初めての連続! ウユニ塩湖が見せるさまざまな表情

初めての連続! ウユニ塩湖が見せるさまざまな表情

【世界絶景旅 vol.2】
南米・ボリビアのウユニ塩湖。ウユニ塩湖へは日本からツアーに申し込んで行くか、ウユニの町で現地ツアーに申し込むかの二択。日帰りのツアーも多いが、オススメしたいのは塩湖の真ん中にある「塩のホテル」に泊まることだ。

ウユニ塩湖の絶景は、昼間の青空や雲が映し出される姿もスバラシイけど、夕暮れ時、真夜中の星空、朝陽が出る前、朝陽が昇った後……刻一刻と変わる表情を楽しまない手はない。
そしてそのためには、ウユニ塩湖の上に泊まらないとダメというわけだ。
だけど、塩のホテルに泊まったからといって、ウユニの満面の笑みに出合えるわけではない。

1日目、残念ながら夕方から雨が降り、星空はお預け……。

翌日の午前中には青空になって、昼のウユニを満喫したところでツアーは終了……のはずだった。

ウユニ仲間がひと言。

「今夜はバッチリ星見えそうだよね!?」

気ままな旅人たちの心変わりは早い。自由な宿の計らいもあって、1泊2日のウユニツアーが、2泊3日にすぐに変更となった。

これが大正解!!!

まずはウユニの美しい夕陽を見ることができた。この日の夕方は風がものすごく強く吹いていて、水面に張った水が波を打つ。映像を巻き戻しているようなシーンを目の前に、なんだかこの風の波に乗って、自分が過去に戻れるような、そんな感覚に陥った。
その後は、大本命の星空タイムへ。星空は雨が振っていないだけでなく、風がなく、月が沈んだ後にだけ現れる。みんなで夜な夜なゲームをしながらウユニ様のご機嫌伺い。

そしてついに……
端から端まで見える天の川、ヒュンヒュンと流れる星々。そこはまるで宇宙空間! もちろん今まで見たどんな星空よりもすごかった。

そのまま寝ないで朝まで過ごす。一瞬たりとも見逃せないのがウユニ塩湖なのだ。星空観察から数時間、暗闇から徐々に明るくなる東の空。
すると誰かの「反対側の空を見て!」の声が耳に入り、西を向く。目に飛び込んできたのは、ブルーとピンクに色づいた空。なんだこれ! と、思わずにはいられなかった。
闇(ブルー)が沈み、陽(ピンク)が広がる。まさにその瞬間を目にしたのだった。スタジオのセットのようだが、合成写真でもなんでもなく、大自然の生み出した奇跡の光景なのだ。
そして朝陽が顔を見せたら、水面反射のピークの時間帯だ。
昼間の一面鏡張りに大はしゃぎ、サンセットに息を呑み、風を見て、星空を仰ぎ、朝焼け・サンライズに感無量。

1日でこんなにもいろんな姿を見せてくれる、感じさせてくれる自然の場所はないんじゃないかと思う。

ありがとう、ウユニ! 死ぬまでにまた行くからね。



<プロフィール>
長谷川梨紗(はせがわ・りさ)
ライター/ライター/プロデューサー。神奈川県出身。2010年より「COOL JAPAN Project~海外で受け入れられている日本の文化」「BOOM JAPAN Project~日本が受け入れられる海外の文化」をテーマに、夫婦で世界40カ国を旅しながら情報発信。帰国後、無印良品のMUJIキャラバン隊として、47都道府県の各地に根ざしたヒト・モノ・コトを取材発信する日本一周の旅を完遂。現在は、株式会社くらしさを設立し、各地の魅力を発信している。

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