白い爪は貧血のサイン!?爪の色で見分ける身体の不調

白い爪は貧血のサイン!?爪の色で見分ける身体の不調

あなたの爪は何色ですか? 毎日ネイルをしていて自爪の色がわからない人や、少し爪の色が悪いなと感じてもネイルでごまかしちゃおう! くらいにしか考えていな...

あなたの爪は何色ですか? 毎日ネイルをしていて自爪の色がわからない人や、少し爪の色が悪いなと感じてもネイルでごまかしちゃおう! くらいにしか考えていない人も多いはず。でも、実は爪は「健康のバロメーター」と言われるほどで、爪の色で身体の不調がわかるんです。そこで、今回は皮膚科医の吉田貴子先生に爪の色別に考えられると原因、対策などを教わりました。

正常な爪の色はピンク!

淡いピンク色の爪は健康な状態。爪の下には毛細血管が通っているため、そこを流れる血液の状態がいいとピンク色に見えます。爪はケラチンというタンパク質の一種でできています。健康なピンク色の爪を保つには、まずは肉類や魚類、卵、大豆製品、乳製品などのタンパク質をしっかり摂ることが大切です。またケラチンの働きをサポートするビタミン、亜鉛、鉄なども重要な栄養素。バランスの良い食事でピンクの爪を目指しましょう。

あなたは何色? 爪の「色別」にわかる不調の原因と対策

爪の色が緑の場合

考えられる原因 緑膿菌が繁殖した「グリーンネイル」

長期間ネイルをしていると、爪の下に緑膿菌(りょくのうきん)という菌が感染して「グリーンネイル」になることがあります。ネイルをオフした時に緑に変色していたことに気づく人も多いでしょう。マニキュアやつけ爪の一部をはがれたままにしておくと、そこから雑菌が入り込み、緑膿菌が繁殖してしまいます。

爪の色の変化に気づいたらすぐにマニキュアやつけ爪の使用をやめましょう。色の変化に気づくためにも、ネイルは定期的にオフをしたり付け替えたりすることが大切です。はがれたマニキュアの放置はとにかく厳禁。たまには爪も休ませてあげましょう。

爪の色が白い場合

考えられる原因1. 爪の水虫「「爪白癬」多いのは爪の水虫「爪白癬(つめはくせん)」で、部分的に白くなることがあります。カビ(真菌)の感染によって起こるので、普段から清潔を心がけ、水虫になっても放置しないことが大切です。

考えられる原因2. 爪が爪の下の皮膚からはがれる「爪甲剥離」次に多いのは 「爪甲剥離(そうこうはくり)」と言って、爪と下の皮膚の部分に隙間ができて白く見える場合があります。外的刺激や手あれが原因でもなり、指先に血流が十分にまわらないことでも爪が剥がれやすくなります。

考えられる原因3. 貧血 貧血や過度のダイエットも血流異常につながり、爪が白くなるので注意が必要です。貧血対策として、レバーや海藻類などの鉄分を多く含む食品摂取しましょう。血行を良くするマッサージも効果的なので、爪の先に血液をめぐらすイメージでやってみましょう。

爪の色が黒い場合

考えられる原因1. ほくろメラニン色素が影響して指1本の爪だけ黒くなることがあります。線状に黒くなるのが特徴で、爪の根元にある爪が作られる部分にほくろができていることが多いです。

考えられる原因2. 内出血による「爪甲下出血」 また、爪をぶつけるなど強い衝撃を受けると、内出血をして爪の下が黒く見える「爪甲下出血(そうこうかしゅっけつ)」であることがあります。ほくろや内出血は悪性の病気ではないので心配はいりません。

考えられる原因3. 何らかの病気一方、早期の診断、治療が必要なのは、「悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)」というほくろのガンの場合です。早急に検査が必要で、大きな医療機関で治療に取り掛かる必要があります。また、内臓疾患で皮膚が黒くなり爪が黒く見えることや、爪に黒い線ができるアジソン病という病気も考えられます。いずれにしても、黒い変色が見られたら大きな疾患の可能性もあるので医師の診断を受けましょう。

このように、爪の色で様々な病気のサインがわかりますが、自己判断で終わらせるのは危険な場合も。爪は自分の視界に入りやすく、色の変化にも気づきやすいので、少しでも違和感を持ったらすぐに医師に相談するようにしてください。 健康な状態=ピンク色の爪を保てるよう、爪を清潔にしておくことはもちろん、普段からバランスの良い食事や質の良い睡眠など自分の身体に気を配りましょうね。

今回お話しを伺ったのは...
渋谷スキンクリニック 院長・吉田貴子さん
帝京大学医学部卒業後、同大学付属病院皮膚学教室勤務。その後、東京都内クリニック院長を経て2004年に渋谷スキンクリニック開業。一般皮膚科と美容皮膚科の2つの診療だけでなく、メディカルエステ、美容鍼、美容婦人科、加圧トレーニング、アートメイク、ネイルケアなど、美のトータルサポートが定評。コラム、雑誌などのメディアでも幅広く活躍中。
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