下腹ぽっこりは姿勢が原因!? 肩が内に巻く「巻き肩」とは?

下腹ぽっこりは姿勢が原因!? 肩が内に巻く「巻き肩」とは?

スマホやパソコンを多用する人、要注意!
スマホやパソコンを多用しているとなりやすく、女性に多い症状と言われる「巻き肩」。実はあらゆるカラダの不調は、巻き肩が原因で起こっていることもあるのだとか……。そこで、「巻き肩」の提唱者であり、鍼灸リンパケア治療院クレア主宰で、さとう式リンパケア公認上級インストラクターの、さかえみきこさんにお話を伺いました。
さかえみきこさん

■肩先が前に出て固まる!?「巻き肩」の特徴

−−「巻き肩」とは、具体的にカラダのどんな状態のことを言うのでしょうか?

「肩がカラダの内側に巻いてしまっている状態のことです。正しい姿勢は、肩関節のすぐ下にある、上腕骨という腕の骨が耳からまっすぐ下にある状態を言います。巻き肩だと、この上腕骨が耳よりも前に出てしまっているんです。

スマホやパソコンを多用して、前かがみの姿勢になることが最大の原因。肩が内に巻くと、肩こりや首こり、くいしばりなどを引き起こしてしまいます」(さかえさん)

−−自分が巻き肩かどうか、チェックするポイントはありますか?

「デスクワークやスマホ、パソコンの利用時間が長い人は巻き肩である可能性が高いです。前を向いて立った時に、手がパンツのサイドラインより前に来てしまう人もそうですね。

猫背の人は巻き肩を併発していることが多いでしょう。猫背は首から背中にかけて丸まった状態で、巻き肩は、肩先が内側に巻いた状態で、背中が丸くなっている人もいれば、反り返っている人もいます。異なる症状ですが、巻き肩との関連は深く、巻き肩を改善することによって、必然的に猫背もだんだんと良くなります」
「巻き肩」の状態
正しい姿勢

■顔のたるみや二重あご、下腹ぽっこりを引き起こすことも!

−−巻き肩になると、カラダのどんな不調を引き起こすのでしょうか?

「先ほどあげた肩こりや首こり以外にも、さまざまな悪影響が。まず、顔のたるみや二重あごを引き起こします。胸が圧迫されるので、呼吸が浅くなることも。また、下半身にも大きな影響を及ぼします」

−−肩との関係があまりなそうな下半身にも影響があるとは、意外ですが…。

「巻き肩で肩と首が前に傾くと、そのバランスを取るために反り腰になりがち。反り腰になると、下腹のぽっこりを引き起こします。また、肩が巻くと胸が圧迫されて内臓が下垂する場合があり、そのために下腹部がより目立つことも。下腹のぽっこりが気になるからと運動して鍛えたり、マッサージをしたりしている人もいますが、実は巻き肩を治すことで、改善していくケースが多いんです」

■スマホやパソコンを使う時の正しい姿勢とは

−−スマホやパソコンが大きな原因ということですが、使用する際の注意点はありますか?

「多くの人はスマホをみぞおちの辺りで持って、頭を下に向け、肩を内に巻いて操作していますね。スマホ巻き肩にならないためには、胸の辺りで持つこと。その上で、なるべく体が前傾しないように意識してください。

パソコンも同じく、目線の少し下ぐらいにモニターが来るように設置して、首が前に倒れないようにしましょう。できれば始める前に、ひじから両手を左右に開いて、胸をまっすぐな状態にして、そのまま腕だけをキーボードに置いてみてください。正しい姿勢をキープしやすいはずです」

日常生活での動きを少し気にするだけで、改善する巻き肩。今日から早速意識してみましょう。
(野々山幸/TAPE)

関連記事