火星が地球に最接近!? 「スーパーマーズ」を見逃すな!

火星が地球に最接近!? 「スーパーマーズ」を見逃すな!

肉眼でも見えちゃう!
現在公開中の映画「テラフォーマーズ」。火星を人が住める環境に整えるために送り込まれた主人公たちが、驚異的な進化を遂げたゴキブリと壮絶な戦いを繰り広げるSF大作です!

そんな物語の舞台となっている火星が5月31日、地球に最接近するのをご存知でしょうか? 当日は通常よりもはっきりと肉眼で見ることができるだけでなく、天体望遠鏡などを使えば表面の模様なども観測できるんだとか! 今回は気になる「スーパーマーズ」の特徴や、当日の観測のポイントなどについてご紹介します♪

■そもそも火星ってどんな星なの?

太陽の周りを回っている太陽系の惑星。その中で太陽から3番目に近いのが地球、そして4番目に近いのが火星です。直径は地球の半分程度で、表面は酸化鉄(赤さび)を含むオレンジ色の岩石に覆われています。富士山の 約7倍の高さを誇る太陽系最大の火山「オリンポス山」や、同じく太陽系最大の「マリネリス峡谷」を有するなど、凹凸の激しい荒涼とした大地が特徴です。近年の研究や探査により、かつては水が流れていたことや、薄いながらも大気があること、地下には氷があることなどがわかっています。

■火星が接近するってどういうこと?

地球は正円に近い軌道で、約365日間(1年間)をかけて太陽の周りを公転しています。それに対し、火星はややつぶれた楕円を描きながら、地球の軌道の外側を約687日をかけて回っています。その結果、地球は約780日ごとに火星に追いつくこととなり、この時が地球から火星を観測するのに適している接近した状態となります。

接近は地球との距離によって小接近・中接近・大接近に分けられ、今回の接近は中接近となります。ちなみに地球との距離がもっとも近くなる次回の大接近は2018年7月31日! この時も見逃せませんね。

■どうやって観測すればいいの?

当日の夜、スーパ—マーズは南東の低めの位置で観測することができます。明るさは-2.0等と、他の星に比べてとても明るく、赤色に輝いているため、肉眼でも比較的わかりやすいそう! 天文関連のアプリには観測したい星の方角や高さを調べることができるものもあるので、見つけられるか心配な人は利用してみよう!
筆者は、月のインターバルイメージ(多重露光)撮影をシミュレートできるアプリ「Interval Book」を使ってみる予定です♪

火星は徐々に近づいて離れていくため、5月の下旬から6月の第1週くらいまでの期間は、最接近時とあまり変わらない環境で観測できるそうです。これなら31日に見逃してしまっても安心ですね。

ちょうど夜風も心地良くなってきたこの季節。家路につく前にちょっと夜空を見上げて、オレンジ色に輝くスーパーマーズを探してみてはいかが?

(目良シンジ+ノオト)

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