「青森県産りんご」7品種をガチンコ「利きりんご」してみた!

「青森県産りんご」7品種をガチンコ「利きりんご」してみた!

日本のりんごは世界一!
近所のスーパーや八百屋に行けば、1年中いつでも手に入る「りんご」。Twitter上でもりんごに関する話題がちらほら。
中でも、とりわけ「ふじりんご」という名前をよく聞きますよね~。

ふじは、青森りんごの代表的な品種で、全体の生産量のおよそ50%を占めています。そんなふじを生んだ青森は、いわずもがな国内屈指の「りんごの産地」!

りんご好きの僕としては、ぜひとも青森のおいしいりんごを頬張ってみたい……ということで、今回は青森県産のりんご7種を用意して、食べ比べてみることにしちゃいました!

じゃん!
色も形も様々なりんごたち。ご提供くださったのは、青森県の採れたてりんごの食育販売イベント「りんごの惑星」主催者の大浦雅勝さんです。

「世界には約1500種のりんごが存在していますが、世界で一番生産されているのは、青森で生まれた『ふじ』です。このことから日本のりんごは世界一おいしいと言えます」

今回、ご提供くださったりんごたちは、全て大浦さんと繋がりのあるりんご農家5軒からいただいたものだそうです。

「りんごは確かに1年中スーパーで販売していますが、それは収穫時期に採れたものを冷蔵保存して、いつでも食べられるようにしているからです。当然ながら一番おいしいのは、旬の時期に採れたてを食べること。また、りんごといっても品種によっても旬はバラバラなんですよ。この7種のりんごも、10月、11月、12月と、それぞれ旬が異なります」

今回のりんごをいただいたのは昨年12月。なかなかお店に出回らない珍しい品種を含めた7種類なのだとか。この貴重な青森りんごたちを、ただ食べるだけではもったいない! そこで今回は、「利きリンゴ」に挑戦してみます!!

ルールはいたってシンプル。まず7種のりんごを味わいながら食べ、その後目隠しをしてランダムに食べるりんごの品種を当てていきます。
まずは実食をしながら、りんごをご紹介。
パカッ! それでは上列左から。

■サンふじ

青森県が日本一の生産量を誇るりんご。甘み・酸味・蜜の入りともに良好。歯ごたえもあり、「りんごといったらこの味!」といえるスタンダードな味。名前に「サン」とついているものは、袋をかぶせずに太陽の光をたっぷり当てて育てたりんごなのだとか。

■コスモふじ

色付き・蜜入りの優れた「ふじ」の枝変わり品種。サンふじを少し瑞々しく、甘くした印象です。

■金星

甘さと酸味のバランスだけでなく、白い果皮の美しさと上品な香りが特徴。果肉が柔らかく、洋ナシに近いイメージ。

■紅の夢 

弘前大学の研究によって、最近生まれたばかりの新品種。赤い果肉とほどよい酸味が特徴で、加工品などに向いているそう。一般には流通していないかなり希少なりんごです。想像以上に酸味が強く、りんごというよりプラムに近い味。大浦さんいわく「酸味が大好きな人は生食がオススメですが、火を入れた方がさらにおいしく味わえます」とのこと。

■こうこう

黄色い品種でありながら蜜が入りやすく、甘さが強いりんご。生産農家が少なく、希少価値が高いそうです。真ん中辺りには、見てわかるほど蜜が集まっています。香りも良く、とてもジューシーで、ほどよい歯ごたえ。

■こうとく

小玉でありながら蜜が入りやすく、多いものでは果肉の80%以上が蜜というものも。こちらも栽培農家の少ない希少種で、なかなか手に入らないりんごです。味は「こうこう」に負けず劣らずジューシー。食べた編集Aさんの第一声は「これは、可憐な味だ……」。

■葉取らずジョナゴールド

シャリシャリとした果肉とすっきりした酸味が特徴のりんご。果肉が柔らかく、滑らかな舌触りです。



ふむふむ、味わってみると、よく似たものもあれば、個性的な風味のりんごもありますね。さて、一通り食べたところで、目隠しを装着。

いざ「利きりんご」にチャレンジ!
1つ目。

「う~ん、この柔らかな食感からして、『金星』か『葉取らずジョナゴールド』のような気がするが……。
むう、いきなりわからない……。『ジョナゴールド』かな?」
2つ目。

「お、このいつも食べてる味。少し固めでほどよい甘み。これは『サンふじ』ですね」

3つ目。

「ん? んん? ジューシーなんだけど、『こうこう』ほど甘みがないような……。『こうとく』?」

4つ目。
「こ、この酸味!! 青春時代を思わせる甘酸っぱさは、『紅の夢』!」

5つ目。

「んん、うんまいっ!! この瑞々しさ、ほど良い歯ごたえは『こうこう』に間違いなし!」

6つ目。

「この滑らかな舌触り、柔らかな果肉。なんだ、君が『葉取らずジョナゴールド』じゃないか?」

7つ目。

「あ、この歯ごたえ。そして普段食べているりんごに近い味は、『コスモふじ』。……ということは、初めに食べた、柔らかで香りの高いあのりんごは『金星』だったのか!」

というわけで、回答終了。果たして結果は……?
1つ目の「金星」を最初に「葉取らずジョナゴールド」と間違えたものの、終盤で訂正したため、なんと、まさかの全問正解を達成!

「俺すげえ!!」と言いたいところですが、実際はそれだけりんごの品種ごとに特徴があるということなんですよね。この一つひとつを、農家の方が品種改良などを重ねつつ開発してきたのだと思うと、農業の偉大さを改めて感じます……。

なかなか手に入らない希少品種のりんごを食べるには、実際に生産者の元に出向いて、手に入れる必要があるというものも含まれています。次回はちゃんと青森に足を運んで、旬のりんごをその場で食べてみたいものです♪

(目良シンジ+ノオト)

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