腕出しシーズン前に解決! 二の腕のブツブツを治す方法

腕出しシーズン前に解決! 二の腕のブツブツを治す方法

実はニキビじゃない!?
だんだんと暖かくなり、腕出しシーズンはもうすぐそこ! でも、実は二の腕にニキビのようなできものができていて、Tシャツやノースリーブを着ることに抵抗がある……と悩んでいる人も少なくないはず。

厄介なこのできものについて美容皮膚科医の本田えり先生にお話を伺いました。

■原因は角質の詰まり。でもニキビじゃない!?

──二の腕のできものは、ニキビなのでしょうか?

「一見ニキビのように見える二の腕のブツブツとした盛り上がりは、『毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)』または『毛孔角化症(もうこうかくかしょう)』と言われるもので、ニキビではありません。毛穴の周囲の角質が肥厚して硬く盛り上がる皮膚疾患で、触るとブツブツ・ザラザラとしています。毛穴の炎症による赤みや茶褐色の色素沈着が生じる場合もあります。ニキビのようにアクネ菌が増殖しているわけではありません」

──二の腕にできものができてしまう原因は何でしょうか?

「このブツブツは、ターンオーバーの乱れにより古い角質が毛穴にたまることが原因で発生します。角質が厚くなることで皮膚が盛り上がり、ブツブツとした見た目になってしまうのです。さらに角質だけでなく毛も一緒に詰まっていたり、軽く炎症を起こして赤みが発生したりする場合もあります。ただし根本的な原因はまだはっきりと解明されておらず、遺伝による影響もあると考えられています」

■丁寧な角質ケアで地道に治そう

──どのようにケアすれば治りますか?

「自然に治すことが難しいため、ケアが必要となります。角質をやわらかくしてザラつきを取る効果のある角質ケアアイテムが効果的です。ピーリング作用のある角質ケアアイテムや、炎症や色素沈着を改善させるビタミンCローション、油分控えめのさらりとしたゲルや乳液も使用すると良いでしょう。

こすると症状が悪化するのでタオルやブラシ洗いを避け、手で優しく洗うようにしましょう。ブツブツを取りたいからとスクラブでこするのは逆効果になるので、スクラブの使用は避けましょう。また肌が乾燥していると、摩擦による刺激を受けやすくなり悪化しやすくなるため、保湿ケアも行ってください。ビタミンAが不足すると、毛孔角化が見られやすいので、ビタミンA摂取も心がけたいところです」

──つい気になって触ってしまいそうですが、刺激はNGなんですね。

「触るとザラザラとしているためどうしても気になってしまいますが、潰したりこすったりすると角化が進んで余計に悪化し、色素沈着などの色みも目立ちやすくなります。早くきれいに治すためにも刺激を与えないことが大切です。

また、先ほど紹介したセルフケアでの改善は時間がかかるため、なかなか治らない場合はクリニックでの治療をオススメします。当院では皮膚の再生を促し、ザラつきを改善する『ダーマスタンプ』による治療を初回33,334円(税抜)で行っています」

■肌に優しい生活できれいな二の腕をゲット!

──今後、二の腕にできものをつくらないためにはどうすれば良いのでしょうか?

「毛孔性苔癬はターンオーバーが乱れた肌や乾燥した肌に発生しやすいので、摩擦による刺激を与えないようにする、角質ケアでターンオーバーを整える、保湿をしっかり行う、予防ケアを心がける、食事やサプリなどで肌に栄養を与えるようにしましょう。また、肌の代謝を上げるためには睡眠時間をしっかりと確保することも大切です」

触る度にブツブツやザラつきが気になり、気分も落ち込んでしまう二の腕のできもの。規則正しい生活や丁寧なケアを心がけて、本格的な夏が到来する前につるつるの二の腕をゲットしちゃいましょう!


(五十嵐綾子+ノオト)

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