初恋相手を捜す!? 熊本県水俣市のプロジェクトが話題沸騰中

初恋相手を捜す!? 熊本県水俣市のプロジェクトが話題沸騰中

思いよ、届け!
あなたは、自分の初恋を覚えていますか? クラスメイトの野球少年やバイト先の頼れる先輩、女友だちのお兄ちゃん……などなど、どんな人に恋をしましたか?

そんな甘酸っぱい初恋に再び思いを馳せる企画を、熊本県水俣市が展開中なんです! その名も「あなたの『初恋』相手探します」PROJECT。
水俣市出身のシンガーソングライター、村下孝蔵さんの大ヒット曲「初恋」にちなみ、水俣市では「初恋」をテーマに数々のプロジェクトを展開。「水俣市『初恋』 PROJECT 2016」では、企画その1として初恋の物語3部作をラジオドラマにした「初恋PODCAST」を2月25日に公開しました。

今回は、企画その2として「あなたの『初恋』相手探します」PROJECTを実施しているのです! 初恋の体験エピソードを全国各地から年齢・性別問わず募集。応募されたエピソードから1つを厳選し、その初恋のお相手を水俣市職員が探し出すというもの。

2月16日に応募が開始されてから、応募総数はなんと380通以上(2月27日現在)。どんなエピソードがきているかというと……?

●中学1年の時のクラスメイトのKくん。卒業式のあと、校庭でフォークダンスを踊り、初めて彼の手に触れました。全身に電気が走るような感覚がしたのを覚えています。別れの時は、「元気でいてね」と言うのが精一杯でした。(56歳・女性)

●小学6年生の時のクラスメイト。誰が好きなのか友人同士で話していて、知らぬ間に彼女の耳にも伝わっていました。彼女から、バレンタインデーに手紙付きのチョコレートをもらいました。(32歳・男性)

●結婚の約束をしましたが、私が病気になって別れました。結局、当時の私を支えてくれた人と結婚しましたが、初恋の彼だけが『本当に好きな人』でした。(56歳・女性)

切ないエピソードの数々……! その人にとっては一生忘れられない思い出ですね。
今回は、このプロジェクトを行う水俣市経済観光課の宮原明寿さんからコメントをいただくことができました!

「エピソードを選定する時は、よりドラマチックなものにしたいと思っています。また、初恋のお相手について何かしら特定できるヒントがあるものというのもポイント。たとえば『通学中の電車で毎日会っていた名も知らぬあの人』だと、探すのは不可能に近いので」

選ばれたエピソードの初恋相手を捜すのは、宮原さんたった一人で行うとのこと。しかし、どうやって……?

「ヒントを頼りに、電話をしたり、その人物がいるであろう場所まで足を運んだりして地道に探します。探偵になった気分ですよ(笑)。専門の弁護士にアドバイスをもらったり、関係者に協力してもらったりして見つけるつもりです」

選ばれた応募者は、初恋相手に伝えたいことをビデオレターにして届けることができます。エピソードの選定から、ビデオレターを届けるまでの過程は、映像化して3月に公開予定だそう。

「予想以上にプロジェクトが話題になって驚いています。中には応援のメッセージをくださる方もいて、勇気づけられますね。初恋は誰もが経験するもの。忘れられない思いを相手に届けるための手助けができればと思っています!」

応募は2月29日(月)17時まで、同企画特設サイト上で受け付け中です。「好き」というたった一言が言えなくて後悔したあのころ。今だったら、もっとうまく伝えられるかもしれませんよ!

(阿部綾奈/ノオト)

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