えっ、季節って72もあるの!? 「くらしのこよみ」で知的美人に

えっ、季節って72もあるの!? 「くらしのこよみ」で知的美人に

大人のオンナにランクアップ♪
日本って良いなぁと感じることの1つに四季の移り変わりがあると思います。冬の凜とした寒さや、春の花盛りの様子など、自然の移り変わりを良いと感じる感性を日本人は持ってきました。その四季には実はもっと細かい区分があるのをご存じでしょうか?

それは「二十四節気七十二候」と呼ばれるもの。「二十四節気(にじゅうしせっき)」は地球から見た太陽の通り道「黄道」360度を15度ずつ24に区切り、そのひとつひとつに節気を配して四季の移り変わりを表したものです。ひとつの節気は15日程度になり「立春」や「春分」など、今の私たちの生活にも馴染みのある言葉となっています。

「七十二候(しちじゅうにこう)」は節気を3つに割ったもの。だいたい5日単位で、その季節の特徴的な自然現象を表す名前が付けられています。5日単位での季節の移り変わりってあまり意識したことがありませんが、着実に移り変わっているのですね。それを「草木萌動(そうもくめばえいずる)」などの美しい日本語で表現しています。

ただ、二十四節気七十二候全てを把握するのはなかなか大変。手帳やカレンダーに書こうものなら、それだけで予定が埋まってしまう可能性が……。そんな不便を解消してくれるのが「くらしのこよみ」という無料アプリ。私たちを季節の変化に敏感にさせてくれるのです!
美しい写真や絵とともに、その時の二十四節気七十二候が解説されています。
縦書きで横スクロールをすると進んでいく構成は、まるで巻物を読んでいるかのよう。新しい候が来るたびに更新されるので、5日ごとに新しいものを読むことができます。

アプリを開発した「うつくしいくらしかた研究所」の木舩さんにお話を伺いました。

――季節の解説だけでなく、旬のさかなや野菜の解説もあって、思わず読み込んでしまいました。アプリ化の狙いはどんなところにありますか?

「現代人は、毎日口にする食材にも季節が影響していることを忘れがちです。5日ごとに『今その時』の情報だけを伝えられる暦アプリの形にすることで、『今おいしいものは何?』ということを、リアルタイムでご紹介できると考えました。今、世界的にも和食が人気を集めつつありますが、季節の食材をおいしく食すことは、和食を楽しむ上で何より重要なことです。お寿司屋さんでも季節のネタを知っておくと楽しみが倍増します」

忙しい毎日の中で、実は季節を一番感じられるのが食事に関することなのかもしれません。そう言われてみれば、スーパーやコンビニの店頭には季節の商品がところ狭しと並んでいます。季節とともに移り変わる旬の情報をアプリでチェックしておくと、いつもの食事も外食時のごちそうもより楽しめるのかもしれません。

――どんな時に見たら良いでしょう? オススメの活用方法はありますか?

「『今日のご飯何にしようか……』と悩んだら、チェックしてみてください。その季節に食べごろの食材がわかります。また1候分の文字量がそんなに多くないので、通勤通学の車内で読むのにもぴったりです。自然界のゆったりした時の流れに浸れば、日々の疲れも癒され、気分転換ができるのではないでしょうか。日本語版と同じ内容の英語版こよみもリリースされています。日本の食べものや行事について、いざという時に英語で説明できたらいいですね」

気分転換にも、英語の勉強にもなるとは優れもの! 筆者のオススメは散歩の前に目を通しておくこと。いつもの散歩コースの風景がちょっと違ったものに見えたりしますよ。

――読者へのメッセージをお願いします。

「日本のグローバル化が進み、また、海外からの観光客も増えている今、みなさんが外国の方とコミュニケーションを取る機会も増えるかもしれません。そんな時に日本のことをさらっと説明できるとかっこ良いですよね。若い人が文化的教養を身に着けているとギャップがあり、異性からの注目度がUPするかも? ぜひ日本の文化を学んで、素敵な大人の女性になってください。」

小さいスマホの中に、季節を閉じ込めたようなアプリ「くらしのこよみ」は現在、iOS版とAndroid版でリリースされています。ぜひダウンロードして、毎日の小さな変化に敏感で、和の知識のある大人のオンナになってみませんか?

画像提供/うつくしいくらしかた研究所

(田中いつき+ノオト)

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