「自分」を休む時間……無料坐禅教室で、身も心もリフレッシュ!

「自分」を休む時間……無料坐禅教室で、身も心もリフレッシュ!

お坊さんはみんなイケメン♪
仕事や人間関係など日々の生活に追われ、なんだか疲れていませんか? そんな時は、一度立ち止まって深呼吸してみるのもひとつの手。

駒澤大学の坐禅堂では月に3回、若手僧侶による坐禅教室「駒沢坐禅教室 by Shojin-Project」が開催されています。坐禅教室のテーマは「忙しい『私』の、忙しくない『時間』」。身も心もリフレッシュすべく、疲れ気味の筆者が潜入取材を試みました!

平日は30〜40名、休日の教室では80〜100名の方が訪れ、年齢層もさまざま。20代女性の参加者も多いそうです。こちらの教室、なんと参加は無料!


用意するものは、長時間足を組んでも疲れない衣装。締め付けの強いデニムや、脚の出るスカートは避けましょう。更衣室とロッカーが用意されているので、お仕事帰りでも立ち寄りやすいですね。

坐禅は原則裸足で行うものですが、冬の開催期間中は冷えるので靴下を履くことや、コートなど防寒具を着ることも許可されています。
合掌(がっしょう)や叉手(しゃしゅ)といった基本の作法や、入堂の仕方などの簡単な説明を受けた後、いよいよお堂へ。

お香が焚かれる荘厳なムードの中、自然と背筋が伸びるのがわかります。
広いお堂の中には、仕切りでわけられたブースがたくさん。

自分の坐る場所を坐位(ざい)または単(たん)、コロンと丸いざぶとんのような物を坐蒲(ざふ)と呼びます。
坐禅を始める前に、各ブースに1名のお坊さんが付き、足の組み方や呼吸の方法などを丁寧にレクチャーしてくれます。

「坐禅の最中は、色々なことが頭の中に浮かんでくるでしょう。思いは思いのままにし、深い呼吸を続けることで自然と消えていくはずです」とのこと。
指導の後に休憩をはさみ、鐘の音と共にいよいよ坐禅スタート。壁を向き、30分間姿勢と呼吸を調えます。

いざ始めてみると「この体験レポート、どんな風にまとめようかなぁ」、「どうやったらあの人と仲直りできるかなぁ」などと最初は考えごとをしていたのですが、続けるうちに自然と頭の中がすっきりと「何もない」状態になっていることに驚きました。

寝ているわけではないのに、起きているわけでもない……なんとも言えない不思議な時間はあっという間に終わり、なんだか心も軽やかに。

15分の休憩の後、2回目の30分間の坐禅スタート。

お坊さんの説法に耳を傾けながら深い呼吸を繰り返すうち、リラックスしていくのが感じられました。
坐禅といえば「木の板で肩を叩かれる」イメージがあるかと思いますが、せっかくなのでこちらも体験してみました。

坐禅堂の中央には坐禅をする人を見守る仏さま、聖僧(しょうそう)さま(文殊菩薩)がおまつりされています。

木の板は警策(きょうさく)といい、眠くなったり心がまとまらなくなったりした時、聖僧さまの代わりにお坊さんから警策で肩を打ってもらうことで励ましていただくものです。

しっかり打ってもらえるのですが、痛みはほとんどなく、モヤモヤが一瞬で吹き飛びます。
全部で2時間ほどの教室を終え、Shojin-Projectのみなさんをパシャリ。現役僧侶のみなさん、26〜30歳と若い上にイケメンです……! 「はい、ボーズ(笑)」なんてシャレが飛び出すくらい、気さくな方たちです。


「私たちは普段、アレをしなきゃ、コレをしなきゃ……とさまざまなものを背負っているので心も体も緊張し、どこかに『自分』を置き去りにしてしまっているのではないでしょうか。足を組み、呼吸を整え、坐禅に集中することでいろいろなことを一旦お休みしてみるといいかもしれません。この教室がみなさまの『自分と出会う時間』になればと思っています」

とメンバーの方は語ってくださいました。
Shojin-Projectによる2015年度の坐禅教室は4月スタート予定。

その他にも、パネル展示や坐禅のワークショップで禅の教えに気軽に触れることのできるイベント「下北×お坊さん×発見」も2015年2月27日(金)〜3月1日(日)に開催されます。教室やイベントの情報は公式サイトをチェック!

日常に追われ疲れているみなさん、坐禅を通して心と体をほっと休め、自分を見つめ直す時間を作ってみませんか?


(松井芙実香+ノオト)

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