まとめ買いした食材を無駄にしない! 鮮度を保つ保存テクを教えて

まとめ買いした食材を無駄にしない! 鮮度を保つ保存テクを教えて

おいしく保って、おいしく食べる
一人暮らしに欠かせない自炊。使う食材をその都度買い物に行けたら良いのですが、そういうわけにもいかないのが現実ですよね。週末や仕事が早くに上がれた日に、まとめて買う人が多いのでは。

しかし、まとめ買いしたものの、うまく使いきれず冷蔵庫の中でかなしい姿に罪悪感を覚える……なんてことはありませんか。管理栄養士・フードコーディネーターの若子みな美さんに、鮮度を保つ食材の保存テクニックを聞いてみました。

■野菜の保存方法を教えて!

──季節を問わず手に入る代表的な野菜の保存方法・目安保存期間を教えてください。

【じゃがいも】
本来なら風通しの良い冷暗所で常温保存するのがベストだが、夏場は状況的に難しい可能性も。そんな時は新聞紙で包み、ポリ袋に入れて、冷蔵保存。味が落ちてくるが、1ヶ月ほど食べられる。芽が出てしまったり、緑に変色してしまったりしたら、周りの部分も含めて多めに取り除くこと。

【たまねぎ】
じゃがいも同様、新聞紙に包みポリ袋に入れて冷蔵保存。目安保存期間は、丸ごと保存するなら皮をむかない状態で1ヶ月。皮をむいて半分や1/4にカットした場合は、丸ごとよりも日持ちしにくくなるので1週間以内に使い切るように。

【にんじん】
新聞紙で包みポリ袋に、もしくはコップなどにヘタを上にして入れ立てて冷蔵保存。基本は自然に生えているのに近い状態で保存するのがベスト。目安保存期間は2週間。

【きゅうり】
1本ずつキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れる、もしくは、1本ずつラップに包んで冷蔵保存。にんじん同様、立てて保存するのが好ましい。目安保存期間は1週間。

【もやし】
傷みやすいので買ったらすぐに食べ切るのが好ましい。もし残ってしまった場合は、軽く茹で粗熱をとり、密閉した容器に入れて冷蔵保存。その場合も1~2日で食べ切ること。

【きゃべつ】
芯をくり抜き、湿らせたキッチンペーパーをくり抜いた部分に入れ、ポリ袋に入れて冷蔵保存。目安保存期間は1~2週間。

【きのこ類】
冷凍保存がおすすめ。石づきをとってほぐし、チャック付きの保存袋に入れ冷凍保存。1ヶ月以内に使い切ること。

じゃがいも、たまねぎ、にんじんは新聞紙があればベストですが、なければ、そのままでも問題ないとのことです。

──これから旬を迎える食材の保存方法・目安保存期間を教えてください。

【おくら】
キッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて冷蔵保存。目安保存期間は3~4日。サッとゆでた後に冷凍保存することも可能。冷凍保存の場合は1カ月ほどOK。

【なす】
1本ずつキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れるか、1本ずつラップをして冷蔵保存。どちらも目安保存期間は3~4日。生のなすは水にさらしてをアク抜き、加熱したなすは皮をむいてから、チャック付の保存袋に空気を抜いて入れれば、冷凍保存も可能 。その場合の目安保存期間は1ヶ月。

【トマト】
1個ずつキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れるか、1個ずつラップをして冷蔵保存。目安保存期間は1~2週間。

■肉・魚の冷凍保存方法を教えて!

──肉の正しい冷凍保存方法やポイント、保存期間の目安を教えてください。

【ひき肉・薄切り肉】
小分けにしてラップに包み、保存袋に入れて冷凍保存。どちらも目安保存期間は1ヶ月。

「かたまり肉は、そのままの状態だと、冷凍するのに時間がかかります。水気を軽く拭きとり、小分けに切ってからラップに包み、保存袋に入れて冷凍保存しましょう。保存期間の目安は1ヶ月です。すべての肉に共通ですが、下味を付けて冷凍すると肉が硬くなるのを防げて、調理する時の味付けも楽になりますよ」

──保存=下準備になり、簡単に作れるレシピをぜひ教えてください。

「わたしは薄切り肉を冷凍する時に、塩こうじや焼肉のタレなどに漬けてから冷凍することが多いです。解凍したら野菜と一緒に炒めるだけで、おいしいおかずが完成するので時短調理にもなります」

──魚介類の正しい冷凍保存方法やポイント、保存期間の目安を教えてください。

「魚の切り身は、水気をふきとり、ラップに包み保存袋に入れましょう。貝類は、砂抜きして洗った後に水気を切り、保存袋に入れましょう。どちらも冷凍保存、目安保存期間は1ヶ月です」

■正しい保存で毎日の料理を快適に!

──1人暮らしで自炊を頑張っているALICEY読者へ一言お願いします!

「野菜の鮮度は、味や食感に直結します。正しく保存することで、鮮度の良いおいしい状態を保つことができます。また、肉や魚を冷凍保存する時も、少しの工夫で解凍後の味が変わってきます。忙しい中で、手間をかけずに料理したい方には下味冷凍がおすすめです。ぜひ、毎日の料理に活用してくださいね」

今回のアドバイスをもとに、使い切れない食材はすぐに適切な保存を! 食材を無駄なくおいしく食べきれるようになりましょう。

(やまかわきよえ+ノオト)

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