料理名に隠れた意外な意味とは? ホワイトソースレシピ篇

料理名に隠れた意外な意味とは? ホワイトソースレシピ篇

イタリアにドリアはない!?
普段何気なく食べているイタリアンやフレンチ。その中には日本語ではちょっとユニークな意味を持つ料理名があるのをご存知でしょうか。たとえば、「炭焼き職人風」を意味する「カルボナーラ」や「怒っている」という意味の「アラビアータ」などなど、おなじみの料理でも意外とその名前の由来までは知らないですよね。今回は、そんな料理の中から「ホワイトソース」に関わる料理の由来を紹介しちゃいます♪

■グラタン

平たいお皿に具材を入れてホワイトソースとチーズでこんがりと焼き上げる、子どもも大人も大好きな「グラタン」。イタリア料理というイメージが強いかもしれませんが、実はフランス発祥の料理! フランス語でグラタンとは「(鍋に張り付いた)おこげ」という意味で、現地ではオーブンで表面を焦がす調理法、その調理法で作った料理どちらも「グラタン」と呼ぶようです。

■ドリア

「ドリア」は、実は日本生まれ! 現在の日本で楽しまれている、ライスにホワイトソースをかけて焼き上げる調理法は横浜ホテルニューグランドの初代総料理長サリー・ワイルさんが作った「シーフードドリア」が原型と言われています。フランスにはイタリアの名門貴族「ドーリア家」のために作った「ドリア」という料理があり、ワイルさんのドリアもドーリア家から取ったと言われています。イタリアで「ドリア」を頼んでもイメージしている料理は出てこないので気を付けて下さいね♪

■ラザニア

ミートソースやパスタ、ホワイトソースを何層にも重ねて焼き上げる「ラザニア」。その名前の由来は古く、なんと古代ローマで使われていた底の浅い鍋「ラサヌム(lasanum)」から来ているそうです。ラザニアは古くから、イタリアの伝統的な家庭料理として親しまれていて、現在のものとはちょっと違えど、13世紀にはレシピも存在していたそうですよ。

■ちなみに……

今回取り上げた「ホワイトソース」は、フランスでは「ベシャメルソース」と呼ばれています。その語源はルイ14世お抱えの料理人であったり、ブルターニュ地方の行政官の名前だったりと、諸説あります。いずれにしろ、人名から取られた名前のようですね。

料理名の意味を知ると、ちょっと違った視点で「味わう」ことができるかも! 気になる料理があったら調べてみてね♪

(目良シンジ+ノオト)

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