ポイントは色! 食欲を上手にコントロールしてダイエットしよう

ポイントは色! 食欲を上手にコントロールしてダイエットしよう

色彩心理研究家さんに聞いてみた♪
「夏バテで食欲を回復したい……」「ダイエット中の食欲を抑えられたらいいのに……」なんて、そんな風に思ったことはありませんか? 実は食欲をコントロールするポイントは「色」にあるんです。

今回は色彩心理研究家であり、標準光カラーアナリストの松元昌子さんに、色と食欲の関係をお伺いしました。

■「色」で食欲がコントロールできる?

──「色」で食欲がコントロールできるというのは、どういうことなのでしょうか。

「食欲は、脳の視床下部にある満腹中枢と摂食中枢によりコントロールされ、自律神経によって調節されています。その自律神経には、交感神経と副交感神経があるんです。交感神経を刺激されると人はテンションが上がり、興奮状態になります。副交感神経が刺激されると鎮静作用が働き、リラックス状態になります。目から入った『色』の情報は、その自律神経を刺激する要素の1つです」

──自律神経への刺激によって、食欲が増減するんですね。

「そうです。具体的に、食欲を増進する色は、交感神経を刺激する暖色系(赤、橙、黄系)。食欲を抑制する色は、副交感神経を刺激する寒色系(青系)や中性色系(緑、紫系)です。

また、カラフルで色鮮やかな彩りの盛りつけは食欲を増すことができ、茶系やベージュ系、グレー系などの色みのない盛りつけの配色は、食欲を抑えることができます」

■食欲をコントロールするコツ

──効果的に食欲をコントロールするコツを教えて下さい。

「食欲がない時には暖色(赤、オレンジ、黄)を、逆に食欲を抑えたい時は寒色(青系統)や中性色(緑、紫)などを、ランチョンマットや食器、食卓に飾る花の色などに使うと効果的です。あくまでも食材が主役ですので、主役を最大限に引き立てる名脇役としてのポジションで使用することが失敗しないポイントです」

──季節やシーンごとでも取り入れたい色というのは違うのでしょうか。

「季節感を演出するには、その季節を象徴する自然界の色を取り込むと良いですよ。『料理は目で食べる』と言われるように、旬の味覚を五感で堪能できるという相乗効果があります。食欲のない時には、季節感を意識してみると良いかもしれませんね。

また、シーンによって色を上手に使い分けると、効率的にメッセージ性の高い演出ができます。

例えば、お祝いの席には赤や金、ハロウィンにはかぼちゃのオレンジ、クリスマスには赤や緑などそれぞれよく使われる定番色がありますよね。国や文化によっても異なりますが、そういったシーンに合わせた色を取り入れることで、食欲の増進にも繋がります」

■終わりに

「食欲が色でコントロールできるように、色は多くの心理的な効果をもたらします。人が無意識に選ぶ色には理由があり、その時々の心身の状態を投影しているんです。

日常的なストレスの緩和やメンタルバランスに、色の心理効果を活用することを、カラーセラピーと言います。カラーセラピーは、特別な道具を使う必要はなく、身近な物でどなたでも簡単に行えます。なぜなら、色を強くイメージして、自分に必要な色のエネルギーを意識の奥に取り込むだけですから。

みなさんもぜひ、色の意味を知り、状況や目的に応じて使い分けてみてください」


食欲だけでなく、メンタルバランスをコントロールできる「色」。意識的に取り入れることで、毎日がより楽しく、過ごしやすくなるかもしれませんね。

(伊東ししゃも+ノオト)

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