失敗しない「究極の肉じゃが」、教えます

失敗しない「究極の肉じゃが」、教えます

「肉じゃが」といえばおふくろの味No1! 後世に伝えていきたい日本料理でもある肉じゃがは、海軍食として広まったのをご存じでしたか? 栄養価も高く、バランスも良い逸品。そんな肉じゃがに向き合い、材料を考え、究極の肉じゃがを作ってみました。

肉じゃがといえば、おふくろの味No1、煮物料理の代表ですよね。じつは栄養バランスもとてもいいんです。

そんな肉じゃがですが、明治時代にその栄養バランスのよさから海軍食として広まったそうです。ハードワークの水夫さんにはカレー同様、人気のメニューだったと思います。

今回は、そんな肉じゃがの材料や作り方を徹底的に吟味して、「究極」かつ、失敗しない作り方を考えてみました。

 

食材は、どこでも手に入る定番のもので

今回、私が選んだ「究極の肉じゃが」の食材は、豚バラスライス、男爵いも、玉ねぎ、にんじん、白滝、椎茸(飾り用)、いんげん(彩用)です。

今回はこの食材で「究極の肉じゃが」を作っていきます!

 

作り方が究極に簡単、なのにめっちゃうまい!

今回の肉じゃが、なにが究極かといいますと「作り方が究極に簡単なのに、めっちゃうまい!」んです。

その秘密は日本料理の基本、落しぶたで煮ふくめるという調理法にあります。

落としぶたをすると煮汁が対流するので、全体に均一に味を含ませることができるんです。また、落としぶたには、煮くずれを防ぐ効果も。せっかくの肉じゃが、「じゃが」が煮くずれないようにするためにも、ぜひ落としぶたを使いましょう。

ちなみに落としふたがない場合、アルミホイルやオーブン用シート、キッチンペーパーなどでも代用できるので、ぜひお試しください!

では、簡単に手順をご紹介します。
①出汁に調味料を入れる
②いんげん以外の食材を全部入れる
③強火で沸騰するまで加熱する
④沸騰したら弱中火にして落しぶたをし、15分炊く


⑤15分たったら一度火を止め、1時間おいて常温に戻す
⑥いんげんを軽くボイルし、鍋に加える
⑦常温まで冷めたら、また中火で温める
⑧温まったら盛り付けて完成!

 

ここを見逃すな!調理のポイント

・具を炒めないのがポイント。炒めたときよりもあっさり味になり、柔らかく仕上がります

・最初は出汁が濁りますが、温度が上昇するとタンパク質がかたまり、灰汁となって出てきます。これを取り除き、引き続き煮ると出汁が澄んできます。これがおいしくなってる証拠!

・冷たい出汁に食材を入れてから加熱することで野菜の出汁とうまみがでます。

・煮物は一回冷ますことで味がしみこみます

 

究極の肉じゃがレシピ(4人分)

出汁…600ml
濃口醤油…60ml
みりん…60ml
三温糖…15g
豚バラ肉(3cmくらいに切る)…250g
じゃが芋(男爵)〈皮をむき4等分〉…5個(500g)
玉ねぎ(2cmくらいのくし切り)…1個(200g)
にんじん(皮を剥いて一口サイズのらん切り)…1本(200g)
椎茸(じくをきって花切り込みを入れる)…1本
いんげん(3cmくらいに切る)…30g

 

実食した感想

じつは私の父も料理人でした。お正月のお節料理や煮しめは必ず父が作っていたのを思い出します。

この肉じゃがを食べて、味付けが父の味になってるのに少し驚きながら「料理は受け継がれる」という事を実感しました。

肉じゃがは、次の世代に伝えないといけない味ですね! 肉じゃが最高!

 

一度冷ますのが何より肝心!

今回の「究極の肉じゃが」は、合わせ出汁に切った具材を入れ、落しぶたをして15分炊き、1時間常温になるまで冷まして、食べるときに温めました。

じつはこの「常温になるまで1時間冷ます、が大事な工程。

煮物は冷めるときにうまみを吸い込んでいきます。ここはぜひ、面倒くさがらずに、じっくりとお待ちください。

時間のかかる料理は、愛情がたくさんつまってるって感じますよね~。寒い冬には愛情たっぷりの肉じゃがを作ってみてはいかがでしょう。

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この記事のライター

食のデベロッパーからマーケッターまでをこなすプランナー MasterBerry
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