えっ、サンマを売りにブラジルへ!? 山田スイッチさんの生き方

えっ、サンマを売りにブラジルへ!? 山田スイッチさんの生き方

自由すぎておもしろい!
みなさんは、いつ死んでも後悔しない生き方をしていますか? と、いきなり聞かれてもなんて答えたら良いのかわからないですよね。

秋田生まれ、青森育ちのコラムニスト・山田スイッチさんは、まさに「後悔しない生き方」をしている女性の一人。20代の頃の自身のドタバタな日常を描いた「しあわせスイッチ」や、エコロジーに関するエッセイ「エコハンター」などの作品を発表しています。そんな執筆活動の傍ら、ユニークすぎるさまざまな活動も……。

今回はそんな山田スイッチさんに突撃インタビュー! 人生に行き詰まりを感じているあなた、その生き様をとくとご覧あれ!

■かつての夢は「ミステリーハンター」!?

――若い頃の夢はミステリーハンターになることだったと聞きましたが、本当なのですか?

「何気なく『世界ふしぎ発見』を見ていた時に、言いようのない違和感を感じたんですよ。そうしたら私の好きな竹内海南江さんではない新人の方がミステリーハンターをしていたんです。『ち、違う、虫の食べ方はそうじゃない。こうなったら私がミステリーハンターになって、もっとうまく虫を食ってやる!』と思った時から周りにミステリーハンターになるって宣言していって、そこで私の将来の夢が決まりましたね(笑)」

――すごいエピソードですね(笑)。その後、タレントを目指して東京に出られたとか。

「東京に出ればなんとかなると思っていたのですが、就職先が決まっていなくて親から猛反対。急遽決めた就職先が新宿の板前だったんです(笑)。働いているうちに、自分の本当にしたかったことはなんだって思い出し、板前をやめて喫茶店でアルバイトをしながら、芸能のオーディションを受け始めました」

――どういう経緯でコラムニストになったのですか?

「自分の本当にしたいことを考えた時に、『頭の中にあるものを外に出す』ことがしたいと思い、『しあわせスイッチ』というお笑いのコンビを組むことになりました。でもお笑いコンビとして1年、いろいろ経験していく中で、最終的に自分に残ったのは『書くこと』だったんです。そしたら相方が『ぴあでコラムを募集してるよ』って言ってくれて。そこで大賞を取らせていただいてコラムニストとしてデビューしました」

■サンマを売りにブラジルへ!?

――コラムを拝読した中で、やっぱり一番驚いたのは、ブラジルにサンマを売りに行ったということ。これは一体どういうことなんですか?

「なんとなく、ブラジルでサンマとコーヒーの店を出したいと思って口に出していたら、本当にサンマ売りに行くことになっちゃいました(笑)。ブラジルは空が近くて人も良くて、気持ちの良い国でしたよ!」

――そもそもサンマとコーヒーを出す喫茶店ってどういうことなんですか(笑)?

「昔、友だちと原宿をずっと歩き回っていて、お腹がすいちゃって。『どこかに良い飲食店はないかなあ』と探していたら、サンマとコーヒーを出す喫茶店を見つけたんです。そこで食べたサンマとコーヒーがこの世のものとは思えないくらいおいしくて、それがきっかけです。喫茶店でアルバイトをしたのも、おいしい焼サンマとコーヒーが作れるようになるためなんです(笑)」

■家に竪穴式住居作っちゃいました!

――現在、青森ではどんな活動をしているのですか?

「コラムニストとして活動しながらいろいろなことをしています。震災の祈りのためにストーンサークルを作ったり、縄文遺跡で火を焚いてその周りで踊るイベントをしたり(笑)。最近では、土偶のゆるキャラドグ子としてイベントに出たり、ニコ生をやったりもしています。やりたいことにとにかくチャレンジ!」

――マルチに活躍しているのですね! そういえば山田さんの家に竪穴式住居があるって聞いたんですけど……ウソですよね?

「本当ですよ(笑)。ブログで竪穴式住居を建てたいって言っていたら、読者さんが反応してくれて。7人がかりで4日を通して完成しました!」

■生きるって楽しい!

――おもしろすぎます……。山田さんはやりたいことをとにかく発信している印象があります。

「そうですね、人に話すと良い意味でやらなきゃいけない責任感みたいなものが出てくるじゃないですか。脳科学的にも、話すことは相手に言っているようで自分に言い聞かせる働きをしているらしいんですよ。口に出すことで他の人も助けてくれる環境ができますし、夢の実現に近づくと思います」

――人生に悩む女の子たちに伝えたい想いは?

「マンガの主人公って果敢にチャレンジして、どんなに傷ついて失敗しても立ち上がってくる。その姿ってすごくかっこいい。だから、みんなも経験して失敗して立ち上がって、打たれ強いヒーローみたいな女子になってください。あとは、『生きるって楽しい』。世の中は楽しい場所、楽しまなくちゃ損です。今の時代はスマートフォン一つでなんでも発信できる時代なので、頭の中にあることをぜひ外に出してみてください。何か変わるかもしれません!」

山田さんへのインタビューで、やりたいことを言葉にすることの大切さ、経験をすることで本当の自分が見えてくるのだと学べました。自分のしたいことに行き詰まりを感じたら、ぜひ山田さんの生き方を参考にしてみてください!

画像提供/れーじ

(木村慎之介+ノオト)

※この記事は、青森県が実施する「20代を変える『生き方ナビ』事業」との協業により、県内の大学生が「ALICEY学生特派員」となり、青森で暮らすことの魅力を学生主体で情報発信するために作成された記事です。

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