不特定多数との関係は気を付けて! エッチでうつる性感染症

不特定多数との関係は気を付けて! エッチでうつる性感染症

性感染症ってそんなにたくさんあるの?
こんにちは、不妊カウンセラー・妊活セラピストの中村あやです。

20代女子の出会いのきっかけの1つとなっているインターネット。最近では、「恋活アプリ」や「出会いサービス」もたくさんリリースされています。

そして、そんなアプリを利用して、複数の男性と軽いノリで出会い、性行為もお試しのうち……なんていう感覚の女子も増加。お手軽に出会える時代になったのは良いことなのかもしれませんが、その分、女子の貞操観念がとても軽くなっているなぁ……と筆者は痛感しています。

みなさんは、不特定との性交渉の危険について考えたことはありますか?

■こんなにある! 性感染症の種類

望まない妊娠を防ぐという意味でコンドームを使用している人は多いかと思いますが、コンドームの使用目的でもう1つ大切なことは性感染症の予防です。

性病というと多くの方が、HIV感染症などの病気が有名ですが、「自分は大丈夫でしょ」と安心してはいませんか? 特に日本では年齢を問わず、まだまだ性病に対する意識が低いと感じます。

性感染症というのは、何もHIV感染症に限ったことではありません。性器クラミジア感染症や淋菌感染症、梅毒、性器カンジダ症、B型肝炎、C型肝炎などなど、代表的なものだけで、17種類ほどあります。

自分の身を守るためにも、相手のためにも、安全なラブライフを送る。そして不特定との安易なセックスはウイルスを媒介するきっかけになるという意識が必要です。

■不妊やガンになるリスクも? このウイルスに注意!

20代女子に特に気を付けてほしいウイルスは、尖形コンジローマ(HPVウイルス)と呼ばれるウイルスです。HPVウイルスは常在ウイルスと言われていて、ありふれたウイルスではあるのですが、これらのウイルスのハイリスク型とも言われる16・18・31型などが「子宮頸がん」の原因になります。

ハイリスク型のHPVウイルスを防ぐために「子宮頸がんワクチン」も予防手段の1つとは言われていますが、型が異なる場合や、すでに感染している場合は意味がありません。

不特定多数の男性と関係があることは、その分リスクが高まるということを覚えておいてくださいね。

もう1つは、クラミジアです。クラミジアのほとんどはセックスでうつり、膣から感染が始まり、子宮頚管、子宮内膜、卵管、さらに卵巣、腹膜へと炎症が進んでいきます。そして多くのケースが無自覚なのです。

「赤ちゃんがほしいと思ったらなかなかできない。不妊かと思い、クリニックで検査をしたところ、卵管が癒着していた……」なんてことがあったら困りますよね。不妊治療の基本検査である「卵管造影検査」の結果、卵管に問題のあった方の中には過去にこのクラミジアに感染していたという方が多いのです。

上記2つは、長い時間をかけ潜伏し、症状が見えにくいために怖いのです。
「性感染症」というと、なんだか大袈裟なイメージを持っていた方も多いと思います。しかしごく普通にありふれたウイルスや菌で、感染していたとしても、気付きにくいものなのだということを改めて意識いただければと思います。

いかがでしたか? 軽い気持ちでのセックスによって、後から取り返しのつかないことになるのは辛いですよね。「わたし、もしかして……」と思った人は、まずは婦人科検診に行きましょう。

そして、避妊のためだけではなく、感染症のことも考えた安全なラブライフを送って下さいね!

(中村あや+ノオト)

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