渋柿はこれで甘くなる!自宅でできる渋抜きテク

渋柿はこれで甘くなる!自宅でできる渋抜きテク

10月になるとあちらこちらで柿が実っているのを見かけます。戸建てのお家だと、庭に柿の木が植えてあるお家も多いですよね。柿には、種類によって渋柿と甘柿があるってご存知ですか? 今回は渋柿の渋抜き方法を紹介します。

 

甘柿と渋柿は何がちがうのか

柿の種類はとても多いのですが、大きく分けると「甘柿」と「渋柿」に分けられます。

もともと柿にはタンニンという渋み成分があります。このタンニンが残っているものが渋柿、残っていないものが甘柿です。

渋柿は熟しても渋みが抜けない柿で、平角無柿や、刀根早生柿などがあります。食べるときには、あらかじめ渋抜きをしたり、1ヶ月ほど干して干し柿にしたりして食べます。

一方、甘柿は若いうちは渋みがありますが、熟すにつれて渋みが抜けていきます。代表的な甘柿が、次郎柿や富有柿です。

一般的には、筆の形をした柿には渋柿が多く、四角い柿は甘柿が多いです。

 

渋抜きすると甘くなるのはなぜ?

柿の渋み成分は「タンニン」という水溶性で水に溶ける物質です。渋柿をそのまま食べると、タンニンが唾液に溶けることで、私達は「渋み」を感じます。

渋抜きは、このタンニンを水に溶けないようにする(=不溶化する)ことで、口に入れても唾液に溶けないようにしています。

アルコールで渋抜きしたり、ドライアイスで渋抜きしたり、干し柿にして渋抜きする方法あります。

柿にアルコールを吸収させると、タンニンとアセトアルデヒドが結合してタンニンが水に溶けなくなる(=不溶化する)ため、食べた時に渋みを感じなくなります。自宅で行う場合は、この渋抜き方法が簡単です。

その他、ドライアイスで渋抜きする方法があります。柿とドライアイスを袋に入れると、ドライアイスから二酸化炭素が発生し、柿が呼吸できなくなります。すると、柿の中でアセトアルデヒドができ、これがタンニンと結合し不溶化します。

干し柿は、皮をむく刺激や干している間に、タンニン同士が結合して大きくなり、水に溶けにくくなると言われています。

 

渋抜き方法

柿の渋抜きは簡単にできます。渋柿を渋抜きすれば1週間ほどで食べることができますよ。

【材料】
・柿…数個
・ホワイトリカー…適量

【用意するもの】
・ビニール袋
・キッチンペーパー
・密閉容器

【作り方】

1. 柿のヘタをホワイトリカーに2〜3回浸す

2. 実についたホワイトリカーをキッチンペーパーで優しくふきとる

3. 1を密閉できるビニール袋に入れて封をし、密閉容器に入れて冷暗所に1〜2週間おいておく

ポイント
今回はホワイトリカーを使用しましたが、35%以上のものなら、ブランデーや焼酎、ウイスキーなどでも可能です。ブランデーなどで行うと、一味違う風味を楽しめます。

 

柿は秋の果物の王様!?

柿は食物繊維やビタミンC、カリウムなどが豊富に含まれています。

特に多く含まれるのがビタミンCで、その含有量は柿100g(大きめの柿1個)あたり70mgです。成人女性1日のビタミンC推奨量は100mgなので、柿1個のビタミンC含有量がどれほど多いかわかります。

ビタミンCには抗酸化作用があります。肌を健康に保ったり、身体の酸化を防ぐ働きがあるので、現代人にとってとても大切な栄養素です。

1日1個の柿を食べて70mgのビタミンCが補えるなら、今日からでも毎日食べたいところですね。

 

甘柿と渋抜き後の渋柿を比べてみては?

いかがでしたか? 今回は簡単にできる渋柿の渋抜き方法を紹介しました。渋柿が手に入ったら、是非渋抜きして甘柿と食べ比べてみても面白いと思います。

渋抜きも使用するお酒などによって風味が変わりますので、自分なりの方法を見つけてみてくださいね。

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この記事のライター
 
若子 みな美
https://oceans-nadia.com/user/21965

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