インド発祥のオイル!「ギー」の効果がすごい!美容にも効果的!その栄養や健康効果に迫る

インド発祥のオイル!「ギー」の効果がすごい!美容にも効果的!その栄養や健康効果に迫る

インド発の万能オイル、ギー。海外セレブも愛用中!

みなさん、最近話題のオイル「ギー」を知っていますか?美容にはオイルが欠かせないことが昨今明らかになっていますが、どんなオイルを使うかが美容に効くかどうかの分かれ道です。

ギーは数あるオイルの中でも特に上質なオイルといわれ、健康維持や美容、ダイエットにも強い味方になるオイルです。バターのような見た目ですが、バターではないギー。

一体どんなオイルで、どんな風に使えば良いのかをご紹介していきましょう。

「ギー」とアーユルヴェーダの関係

ギーはまだ一般的に知られていないオイルかもしれませんが、インドの伝承医学アーユルヴェーダで特にすぐれたオイルとして大切にされてきたオイルです。

見た目はバターのようですが、味や香りはバターよりも甘みを感じます。アーユルヴェーダって何?と思われた方がいるかと思いますので、こちらも簡単に説明していきましょう。

アーユルヴェーダとは5000年前に古典書が編纂されたといわれるインドの伝承医学で、その治療法はライフスタイルの改善から体内のクレンジング、そしてハーブやスパイスなど自然のものを使用したお薬まで多岐にわたっています。

WHO(世界保健機関)も世界最古の医学と認めるぐらい、現代のあらゆる医学の元となったともいわれる自然療法なんです。

ここで注目したいのが、最近は少しずつ生活習慣とも叫ばれていますが、西洋医学は基本的には病気の起きた場所に焦点を当て、薬や治療法を施します。当然即効性はあり早く治りますが、根本治療には至らないケースもみられます。

一方のアーユルヴェーダは病気の起きすステップを6段階に分けているため、病気の起きた原因にまで立ち戻って治療法を施します。

カウンセリングや脈診など、診療内容は多岐にわたりますが、同じ症状でも原因が異なること、またその人の体質に合った食事や薬を診療していきます。使われる治療法もデトックスやマッサージ、ハーブなどの薬などですが、その中でギーは重宝されてきました。

「ギー」ってどんな風に作られているの?

では、そんな「ギー」はどのようにして作られているのでしょうか。もともと南インドを中心に、アーユルヴェーダをはじめ食用や宗教儀式にも使われてきたギー。伝統的な作り方は牛や水牛、ヤギのミルクを沸騰させて加熱殺菌し、乳酸発酵させてバターを作ります。

次に、それをゆっくりと加熱し、溶けた脂肪分が金色になり、余分な沈殿物が徐々に褐色になったらろ過して容器に移して冷まして完成です。出来立てはまさにゴールドの色が美しく、甘い香りが広がります。

本場インドではバターを作ったそばからギーに加工してしまうこともあり、とてもフレッシュなギーが味わえます。日常的によく食べられるので、大量に作って保存している家庭も多くあります。

加熱ろ過しているのは、水分、糖質、たんぱく質などを除くためで、冷蔵庫保管のバターに対し、常温保管でも腐らないという特徴があります。そのため、南インドのなどの常に気温が高い地域でも長期間の常温保存ができて大変重宝されます。

後でご紹介していきますが、ギーはご自宅でも作ることができますので、美味しいバターが手に入った時にまとめて作っておけば長期保存もできて安心していただくことができます。

アーユルヴェーダをはじめスピリチュアルな儀式にも用いられるギー

神聖なオイルとしても知られるギー。アーユルヴェーダの治療法、食用以外でもインドの宗教儀式でも伝統的に使われてきました。アーユルヴェーダの古典書「チャラカ・サムヒタ」には、ギーについて次のような記述があります。

「(ギーは)記憶力、知力、消化力、精力、オージャス(活力)、カパ、脂肪を増大させ、毒物、錯乱、ヴァータ、ピッタ、疲労、不幸、発熱を除去し、油脂類の中で最もすぐれている。ギーは用い方によっては無数の効果をあげることができる。」

こんな風に最高のオイルと記述があり、不調や脳にまで働きかけてくれるとされています。また、インドの古典書ヴェーダにもギーの記述があり、儀式ではギーが神々に捧げられ、ギーへの讃歌まで存在しています。

ヒンドゥー教の儀式でも礼拝の際に神像をギーで沐浴させる慣習があり、結婚式や葬式にも登場するオイルなんです。黄金色に輝くギーはこのように古くからインドで用いられ、人々の健康やスピリチュアルな儀式に使われてきました。

近年では日本でもインド料理屋も増え、アーユルヴェーダの知識も広く伝わり、ギーが有名になってきました。では、どのように用いられることでどんな効果があるのでしょうか?ここからはより具体的な栄養効果などを説明します。

ギーの栄養と効能1 高い栄養価

ギーに含まれる栄養成分も公表されていますので、みていきましょう。

まず、動脈硬化や老化を防ぐ成分として期待されるビタミンAとビタミンE。ビタミンAは、主に動物性食品に含まれるというビタミンで皮膚や粘膜の正常保持に役立ち、視覚の正常保持にも働きます。

不足することにより皮膚や粘膜の乾燥、成長障害や胎児期の奇形などにもつながるといわれています。また、ビタミンEは強い抗酸化作用があり、老化防止や生活習慣病の予防と改善、ホルモン分泌の調整などにも役立っています。

さらに、味はバターのようで栄養と効能が豊富なのに、チーズや乳製品に対してのアレルギーを起こしにくいのもポイントです。特にオーガニックギーはオーガニックバターから作られますが、乳固形分の原料になるカゼインをはじめ、あらゆる不純物が除去されています。

そのため、乳アレルギーやチーズアレルギーの方でもアレルギー症状を引き起こすことなく食べられる場合が多いんです。不純物の除去は長期保存にも役立っていますが、こんなところでも一役買っていたんです。

ギーの栄養と効能2 消化機能と免疫力の上昇

次は、消化機能と免疫力の向上です。アーユルヴェーダでも消化力(アーユルヴェーダでいうところのアグニ)をあげるためにギーを用いたりしますが、近代科学的にもそれが証明されています。

ギーは他のオイルには含まれない乳製品特有の酪酸(短鎖脂肪酸)という成分を含んでいます。この短鎖脂肪酸は通常大腸でも生成され、食物繊維やオリゴ糖が腸内細菌により発酵させられることで作られます。

作られた短鎖脂肪酸のほとんどが大腸粘膜組織で吸収され、上皮細胞を増殖したり、粘液の分泌、さらには水やミネラルの吸収のために働きます。つまり、健康な消化活動や排泄活動に役立っているんです。

ギーでこの短鎖脂肪酸を補うことはこの働きを活発にすることにつながります。さらに、この短鎖脂肪酸が体内で十分量生成されることにより、キラー細胞の生成にもつながります。

キラー細胞とは、体内で異物とされる細胞(ウイルス感染細胞や癌細胞など)を認識した上で、破壊することが知られている細胞です。これにより、健康な免疫システムを保つことができるため、重い病気にかかりにくくなるともいます。

ギーの栄養と効能3 エネルギーとしての消耗されやすいためダイエット向き

最後にご紹介する効能は、女性のみなさん必見のダイエットについてです。オイルの摂取はダイエットの敵と思いがちですが、良質なオイルの摂取は敵どころかむしろ健康的なダイエットをサポートしてくれます。

ギーは中鎖脂肪酸と共益リノール酸を多く含み、直接エネルギーとして燃焼される働きをします。この中鎖脂肪酸は炭水化物と同じように肝臓に取り込まれてエネルギー源になります。

そのため、アスリートなど身体をよく動かす方にも同様にオススメしたいオイルです。また、中鎖脂肪酸には他の脂肪を燃焼させる働きもありますので、オイルを使うならこの中鎖脂肪酸を多く含むオイルがダイエット中にはオススメです。

こんな高い栄養価が評価され、全米ナチュラルヒーリング協会発表の身体に良い油脂類の中で、ギーは1位に輝きました。他にランクインされているのはアボガドオイルやココナッツオイルなど、日本では既に身体に良いことが知られている有名なオイルばかり。

そんな中、栄えあるオイルを抑えて1位になったことには、ギーの健康効果が世界的に認められたことを表しています。味も美味しく健康、美容、ダイエットにも役立つオイルなので、積極的に日常に摂り入れたいですね。

ギーを使ったアーユルヴェーダ治療1

インドなどで受けられるアーユルヴェーダセラピーの中にはギーを使った治療法が多く存在しています。

パンチャカルマというクレンジング療法は、アーユウルヴェーダの中でも有名な治療法ですが、1年に1度、約1ヶ月間のクレンジングを通して体内に溜まった毒素を体外に排出します。

アーユルヴェーダではライフスタイル、食事療法、薬の処方とともに大きな軸をなしている治療方法です。それを通して、内部から身体だけでなくマインドにも働きかけて浄化することを目的としています。

大規模なクレンジングを行うため、まずは身体にも準備が必要になります。その準備段階で使われるのがギーをはじめとしたオイルです。身体の中に油分を蓄え、それを排出するという流れがありますが、その油分を蓄える時に良質な油であるギーが使われます。

その治療はスネハパナと呼ばれますが、診断の結果ギーの種類や量、日数が処方されて毎日一定量を飲み続けていきます。

これを行っておくことで、クレンジング中も身体が乾燥することなくスムーズに治療を行うことができます。

ギーを使ったアーユルヴェーダ治療2

もう一つご紹介する治療法はネトラバスティという目の治療法です。アーユルヴェーダでは味とともに、身体の中でその食材がどのような働きをするかが非常に注目されますが、ギーの場合は甘みがあり、身体の中では「冷性」に働くといわれています。

そんな効能を利用して、目の熱をとり目にとってのエステを行っていく治療法です。まず、ネトラバスティでは目の周りに土台を作ります。次に、温められたギーが土手の中に注がれます。

ここからが驚きなのですが、この状態で目を開けます。つまり、ひたひたのギーを目を開けた状態で感じるのですが、これが不思議な感覚で非常に気持ち良いです。

しみることなく温かさを感じつつ、黄金色に輝くギーをみながら、セラピストの指示で目玉を上下左右などに動かし目の中にギーを行き渡らせていきます。

個人の感覚にもよりますが、涙が出て目が浄化されていくような不思議な感覚を味わうことができます。そして、こちらも個人の感覚によりますが、終わった後は視界がなんともクリアになった感じでとても気持ちが良いです。

ただし、終わった後は数時間太陽の光を浴びることを避けるようにという注意があるので、気をつけてください。今回ご紹介したアーユルヴェーダの治療法は必ず専門のセラピストにかかることをオススメします。

自己流で行うと事故にもつながりませんが、手慣れたセラピストによって行えば身体の変化を大きく感じることができる治療法です。

オーガニックや製法の違いによるギーの種類

ギーに種類があるというのではないのですが、原料や作り方の違いで味にも大きな差が出ます。まず、普通にギーを試してみたい場合は購入することができます。

そして、手作りすることもできるので、身近に売っていないという方は後からご紹介する作り方を参考にし、手作りしてみてください。買う場合は出来合いのものを、作る時は原料のバターになりますが、注目したいのが、オーガニックか、そして製法がどうなっているかです。

まず、オーガニックのギー、バターはグラスフェッドバターという牧草で育てられた牛のミルクから作られたものかどうかです。

グラスフェッドバターは通常のバター以上にエゴマ油、亜麻仁油などに含まれているω3脂肪酸をはじめ、動脈硬化や心臓病の予防につながるといわれているビタミンK2、さらに身体に蓄積されている脂肪を燃焼する働きのある共役リノール酸が豊富に含まれています。

ギーになる過程で前述したアレルギーの元となる乳糖や乳固形分、カゼインなどが除去されているため、安心していただくことができます。さらに、これは製品をみただけでは判りにくい点ですが、ギーが作られる時に原料に出来立てのバターを使って作られているものもあります。

バターを長期保存せずに作っているので、さらに甘さや香り、フレッシュさが増してチーズのような味わいです。こんな製法にこだわりのあるギーに出会えたら、ぜひ味の違いを試してみてください。

ギーはどこで買えるの?

こんな魅力的なオイル「ギー」ですが、一体どこで買えるの?という方が多いはずです。確かに一般的なスーパーでギーを見かけることがまだあまりありません。また、自然食品店などでも置いてあるところは数が限られています。

インド食材店には置いてあるところも多いので、もしお近くにある場合はまずはそちらをみていただくことをオススメします。また、お近くにインド食材店がない場合は通販での購入をオススメします。

通販でもまだ種類が豊富にあるとはいませんが、それでもインドから直輸入しているお店などもあるので購入することができます。日本で通販、店舗販売ともによく見かけるのは「アムール」のギーです。

大きな缶にたっぷり1ℓ入ったこのギーは、缶のパッケージの絵も大変可愛くカラフルなデザインになっています。たっぷりと入っているので、日常的に食用に贅沢にギーを使いたい方にぴったりです。

オーガニックのもので流通しているものは今のところ少ないですが、海外直輸入品などはオーガニックギーがあります。製品の原料や製法のこだわりなどを吟味して購入することをオススメします。

いろいろ試してお気に入りのギーを見つけたいですね。

ギーを使ったスキンケアとキッチンレメディ

ギーは食べる、デトックスに使われる、以外にもスキンケアにも使われます。乾燥肌対策として簡単にできるのは、ギーと黒胡椒を同量ずつ混ぜたものです。これを肌に塗ることで、乾燥した肌が潤います。

秋冬など肌が乾燥し始めた時に試してみるのがオススメです。また、ギーをそのままリップクリームとして使うこともできます。小さめの容器に入れて持ち歩けば、天然成分のみ食べても安心なリップクリームになります。

インドでは、万能クリームとしてシャタダウタグリタというクリームがあります。

ギーと水のみで作られているこのクリームは、ギーを100回水で洗う・・というなんとも骨の折れる工程で作られていますが、切り傷や火傷、日焼けのヒリヒリや火傷、アトピー、肌の炎症、赤ちゃんのオムツかぶれなど広い用途に使うことができます。

さらに、インドにはレメディと呼ばれるキッチンにあるもので薬を作ってしまおう、という考え方が昔からありますが、ギーを使ったレメディも存在しています。

便秘対策としてオススメのレメディが、起床後に水を飲み、就寝前に温めた牛乳にギーを溶かして飲む、という方法です。

便秘の原因はアーユルヴェーダ的に多くありますが、まずはストレスを軽減して心をリラックスさせること、そして体内に水分とオイルを補って出やすい環境を作ってあげることも同様に重視されます。

下剤を使わずに便秘解消につながるので、ぜひ試してみてください。

ギーを自宅で作る方法

前述の通り、ギーは自宅でも簡単に作ることができます。良質な食塩不使用バターが手に入れば手作りできますので、早速レシピをご紹介していきましょう。

ポイントは泡の大きさと音を見極めることと、火のそばから離れずに見守ってタイミングを見極めることです。

<材料>

食塩不使用バター

<用意するもの>

・鍋
・保存用の瓶(煮沸消毒しておくと長持ちします)
・油こし紙

<手順>

1.鍋にバターを入れて弱火〜中火にかけます。その中にバターを溶かしていきますが、あらかじめ小さな塊に切っておくと溶けるのが早くなるのでオススメです。

2.小さい泡が出てきてパチパチと音が聞こえ始めます。この時に手を蒸気にかざすと湿り気のある蒸気が感じられます。さらに加熱を続けると今度はブクブクと大きな泡に変わってきます。

3.それも通り過ぎ、パチパチという音が段々静かになってきたらジワジワと細かい泡が出てきて、手を蒸気にかざすと加熱をはじめた時に比べて乾いた蒸気が感じられます。

このタイミングで鍋を傾けてみると鍋底に茶色い沈殿物があり、液体が黄金色になり甘い香りが漂ってきたら火から下ろします。

4.油こし紙を保存瓶にセットし、漉して沈殿物を取り除いたら完成です。

キッチンペーパーやコーヒーフィルターなどでも漉すことはできますが、油こし紙が一番時間がかからずにスムーズに漉すことができてオススメです。常温保存で2〜3ヶ月は保存が可能です。ギーを瓶からすくう時は水気のない清潔なナイフやスプーンを使ってください。

インドでは何にでもギーをかけるって本当?

インド人には定番のギー。健康食材としてヨーロッパや日本で注目される以前から、彼らの国民食でした。そんな彼らはギーを何にでも使い、美味しく食べるコツを知っています。

もちろんカレーなどの料理に使うオイルとしても使われますが、ギー好きの人は炊きたてのご飯にギー、チャパティやナンなどにギーを塗ってピクルスと一緒に食べたりしています。

それだけで甘みや旨みを感じるので、ご馳走になってしまいます。また、主食としてパラタという全粒粉を使ったパンを日常的に食べていますが、そんなパラタにもたっぷりのギーが使われています。

ブレッドなど乾燥した食材にはアーユルヴェーダ的にもオイルをプラスしてバランスを摂ることをオススメしていますが、その理論を守るかのごとく、インドの方は何にでもギーを使います。

出来立てのお料理に1スプーンかけるだけで、コクと香りが増し魔法のような美味しさになるギー。手に入れたらぜひレシピ通りだけでなくいろいろなお料理にプラスしてみることをオススメします。

ギーを使ったレシピ1 パラタ



インドの主食 パラタここからはギーを使ったレシピをご紹介していきます。普段のオイルをギーに変えるだけで健康的に美味しくいただけますが、逆にギーがなくてははじまらない!というインドの味もたくさんあります。

そんなレシピをご紹介します。まず最初にご紹介するのはインドの主食、パラタ。多くのインド人が大好き、ご馳走と答えるこちらのインドブレッドは準備する材料自体は少ないのですが、風味があり食べ応えもあるとても美味しいお料理です。

<材料(8枚程度)>

全粒粉(アタフラワー) 100g
水 50〜100cc
アジョワンシード 2つまみ

<作り方>

1.まずは生地を捏ねます。大きめのボウルに全粒粉を入れたら、その上にアジョワンシードをパラリと加え、水を少しずつ加えていきます。

2.水を入れたら捏ねるを繰り返し、手をグーにして馴染むまで捏ね、耳たぶ程度の硬さになってきたら捏ねるのを止めます。そこから15分程度生地を寝かせます。寝かせ終わったら打ち粉をした台で伸ばしていきます。

3.ピンポン玉程度の大きさの生地を手にとったら最初に丸めてそれを平らに伸ばしていきます。丸く伸ばせたら、生地の半面にギーを塗り、2つに折りたたみます。

4.それをもう一度繰り返し三角形になったらそこからまた生地を伸ばします。5㎜程度の厚さになったら完成。

5.焼く時は鉄のフライパンを熱し、片面ずつ乾燥が目立つぐらいまで焼いたら片面にギーを塗り、裏返した面にもギーを塗り、再度片面ずつ焼き色がつくまで焼いて完成です。

ギーを使ったレシピ2 ダルカレー



スパイシーダルカレー次にご紹介するのはインドの方のお袋の味、豆のカレーです。ダルとは豆のことで、インドやネパールなど南アジアでは日常的に食べられているカレーです。

ギーを使うことでコクが出ますが、特徴的なのは煮たお豆にギーとスパイスを熱したタルカというソースを加えて風味を出すことです。簡単にできるのでぜひチャレンジしてみてください。

<材料>

4人分レンズ豆(割ったもの)1カップ
水 2カップ
ギー 大2程度
マスタードシード/クミン/アジョワン/チリパウダー/ターメリック 1つまみずつ
にんにく 1かけ
生姜 1かけ
玉ねぎ 1/2個
トマト 1/2個
塩 適量

<作り方>

1.お鍋にレンズ豆と水を入れ、火にかけます。塩とチリパウダー、ターメリックを適量入れ、沸騰したら弱めの中火にしてコトコト形が崩れてトロトロになるまで煮込みます。

2.その間にソースを作ります。にんにく、生姜、玉ねぎ、トマトはみじん切りにします。

3.ギーをフライパンで十分に熱したら、マスタードシード、クミン、アジョワンを入れパチパチという音がしてスパイスが焦げる直前に生姜と玉ねぎを加えて、玉ねぎが焦げる直前まで炒めます。

4.次にトマトとにんにくを入れて一緒に炒め、トマトがトロトロになるまで熱したらソースが完成です。それを煮えたレンズ豆のお鍋に加え混ぜ、さらに一煮立ちさせたら完成です。

お豆はその日の気分に合わせてムング豆やひよこ豆などに変えることもできます。その場合のレシピも同様です。

ギーを使ったレシピ3 ベジタブルカレー



スパイシーベジタブルカレー次にご紹介するのはベジタブルカレーです。前述したダルカレーと同じ要領でギーの中でスパイスを熱して香りを出していきます。

どんな野菜を入れても作れますが、ここではインドで定番のじゃがいもとカリフラワーのカレーに彩りににんじんを入れたものをご紹介します。

<材料>4人分

ギー 大2程度
マスタードシード/クミン/アジョワン/チリパウダー/ターメリック 1つまみずつ
にんにく 1かけ
生姜 1かけ
玉ねぎ 1/2個
トマト 1/2個
じゃがいも 中2個
カリフラワー 1/4株
にんじん 1/2本
塩 適量

<作り方>

1.じゃがいも、カリフラワーは好きな一口大の大きさに切り、にんじんは斜めに薄切りにしておきます。にんにく、生姜、玉ねぎ、トマトはみじん切りにします。

2.フライパンでギーを十分に熱し、マスタードシード、クミン、アジョワンを入れてパチパチしたら、生姜と玉ねぎを入れて玉ねぎが焦げる直前まで炒めます。トマトとにんにくを入れ、同時に塩、チリパウダー、ターメリックを入れて炒めます。

3.トマトがトロトロになってきたらじゃがいもを入れ、さらに炒めます。焦げそうなら水を入れて調整してください。少し火が通ったらカリフラワー、さらにカリフラワーにも火が通ったらにんじんを入れ、すべての材料が柔らかくなるまで熱して完成です。

カレーに合わせるご飯はバスマティライスというインド米がスパイシーカレーによく合います。ご飯にスプーン半分のギーをかけるのもオススメです。

ギーを使ったレシピ4 セモリナプディング



ギーを使ったセモリナポリッジ最後にご紹介するのはデザートにも朝食にもなるセモリナプディングです。セモリナは栄養価が高い上に少し甘みもあるお粉です。

よくパスタなどにも使われていますが、このセモリナを使ったポリッジにはギーがよく合います。出来立てを食べるとポリッジですが、冷やすとプディングのような食感にもなりデザートとしてもいただけます。

このレシピでは甘みのあるスイーツによく合うカルダモンやシナモンも使っています。早速ご紹介していきましょう。

<材料>2人分

セモリナフラワー 大5杯程度
ギー 大1
牛乳 50cc
水 150cc
カルダモンシード 4つぐらい
シナモンバーク 1かけ
デーツ 4個
レーズン 適量
ココナッツスプレッド 適量
砂糖 適量

<作り方>

1.鍋に水を入れ、カルダモンシードの中の黒い種とシナモンバークを入れます。そのまま中火にかけ、沸騰直前にギーを入れます。ギーが少し溶けてきたら牛乳を入れさらに熱します。

2.沸騰直前に火を弱め、セモリナフラワーを入れます。ここでポイントが一気に入れてしまうとどうしてもダマになってしまいます。スプーンで少しずつ、広げるようにして入れ、入れてすぐ木ベラなどでかき混ぜて溶かします。

3.すべて溶けきってドロドロになってきたらデーツ(刻んだもの)、レーズン、ココナッツスプレッドも加えて混ぜます。器に盛ったら完成です。

お好みでお砂糖をかけるのも良いですが、ここは健康を意識して黒糖やインドでよく使われるジャガリーなどをオススメします。冷やすとプリンのような食感です。

まとめ

今回はアーユルヴェーダで身体に良いオイルとして古くから伝わるギーをご紹介しました。健康や美容、美肌やダイエットにも効果がある上に料理の美味しさを引き立ててくれるので、ぜひ毎日の生活に取り入れていただきたい食材です。

憧れのスパイスを使ったカレーもギーがあれば美味しく出来上がります。今回ご紹介したレシピを参考にして、ギーを使った健康ライフを楽しんでください。

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