生食用のほうが痩せている?牡蠣の選び方と「縮まない」調理法

生食用のほうが痩せている?牡蠣の選び方と「縮まない」調理法

寒くなっておいしくなるのが「牡蠣」。スーパーでもたくさん売られるようになりましたね。牡蠣には「生食用」と「加熱用」がありますが、この違いを知っていますか? 今回は、牡蠣の選び方や保存法を紹介します。

 

牡蠣は「生食用」のほうが痩せている可能性がある?

牡蠣には「生食用」と「加熱用」の2種類があります。生食用のほうが新鮮で、加熱用は新鮮ではないと思いがちですが、この2つ、鮮度で分けているわけではないんです。

生食用と加熱用の牡蠣の違いは、細菌数によって分けられています。

生食用と表記されるのは「保健所が定めた海域で育てられている」or「滅菌処理した水や大腸菌群が一定数以下の水の中で2~3日断食させている」のどちらかに当てはまる牡蠣のことです。ということで、生食用の牡蠣は加熱用に比べて、痩せて小さい場合があるんです。

これは逆に言うと、身が大きくてプリプリしているのは「加熱用」ということ。生で食べる時はもちろん生食用を選ぶべきですが、カキフライや鍋料理など加熱して食べる場合は未の大きい加熱用を迷わず選びましょう。

 

牡蠣の選び方

殻付きの牡蠣の場合は、殻がふくらんでいて厚みがあり、重たいものを選びましょう。

むき身の牡蠣を選ぶときは、身がふっくらとしていて、貝柱が大きく、ふちの黒い部分が濃いものにするのが良いですよ。出荷日などを確認して、できるだけ新しいものを選ぶこともポイントです。

 

牡蠣はすぐに食べるか冷凍保存

牡蠣を買ってきたら、できるだけ早いうちに食べましょう。食べきれない分は、すぐに冷凍保存を。冷凍保存するときは、牡蠣を洗って茹でてから、水気をふきとり、ラップで包み冷凍します。冷凍した牡蠣は2~3週間で食べきるようにします。

 

牡蠣の下ごしらえと調理のポイント

牡蠣を洗う前に片栗粉と塩で軽くもみ洗いすることで、牡蠣の汚れとぬめりをとることができます。その後、水で洗い、キッチンペーパーなどで水気をふきとります。牡蠣を潰さないように、優しく洗うようにしてくださいね。

炒める時は小麦粉や片栗粉をまぶして炒めるのが◎です。牡蠣が縮むのを防ぎ、牡蠣のうま味を閉じ込めてくれます。

 

おすすめレシピ

 

牡蠣のバター炒め

牡蠣をバターとオイスターソースで炒めたシンプルな一品。お酒のおつまみにおすすめです!

レシピはこちらで紹介しています。
https://oceans-nadia.com/user/21965/recipe/144685

 

牡蠣はヘルシーかつ、栄養豊富!

牡蠣は脂質や炭水化物が少なく、タンパク質が豊富に含まれています。また、鉄や亜鉛、ビタミンB群などが豊富です。牡蠣100g(約6個)あたり60kcalと、カロリーも低いんです。

 

ノロウイルスに注意しよう

冬のおいしい風物詩である牡蠣ですが、ノロウイルスに注意が必要です。

ノロウイルスは90度で90秒以上加熱することで失活させることができます。加熱用の牡蠣でも、きちんと加熱されていないと、ノロウイルスの危険があるので、しっかり加熱しましょう。

生食用の牡蠣の場合でも、ノロウイルスにかからないということではないのでご注意を。生食用も加熱用の牡蠣でも、ノロウイルスに感染する可能性があるということです。

特に、抵抗力の弱いお年寄りや小さなお子様は、生食用の牡蠣は控えたほうが良いと思います。

 

牡蠣は鮮度が命!加熱用はしっかり加熱

いかがでしたか? 牡蠣は鮮度が命の食材です。また、ノロウイルスの不安もあるので、加熱用の牡蠣を食べるときの加熱はきちんと行いましょう。小麦粉や片栗粉をまぶして加熱することで、牡蠣が縮むのを防ぐことができます。ぜひ、試してみくださいね。

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この記事のライター
 
管理栄養士 若子 みな美
https://oceans-nadia.com/user/21965

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