ファンデで隠しきれない! 頬の赤みの原因と改善法

ファンデで隠しきれない! 頬の赤みの原因と改善法

間違ったスキンケアも原因に!
寒いわけではないのに頬に表れる赤み。ファンデーションで隠そうとすれば厚化粧になるし、すっぴんに自信が持てなくなることも。頬に赤みが出てしまう原因と改善法、予防法などをタカミクリニックの本田えり先生に伺いました。

■肌質だけじゃない!? 過剰なスキンケアに注意

頬に赤みが発生する原因は複数あるようです。本田先生に主な要因を挙げていただきました。

【毛細血管の拡張】
角質層の薄い人や毛細血管が拡張している人は、身体が温かくなり血管が広がると、頬の赤みが目立ちやすくなる。

【間違ったスキンケア】
スキンケアやマッサージによる過度な摩擦、ピーリングなどの角質ケアのやりすぎや保湿不足も赤みの原因に。肌のバリア機能が低下して外部からの刺激を受けやすくなり、炎症を起こす。

【脂漏性(しろうせい)皮膚炎】
皮脂分泌が増加し、酸化した皮脂が頬の赤みを引き起こす。真菌(カビ)の増殖が関係している。

【日焼けによる炎症】
数値が弱い日焼け止めを使っていると効果が持続しにくく、夏は日焼けによって頬が赤くなることがある。

■優しいスキンケアで炎症を抑えよう

──頬の赤みをセルフケアで治すにはどうしたら良いでしょうか?

「まず洗顔では、洗浄力の強いクレンジングや脱脂作用の強い洗顔料の使用を避けましょう。こすらずに1分以内で洗うようにしてください。洗顔後のスキンケアでは、ビタミンC誘導体を取り入れて炎症を抑制し、セラミドで保湿してバリア機能を整えます。また、日焼け止めはきちんと日常生活に適した強さのアイテムを使用するようにしましょう」

──クリニックではどのような治療ができますか?

「当院では、炎症を抑えるLED治療やビタミンCEのイオン導入、ビタミンC誘導体や保湿因子を肌深部に導入するタカミ式メソフェイシャルを行います。

また拡張した血管を閉鎖させるVビームやフォトフェイシャルなどの施術の他、炎症を抑える外用薬や内服薬、抗菌剤や抗真菌剤など薬を処方することもあります」

■ファンデ重ね塗りはNG!

──頬の赤みが気になると、隠そうとして何度もファンデーションを塗ってしまいます。ファンデーションの厚塗りは肌に良くないでしょうか?

「ファンデーションやコンシーラーを重ね塗りし、肌をこする回数が多くなると、より炎症が悪化して乾燥しやすい肌になり、赤みが目立っていきます。肌をこすらず、優しく上から押さえるように塗ると肌への負担を抑えられますよ」

──頬の赤い部分に化粧品がしみる場合は、メイクは控えた方が良いのでしょうか?

「しみる化粧品の使用は避け、セラミド、スクワラン、ヒアルロン酸、ワセリンなどの入ったシンプルなスキンケアで保湿し、肌を整えましょう。バリア機能が低下した状態なので、普段問題なく使用している日焼け止めやファンデーションも刺激になり、使えなくなることがあります。敏感肌用の日焼け止めなどが安心です」

──今後、頬の赤みをつくらないための予防法を教えてください。

「角質ケアをやりすぎない、きちんと保湿をする、日焼け止めを使用するなど、正しいスキンケアを行いましょう。特に炎症による頬の赤みは、そのままにしておくとシミ、毛穴の開き、シワ、たるみが進行しやすくなるので、早期の対応が必要です」

自分の肌質や生活習慣を見直して、透明感ある頬を目指しましょう!

(五十嵐綾子+ノオト)

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