オトナ女子への第一歩? 成城石井直伝、チーズのおいしい楽しみ方

オトナ女子への第一歩? 成城石井直伝、チーズのおいしい楽しみ方

チーズで人生を豊かに
週末の家飲み女子会はおいしいチーズでオシャレに決めたい! けれど、いざチーズを買おうとしたときに種類がありすぎて困ってしまった……なんて経験はありませんか?

チーズをきちんとおいしく楽しめるオトナ女子になるべく、人気のスーパーマーケット「成城石井」の飯坂直樹さんにチーズについて詳しく聞いてみました。飯坂さんはチーズをはじめとする乳製品のバイヤー歴10年以上、チーズの普及に貢献した者だけに本場フランスで贈られる称号「シュバリエ」を持つプロフェッショナル!

「日本はスライスチーズなどの加熱処理をした『プロセスチーズ』が主流ですが、チーズ本来のおいしさを楽しむのであれば、『ナチュラルチーズ』をオススメします。熟成することで味や香りが日に日に変化するナチュラルチーズには食べごろがあり、その魅力は尽きることがありませんよ」

ということで、まずは基本中の基本、ナチュラルチーズとプロセスチーズの基本的な特徴をご紹介しましょう。

■ナチュラルチーズ

乳を固めて発酵熟成させたもの。文字通りナチュラル(自然)なチーズで、中に含まれている乳酸菌が生きている。熟成の進行と共に風味が変化するので、食べごろがある。

■プロセスチーズ

ナチュラルチーズを加熱溶解し、乳化剤などを加えて再び成型したもの。スライスチーズや6Pチーズなどいろいろな形に加工される。加熱殺菌しているため発酵が止まり、風味が一定で保存性が高い。
三十路の筆者、この基本を初めて知りました……。さらに、ナチュラルチーズにはいろいろなタイプが存在しています。中でも、代表的なタイプがこちら。


○フレッシュタイプ…カッテージ、クリーム、モッツァレラなど
熟成させず作りたての味を楽しむチーズ。水分が多くやわらかい。軽い酸味と爽やかな風味が特徴的。新しいものほどおいしい。

○白カビタイプ…カマンベール、ブリーなど
表面に白カビを植えつけて熟成させる。熟成が進むにつれて中が柔らかくなり、とろりと溶け出すほどに。ミルクの甘みが感じられる。

○青カビタイプ(ブルーチーズ)…ゴルゴンゾーラ、ロックフォールなど
内部に青カビを植えつけて熟成させる。切り口は大理石のような模様になる。風味が強烈で味も濃厚。かなり塩味が強い。

○ハード/セミハードタイプ…ゴーダ、チェダー、エメンタールなど
製造工程で水分を少なくした比較的硬いチーズ。ナチュラルチーズの中でも保存性が高く、クセがなくて食べやすい。

○ウォッシュタイプ…エポワス、マンステールなど
外皮を塩水や酒で洗いながら熟成させたチーズ。匂いが強いものが多いが、味自体は非常にマイルド。


同じチーズでも、特徴はさまざま。初心者向けのチーズはどのタイプなのでしょうか?

「オススメは『白カビタイプ』です。クセが比較的少なく、クリーミーでとても食べやすいですよ。チーズ特有の熟成もしっかり楽しめます。また、どんな食材とでも相性がいいので使い勝手も抜群です。食べる30分前には冷蔵庫から取り出して室温に戻し、ホールケーキを切るようにカットするのがおいしく食べるコツです」

ちょっとしたコツでさらにおいしくなるんですね! この白カビタイプはもちろん成城石井でも取り揃えています。人気ベスト3を教えてもらいました。

■熟成ブリー 16分の1カット 約180g(税抜714円)

クリーミーで柔らかく塩分控えめ。ちょうどよく熟成されているので、いつでも食べごろ。

■サンタンドレ(税抜1,299円)

濃厚でコクがあり、ほんのり塩味。バターのようになめらかでクリーミーなチーズ。

■フランス カマンベール ヴューポルシュ 250g(税抜1,299円)

クセが少なく、ミルクの甘味が感じられるクリーミーなカマンベール。

そのまま食べるのはもちろん、パンや生ハム、生のフルーツやドライフルーツと組み合わせることでまた違ったおいしさが楽しめちゃうとのこと。スライスしたリンゴにはちみつをたらしたら、もうそれだけで立派な一品に。


ちなみに、一度で食べきれなかった時も大丈夫。余ったチーズはラップでくるんで濡らしたキッチンペーパーと一緒にジップロックに入れれば、水分が抜けるのを防いでおいしく保存できちゃうんです。

もう明日からは、チーズ売場に行っても迷わずにすみそう! これをきっかけに、チーズの世界に足を踏み入れてみては?

(三浦あかり+ノオト)

関連記事