GWに温泉行くなら知っとこ! 温泉パワーをUPする入浴法

GWに温泉行くなら知っとこ! 温泉パワーをUPする入浴法

普通に入浴するだけじゃもったいない!
ゴールデンウィークの予定はお決まりですか? 新年度に溜まった疲れが出やすいこの時期、温泉に浸かってゆったり過ごすのはいかがでしょう。

正しい入浴法を心がけることで、温泉パワーは、より体の隅々まで染みこみます。今回は、温泉ソムリエの資格を持つ筆者・高橋アメリが、心身ともに癒される入浴方法をご紹介します。

■その1「入浴15分前に水分補給を!」

入浴すると、発汗作用で血液粘度が高まり、血管に負担がかかりやすくなると言われています。そのため、入浴後だけではなく、入浴前にも水分を補給し、血がサラサラな状態を作っておくことが大切。湯船に浸かる15分前に水分補給すると効果的ですよ。

■その2「汚れを落とすだけではない? 入浴前の“かけ湯”」

入浴前には欠かせない「かけ湯」。衛生面に気を遣うことの他に、健康面でもメリットが。体が冷えている状態でいきなり熱い湯に入ると、血圧が急上昇し、体に負担がかかりやすいといいます。かけ湯は、温泉の泉質や温度に体を慣らすために行うものでもあるのです。足先など、心臓より遠い場所から順番に、十分な「かけ湯」を行いましょう!

■その3「のぼせやすい人はタオルを頭にのせよう」

タオルを頭にのせてほっと一息。温泉ではお馴染みの光景ですが、実はこれ、「のぼせ防止」の役割を担っているのです。人間の体は、体温より高いお湯で温められると、汗をかいて冷やそうとします。そのため血液循環が活発になるのですが、それによって頭まで過剰に血が行くと、のぼせてしまうのです。

頭に濡れたタオルをのせると、首から上の部分が温まりすぎず、のぼせにくくなると言われています。

ちなみに、お湯に入る時と上がる時は、ゆっくりと立ち上がることで、体への負担を減らすことができますよ。

■その4「温泉パワーが半減? 上がり湯」

温泉から上がって体にかける「上がり湯」。これは、温泉パワーが半減してしまうので、あまりおすすめはできません。湯船を出てから3時間程度は、温泉の持つ力が体に吸収され続けているので、体をまとう温泉の成分は流さない方が良いと言われています。

上がり湯をしないことに抵抗がある方は、温泉の湯口から桶に新鮮な湯水を汲み、そこに浸したタオルで体を拭きましょう。温泉が染みこんだタオルなら、体を拭いても皮膚に付着した温泉の膜をはがしてしまうことはありません。

※硫黄や酸性などのように、刺激が強い温泉に入る場合や、皮膚が弱い人などは、炎症を防ぐために洗い流した方が良いとされています。
さて、効果的な入浴法を学んだら、体の悩みに合った温泉を選びましょう。そうすれば、より疲労回復効果が高まりますよ。

■女性必見! 美肌の湯

【炭酸水素塩泉】
通称「美肌の湯」。皮膚の表面を軟化させる作用があり、皮膚病や火傷、切り傷に良いと言われています。また、泉水自体に汚れを落とす効果もあり、お湯から上がった時の、すっとした清涼感や、皮膚が滑らかになるのも炭酸水素塩泉の特徴です。

代表的な温泉地:支笏湖温泉(北海道)、東鳴子温泉(宮城県)、別府温泉(大分県)など

【塩化物泉】
海水の成分と似た食塩を含む、無色透明の塩辛い湯。肌表面をコーティングし、湯冷めしにくいことから、「温まりの湯」とも呼ばれています。肌の角質を取る「美肌の湯」から上がった後で、こちらの塩化物泉に入ると、乾燥を防ぎ、「美人の仕上げ」にもなりますよ。

代表的な温泉地:定山渓温泉(北海道)、秋保温泉(宮城県)、指宿温泉(鹿児島県)など

■女性特有のお悩みには「婦人の湯」

【含鉄泉】
鉄を豊富に含む温泉で、「婦人の湯」とも呼ばれている温泉。貧血・冷え性・月経障害・更年期障害など、女性に見られやすい症状に良いと言われています。

代表的な温泉地:鳴子温泉(宮城県)、加賀井温泉(長野県)、有馬温泉(兵庫県)など

■成分の違いはどこでわかるの?

各施設のホームページ、もしくは温泉の脱衣所に「温泉分析書」が掲げられています。「泉質」または「適応症」の欄をチェックし、自分に合った温泉を見つけてみてくださいね!
今までなんとなくしていたかけ湯やタオルのせには、きちんと意味があるのです! 温泉に行く時は泉質をチェックし、正しい入浴法で、健康的に温泉を楽しみましょう!

(高橋アメリ+どてらい堂)

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