12月3日は「みかんの日」!皮まで食べられるみかんレシピ

12月3日は「みかんの日」!皮まで食べられるみかんレシピ

12月3日の「みかんの日」にちなんで、みかんの栄養と皮までおいしいみかんレシピをご紹介します。

 

体によい効果をもたらすみかんのパワー

スーパーでよくみかける「みかん」は、日本原産のもので温州みかんと呼ばれるもの。昔から「みかんが色づくと医者が青くなる」といわれてきました。

みかんは栄養面からみると、皮・白い筋・実のそれぞれに体に有効な成分が含まれています。それでは、みかんが体にいいといわれる理由を詳しくご紹介していきます。

 

みかんの栄養と効能

 

風邪予防に

みかんには免疫力を高めるといわれるビタミンCが100gあたり35mg含まれているため、みかんを3個食べれば、大人が1日に必要なビタミンCを摂ることができます。また、みかんだけに含まれるシネフィリンという成分は風邪予防に効果的だといわれています。寒い時期にこたつで温まり、みかんをこまめに食べるだけで、風邪をひきにくくなるというのは、実践しやすい予防法ですね。

 

疲労回復や血行促進に

みかんには疲労物質である乳酸を分解して燃焼し、疲労回復を早めたり、血流をよくする効果があるクエン酸が多く含まれています。

 

美肌・アンチエイジングに

ビタミンCをはじめ、さまざまなビタミンを多く含むため、美容にも効果があります。白い筋の部分には、壊れやすいビタミンCを安定させ、毛細血管を強化し、抗アレルギー作用などをもつスペリジン(ビタミンP)が含まれています。毛細血管の強化はしみ・しわの原因になる肌の老化を防ぐアンチエイジングのかぎとなります。

 

ガン予防に

オレンジ色の色素の一種であるクリプトサンチンには、発がん性物質から細胞を守る働きがあるといわれています。

 

整腸作用、便秘解消

みかんの白い筋や薄皮は水溶性食物繊維の一種であるペクチンを多く含み、整腸作用や便秘解消の効果があるといわれています。お腹の調子を整えたいときには、薄皮ごと食べることをおすすめします。

 

中医学からみると

みかんは気を巡らし、胃腸の働きを高め、腹部の膨満感や食欲不振を改善するといわれています。また、肺にうるおいをあたえ、咳をとめるともいわれます。

皮を干した陳皮は生薬として用いられ、ストレスなどによる気つまりを解き、咳を止めたり、胃腸の働きを高め、下痢や吐き気などの改善に使われます。

 

食べたあとの皮の活用法

みなさんは、みかんをむいたあとの皮をどうしていますか? そのまま捨ててしまっていませんか?
食べた後の皮は、よく洗って、ザルに並べて天日干しにして活用しましょう。

カラカラになるまで一週間ほど乾かします。これがいわゆる生薬の陳皮です。陳皮は古ければ古いほど薬効が高くなるといわれています。

ちなみに、こちらは1年ほど保存したものです。

私はワックスのかかったものは、水切りの袋や使い古したストッキングなどに入れ、入浴剤としてお風呂で使用しています。体を温め、香りの効果でリラックスし、ストレスやイライラを解消してくれます。

ノーワックスのものは食用(薬膳用)にします。乾燥させて大きいままで使用したり、用途に応じて細かく刻んだり、ミルでパウダーにしたりして使用します。

煮込み料理にいれたり、スープやお茶、料理の香りづけなどに幅広く使えます。

次に皮までおいしく食べられるみかんのレシピをご紹介します。

 

皮まで食べられるおいしいレシピ

 

みかんの葛湯

寒い日のホットドリンクや風邪の予防、ひきはじめ対策におすすめです。

 

材料

みかんの果汁 3個分(3/4カップ程度)
みかんの皮 少々
くず粉 8g
水 1/2カップ
おろししょうが 小さじ1
お好みではちみつ 小さじ2

 

作り方

①みかんは果汁を絞る。みかんの皮は細く切る。くず粉は大さじ1の水で溶いておく。

②くず粉に残りの水を加えてよく溶いて鍋にうつす。おろししょうがを入れて火にかけ、沸騰したら火を弱め、みかんの果汁を加える。とろみがついたら火を止める。あまみがたりなければお好みではちみつを加える。

③ ②を器に注ぎ、みかんの皮をのせる。

詳しいレシピはこちら

 

みかんのトムヤム風スープ

血流アップ食材で冷えも改善

 

材料

有頭えび 4尾
にら 1/2束
マッシュルーム 4個
トマト(中) 1/2個
チキンスープ 2.5カップ
A 陳皮 5㎝
  干し生姜 3枚※またはジンジャーパウダー 少々)
赤唐辛子 1本
ナンプラー 大さじ1.5
みかんの果汁 1個分(小さじ2程度)
黒酢 小さじ1
香菜 2~3本

 

作り方

①えびは背ワタを取る。にらは4cmの長さに切る。マッシュルームは4等分する。トマトは1cm角に切る。香菜は茎と葉に分け、茎はみじん切りにする。

②鍋にチキンスープを入れ火にかけ、沸騰したらえびを入れる。えびの色が変わり、2分程煮たら、えびをとりだす。

③②にA、赤唐辛子、香菜の茎を加え、1分程煮たら、マッシュルーム・トマトを加える。

④③が煮えたら、ナンプラー、みかんの果汁・えび・にらを加える。一煮立ちしたら、黒酢を加え火を止める。

⑤④を器に注ぎ、香菜の葉をのせる。

詳しいレシピはこちら

 

陳皮みそ(田楽みそ)

作りおきしておくと便利です。

 

材料 みそ 80g
きび砂糖 70g
酒 大さじ2
陳皮 5g

 

作り方

(下準備)みかんの皮を乾燥させた陳皮をミルで細かく粉砕するか、細かく刻む。

①鍋に陳皮以外の材料を入れて中火にかけ、かき混ぜながら温める。

②フツフツとしてきたら、火加減を調節しながらとろみがついてツヤがでるまで練る。仕上げに陳皮を入れて混ぜ、火を止める。

詳しいレシピはこちら

 

今回はみかんの日にちなんで、みかんの栄養と皮の活用法やレシピをご紹介させていただきました。ぜひみかんの皮も捨てずに活用してみてください。

参考文献
『現代食卓に生かす「食物性味表」』(日本食養学会)
『薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)
『薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖』(西東社)

 

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この記事のライター
神田 美紀

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