自分が得意だと思っていることは、他人から見ればたいしたことではないかもしれないし、逆に意外な部分を周囲が評価してくれるかもしれません。だから、趣味ややっていることを、すべてSNSに書き込んでみるのを私はオススメしたいです。

藤田:なるほど……!

はあちゅう:大ヒットしている書籍『づんの家計簿』も、もともとは著者のづんさんが、お金を使いすぎてしまうくせを直すために家計簿をつけ、それをInstagramにアップし始めたのが発端です。それが仕事になるなんて本人は最初思ってもみなかったのではないでしょうか。それでも人が楽しいと思うところにはビジネスチャンスがあるという好例ですよね。

■自分を開放してあげる時間も必要

藤田:お金になるかならないかを度外視して、とにかくやってみるという姿勢は大切ですよね。SNSを使えば、それを知ってもらえるチャンスは広がるわけですし。

はあちゅう:そうですね。SNSは大勢の人にリーチできる可能性を秘めていますから。ネットに自分のことを載せるのが怖いという人は、友達とのグループラインでも、おしゃべりの場でも、何でもいいからやっていることを伝えていけばいいと思います。

藤田: SNSでもリアルでも、なるべくたくさんの人と接点を持つことはやっぱり重要ですね。はあちゅうさんはその両方で多くの人と積極的に関わっていますが、時に疲れてしまったり、やる気が起きなかったりすることはありませんか?

はあちゅう:もちろんありますよ。そういう時は、やれる範囲のことだけやってみるようにしています。たとえば、原稿を書く気分にはなれない場合は、とりあえずパソコンを開いてメールを書いたり、SNSの返信をしたり。そうしているうちに言葉が湧いてきて、原稿を書く気持ちが整うことは多いです。それでもどうしてもやる気が起きない時は、ぼーっとする時間だと割り切っちゃいますね。

藤田:ぼーっとする時間もまた、必要ですよね。

はあちゅう:ぼーっとするのは決して悪いことじゃないですからね。人の脳はそういう時こそアイデアがひらめくという話もありますし。やる気が湧かない自分を責めるのではなく、自分を開放してあげる時間を持ってもいいのでは?

藤田:なるほど。なんだか楽な気持ちにさせてもらえるアドバイスです。次回ははあちゅうさんのこれまでの足跡や、恋愛観についてもお聞きしましょう。

〜後編につづく〜


(友清哲+編集/藤田佳奈美)