美肌にダイエットも! 新種のりんご「紅の夢」が優秀

美肌にダイエットも! 新種のりんご「紅の夢」が優秀

女子にうれしい健康成分たっぷり!
果肉まで鮮やかな赤色をしているりんご「紅(くれない)の夢」。青森県の弘前大学が研究開発し、2010年に品種登録した新種のりんごなんです。甘酸っぱい酸味が特徴で、生食や加工にも向いています。まだ広く流通には出回っていないとっても希少な存在なんですよ。
このりんご、見た目のかわいさだけじゃなくて、女子にうれしい秘密がたくさん隠されているんです。今回は、弘前大学農学生命科学部の前多隼人助教に聞いた「紅の夢」の魅力を紹介していきます♪

■そもそも「紅の夢」とは?

弘前大学農学生命科学部の藤崎農場では、1981年からりんごの育種プロジェクトがスタート。そこで、さまざまな品種の掛け合わせを行った結果、偶然生まれたりんごと言われているのが、「紅の夢」です。しかし、日光 が当たると皮の表面に斑点が出てしまうことなど栽培上の問題が山積みでした。それらを克服するために、なんと10年もの年月がかかったそうです。プロジェクトメンバーの紅の夢への熱い情熱が伝わってきますね……!

■「紅の夢」には女子にうれしい成分がたっぷり!

そんな苦労の末に生まれた「紅の夢」は、栄養素にも特徴があります。まず、ポリフェノールが豊富で抗酸化作用があるということ。ポリフェノール は、老化を引き起こす原因とされる活性酸素を除去してくれる働きがあります。「紅の夢」は、みなさんがよく目にするりんごの代表格・「ふじ」よりもその含有量が多いのです!

2つ目は、血糖値の上昇を抑制してくれること。糖の吸収を阻害するフロリジンという成分を多く含む「紅の夢」。血糖値 の上昇を緩やかにすると、太りにくい体になるため、ダイエットに効果的なんですよ。

3つ目は、リンゴ由来のセラミドがたっぷり含まれていること。セラミドには、お肌をみずみずしく保ってくれる美肌効果があるそうです。前多助教によると、現在は「紅の夢」の成分を使用した化粧水やクリーム、パックを開発中なんだとか。食べ物由来の成分を使用しているので安全安心なイメージですね 。お肌の乾燥が気になる女子必見です!
こちらは弘前大学がお菓子に「紅の夢」を使った例。もともと赤いので着色料なしでこんなにきれいなスイーツになります♪ 褐変しにくいのでお菓子作りにも最適なのだとか。

「紅の夢」が誕生し、苗が市場に出ておよそ3年……。今はまだ一部での販売ですが、あと2年もすると市場にどんどん「紅の夢」が登場するといわれています。近い将来スーパーやカットりんごの自動販売機などで「紅の夢」を目にする機会が増えるかもしれません。待ち遠しいですね★

画像提供/弘前大学

(藤岡真希+ノオト)

※この記事は、青森県が実施する「20代を変える『生き方ナビ』事業」との協業により、県内の大学生が「ALICEY学生特派員」となり、青森で暮らすことの魅力を学生主体で情報発信するために作成された記事です。

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