教科書だけじゃもの足りない♪ 三内丸山遺跡で縄文時代を肌で感じよう

教科書だけじゃもの足りない♪ 三内丸山遺跡で縄文時代を肌で感じよう

日本の偉大な財産です!
小学校の社会科の授業で習う日本最大級の縄文集落、「三内丸山遺跡」。2015年9月にミュージシャンの秦基博さんやレキシが特設ステージでライブを行ったことで話題になりました!

そんな三内丸山遺跡があるのは青森県青森市。平成6年に遺跡の保存が決定、平成12年には国特別史跡に指定された、かなり偉大な歴史遺産です! さらに全国各地から年間30万人を越える見学者が訪れているんだとか。今回は、そんなロマンあふれる三内丸山遺跡の魅力に迫ってみましょう。

遺跡を具体的に理解していただくために、竪穴住居5棟、大型竪穴住居(ロングハウス)1棟、高床建物3棟、大型掘立柱建物1棟の建物復元を行いました。 復元にあたっては専門家からなる検討委員会を設置し、調査所見や学術的な検討を踏まえ実施しました。

このように、専門家や地元住民の協力のもと、縄文時代の再現とも言われる三内丸山遺跡が復元されました。これは、ぜひとも足を運ばなくては! ということで、筆者も実際に三内丸山遺跡に行ってきました。

総合受付を出て廊下を進むと、左側に時空トンネルがあり、遺跡への扉が続いています。
ここを抜けると……
このように三内丸山遺跡が広がっています。
教科書で見たことがありませんか? こちらは、6本柱の掘立柱建物。高さ10m~20mほどで、縄文人の食に欠かせない栗の木で作られています。祭壇や見張り台のような施設として使われていたのではないかと推定されています。
こちらは、竪穴式住居! この時代の人々の住居であり、名前の通り、穴を掘ってその底に床を作り、柱を立てて屋根を付けたものだそうです。中に入ってみると想像より底が深く、ゆったりした空間が広がっていました。その時代にあるものでしか作れない状況の中で、これほどの建物を作った縄文人ってすごい!

この三内丸山遺跡では、自分で自由に見学できるだけでなく、三内丸山応援隊によるボランティアガイドや、縄文人が身に着けていたものを作れる体験コーナーが用意されています。

毎年1年に8~9回ほど、当時の生活の一部を体験できる「さんまる縄文体験」も開催。小学3年生以上なら無料で誰でも参加できる人気イベントです。今回、筆者は「縄文料理をしてみよう」というテーマのイベントに参加。縄文時代に食べられていた食材を、縄文人が使っていた道具を使って料理しました。
右側の黒い石が包丁なのですが、かなーり鋭いです。山菜や鮭を切り、他の材料と一緒に左側の土器に入れ加熱します。こんな道具を作った縄文人って頭良いな……! そして、完成品がこちら!
縄文時代の食べ物に近づけるため、味付けは塩のみですが、それぞれの具材からだしが出ていてしっかり味がありました。

体験を終えて参加者に今日の感想を聞いてみると、

「包丁の石で鮭を切るのが楽しかった」(7歳/女子)
「ちゃんとできたのがうれしい。おいしかったから良かった」(8歳/男子)
「子どもに簡単に歴史を教えてあげれるからまた参加したい」(34歳/女性)

と、かなり好評でした。 親子揃って縄文時代を体験して勉強できるということで親子での参加が多いようです。

三内丸山遺跡では、縄文時代をさまざまな方向から勉強できます。文明だけではわからないことを知ることができたり、今まで気付かなかった新たな疑問に気付いたり、たくさんの発見がありますよ。誰でも学べ、そして楽しめる三内丸山遺跡にぜひ足を運んでみてはいかがですか?

(森田彩夏+ノオト)

※この記事は、青森県が実施する「20代を変える『生き方ナビ』事業」との協業により、県内の大学生が「ALICEY学生特派員」となり、青森で暮らすことの魅力を学生主体で情報発信するために作成された記事です。

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