非モテ女子卒業! マンハッタンで自由と恋を手に入れる

非モテ女子卒業! マンハッタンで自由と恋を手に入れる

【世界婚活こぼれ話vol.03】
【前回までのお話】
20代前半まで片思いばかりで、恋が実らない私。大学卒業後に就職したテレビ局のADという仕事はとても激務で、身なりも心もボロボロ。余計に誰も女として見てくれません。

そんな生活に嫌気がさしたある日、仕事を辞め、思い切ってN.Y.へ遊学に行くことに決めたのでした。

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「Are you Japanease? 電話番号教えてよ!」と、ニューヨークはマンハッタンに降り立った初日にナンパされました。

これは、数カ月前までテレビの制作会社で働いていたAD時代の私には考えられないできごとです。

この街には、私のことをブツブツ、ペチャパイ(これもあだ名でした)呼ばわりする男はおらず、「女性」として見てくれる。日本を出るとこんな奇跡が起こりうるんだ! ということがわかったのです。

ニューヨークでの生活は、お気楽な大学生時代に戻ったようなものでした。午前中に語学学校へ通い、あとはいくらでも自由な時間がありました。学校の近くには、当時まだ日本には上陸していなかった有名なファストファッションがいくつもあり、学校帰りにしょっちゅう通っては買い物を楽しむ日々。

それまで試したことがなかった化粧やスカート、当時マンハッタンで流行っていた大ぶりのピアス、オシャレな古着などなど、ここぞとばかり色々なファッションを試して思う存分、女の子らしく着飾ることを楽しんだのです。

ニューヨークは、誰も彼も自由気ままにオシャレを楽しむことができる街です。まるで街自体がファッションショーを毎日開催しているようなもの。信号待ちで止まっていると「その靴いいわねぇ」なんて、見ず知らずの人に褒められたりすることも日常茶飯事です。私も気になるファッションの人がいたら、声をかけて写真を撮らせてもらうこともありました。
もちろん、一番の目的は英語を習得することでした。全く英語がしゃべれないのに、いきなりニューヨークの語学学校に通うなんて、かなりの冒険! と思うかもしれません。確かに、学校初日は私もチビるほど緊張しました。

だっていきなり英語で面接なんです。これは英語のレベルをチェックするだけの会話なのですが、まともに外国人と面と向かって話したこともない私はガチガチになりました。もちろん初級クラスに振りわけられて始まった授業は、アメリカ人の先生による英語オンリー。

でもね、2日、3日、1カ月……と経つうちに段々と馴染んでくるものなんですね。そのうち私は質問もできるようになり、クラスのムードメーカ的存在になるほどでした。日本とはまったく違う授業スタイルが楽しくてしょうがなかったのです。

授業が楽しかったのは先生が良かったこと、そして世界各国から集まっている生徒とのコミュニケーションが新鮮だったことが理由だと思います。

イタリア、アフリカ、韓国、台湾、コロンビア、タイ、フランス、スイス、ブラジル、スペイン……と、バラエティー豊かなクラスメイトたち。午後はみんなとマンハッタンに繰り出してランチをしたり、観光したり、時にはアメリカ小旅行に出かけたりと、思いっきり遊びました。

これだけたくさんの人と積極的に接していて、恋が生まれないわけがないですよね。そう、私の人生初彼氏はクラスメイトのひとりだったのです。どんな人だったか、どのようなお付き合いをしたかは、また次回。


<プロフィール>
中村 綾花(なかむら・あやか)
ラブジャーナリスト/ライター。1980年生まれ。福岡県出身。2010年、「世界婚活」プロジェクトを始動。世界各国の恋愛や結婚事情を取材しながら自身の婚活を行い、2012年晴れてフランス人と結婚。現在はパリにてLOVEを調査&発信中。

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