勝手に両思いと思われてる!? 「勘違いセクハラ」にご注意

勝手に両思いと思われてる!? 「勘違いセクハラ」にご注意

男性に悪気はないのが厄介…
好きでもない男性から言い寄られて不快に思った経験はありませんか? 実はそれ、男性が相思相愛だと思い込み、女性に関係を迫る「疑似恋愛型セクハラ」かもしれません。

山田・尾崎法律事務所の山田秀雄弁護士が考案したこの言葉は、普通のセクハラと違い、男性に一切悪気がないのが特徴。女性が思わせぶりなことをした覚えがなくても、男性は両思いだと信じて行動してしまうのです。

そんな男性の勘違いから起こるセクハラを未然に防ぐためにはどうしたら良いのでしょうか。原因と対策をまとめてみました。

■男性が勘違いしてしまうワケ

男性の一方的な勘違いだと片付けられないのが疑似恋愛型セクハラ。もちろん男性の思い込みが激しいことには変わりがないのですが、きちんと女性の反応を見て合意だと思っているのです。その勘違いさせてしまう女性の反応というのは、次のような言動を指します。
1)「YES」「NO」とはっきりものを言わない、曖昧な返事をする、笑顔でごまかす
2)仕事関係の場合、飲みに誘われたら断れずついて行く
3)上司の機嫌を取るため、褒めたりゴマをすったりする
4)ボディタッチをされても露骨に嫌な顔をしない
5)自分の思い上がりだったら恥ずかしいので、上司のセクハラ行動をあえて見逃す
6)気付いたら男上司のプライベートな話を聞かされている
上記6つの言動に心当たりはありませんか? 特に男性が勘違いに拍車をかけてしまうのは1番。曖昧な態度は恋の駆け引きだと思われたり、焦らさせているかのように思われたり、何かと男性に期待を持たせてしまいます。

また、男性のプライベートな話やボディタッチを黙って我慢していると、「ここまでは嫌じゃないんだ、して良いんだ」「じゃあこれも良いのかな」とどんどん勘違いが大きくなっていくことも。

■勘違いさせないために気を付けたいこと

疑似恋愛型セクハラに発展すると、女性はもちろん、男性だって傷付きます。そうならないためにも、女性の毅然とした態度が重要です。具体的には次のようにしてみてください。
1)恋人の話をする
2)折を見て疑似恋愛型セクハラの被害にあった話をしておく
3)飲みに誘われたら仕事の話かどうか目的を確認する
4)既婚者との恋愛(不倫)は一切しないことを明確にしておく
5)奥さんの愚痴は聞かない
6)グレーな回答をしない、白黒はっきりさせる
該当の男性とプライベートな話になったら、折を見て恋人の話をしたり、過去にあった疑似恋愛型セクハラ体験談を話したりして、その男性にOUT OF眼中であることを認識させてください。妻子持ちの年配男性には「〇〇さん、私のお父さんと年齢が近いんです」と、嘘でも良いから恋愛対象外であることを伝えましょう。

■実録! 20代女性の疑似恋愛型セクハラ体験談

「社会人1年目の時、右も左もわからない私をイチから育てると言ってくれた男上司に、1泊2日の出張に同行するよう言われた。ついて行ったら相部屋で、でもただ同じ部屋だというだけで勘違いだったら恥ずかしいと思い、結局言い出せず。男性も相部屋で何も言わなかった私を見て、両思いだと確信したらしい」(27歳・出版)

「仕事関係の人に飲みに連れて行ってもらったら、その間は一切仕事の話はなく、ずっと言い寄られてきて気持ち悪かった。でも関係を悪くすると仕事に影響が出そうだから笑ってやり過ごしていたら、二軒目にホテルで飲み直そうと当たり前のように誘われた」(26歳・美容)

「打ち合わせと称して休日にランチに連れて行かれ、別れ際には『次はいつにする?』と当たり前のように次に会う約束を取り付けられた」(26歳・IT)

勘違いがヒートアップすると恐ろしいですね。男性に誤解をさせないためにも、女性は受け身にならず、きちんと線引きをして接した方が良いかもしれません。

(藤田佳奈美+ノオト)

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