鶏むね肉が100倍おいしく!? 「ブライニング」を試してみた

鶏むね肉が100倍おいしく!? 「ブライニング」を試してみた

「ブライン液」でジューシーに!
スーパーなどで安く手に入れることができ、さまざまな調理法がネット上で公開されている「鶏むね肉」。塩麹を使って鶏むね肉を低温調理する方法も話題となりました。

今回試すのは塩麹ではなく、「ブライニング」と呼ばれる「塩水」を使ったテクニック。なんでも、鶏むね肉を塩水に漬けてから調理するだけで、驚くほど柔らかくジューシーになるのだとか。さっそく調理していきましょう! 

■お肉に潤いを与える「ブライン液」の作り方

ブライニングは適切な量の水・塩・砂糖を混ぜ合わせて作る「ブライン液」を使った調理法です。ブライン液にお肉を漬け込むことで、食材の中に水分が浸透し、ジューシーな仕上がりになるとのこと。調理中に失われる水分を軽減するのがブライン液の役目なんですね! 
ブライン液は水100mlに対して塩と砂糖を5gずつ加えて作るのが基本。ジップロックなどの袋に材料を入れ、よく混ぜてからお肉を投入してください。今回は100mlのブライン液を作ることにしました。

■漬けて寝かせるだけ! ブライニングチキンソテー

今回はブライニングの効果を検証するため、鶏むね肉を半分にカットし、片方はブライン液に漬け込み、もう片方はそのまま調理することに。塩コショウをふって、シンプルなチキンソテーを作っていきます。
ポイント:穴をあける
漬け込む前に、フォークを使って肉全体に穴を空けます。これにより、ブライン液がより浸透しやすくなるそうです。
袋に投入したらそのまま冷蔵庫で寝かせます。お肉の種類や量によって時間は変わりますが、鶏むね肉1枚(約200g)だと1〜4時間くらいがオススメとのこと。長時間漬けすぎると味がしょっぱくなるのはもちろん、肉質も固くなるようです。ここでは1時間ほど寝かせることにしました。
ポイント:常温になるまで待つ
冷蔵庫から取り出したら常温になるまで放置。それから塩コショウを軽くふり、フライパンで焼いていきます。
できました! 

写真上が何も手を加えていないもの、下がブライン液に漬けてからソテーしたブライニングチキンソテー。今のところ、見た目に大きな違いは感じられません……
ブライニングなし
ブライニングしていないチキンソテーの断面がこちら。一見普通ですが、断面に凹凸(おうとつ)があり、繊維もボサボサしているようにも見えます。包丁の通りも悪く、決して柔らかい肉質とは言えないでしょう。
ブライニングあり
こちらはブライニングしてからソテーしたもの。とても滑らかな断面で、スパッと繊維が切れていることがわかりますね! たっぷりの脂が溢れ、見るからにジューシーです。ほどよい塩加減としっとりとした食感がたまりません! 
少し時間を置いてから、同じ厚さにスライスして箸で持ち上げてみました。写真左のAがそのままソテーしたもので、表面の脂が殆どなくなり、茹で鶏のようにな見た目に。実際に食べてみるとかなりパサついた食感で、舌触りも決して良くありません。

一方、Bのブライニングチキンソテーはチャーシューのように柔らかく、脂もたっぷりと残っています。全然パサパサしておらず、とってもおいしいので箸が止まりません! ブライン液に1時間漬けるだけで、これほど違いがでることに驚きです。
鶏むね肉を柔らかくする調理法はさまざまありますが、ブライニングはその中でも特に簡単で、効果が高いのは間違いないでしょう。ソテーのほかにも唐揚げやローストチキンにも使えるそうなので、興味のある人はお試しあれ。

ちなみに、牛もも肉やサーモンでも試してみたのですが、そこまで大きな違いは感じられませんでした……次回は漬け込む時間などを調整し、再チャレンジしてみたいと思います! 

(吉田リオカ+どてらい堂)
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