「地域おこし」かぶれにありがちな5つのダサいこと

「地域おこし」かぶれにありがちな5つのダサいこと

【コヤナギの切り身vol.24】
(ちょうど1年前に訪れた青森県・弘前市から眺めた岩木山。なぜか「パイセン!」と慕いたくなる)
ざっす!

今年は鹿児島県・加計呂麻島に3回、青森県・弘前市に2回と旅先がとても偏ってしまったコヤナギユウだよ〜!

わたしの「旅」っていうのが、もちろん観光旅行も含むんだけど、もっと暮らすことに近いイメージで「Qターン」って呼んでるんだ。

最近「移住」が流行ってるじゃない?

でも、いきなり「Iターン」や「Uターン」みたいに引っ越せないけれど、もっとQuickに、縁もゆかりもなかった田舎に「里帰りする」。それが、Qターン。

でもね、流行ると良くない輩も来るみたい。

そこで、今日は「こんな勘違いはダサい! 『地域おこし』かぶれにありがちな5つのこと」を紹介しちゃうよ!

その1 第一村人と遭遇しても挨拶しない

(2度目に訪れた5月の加計呂麻島。地元の方は子どもも猫もパイセンだと思うといい)
限界集落は地域一帯で一つの家族、家のようなもの。他人の家に勝手に入ってきて住人を無視するとか、都会ルールを持ち込みがち。自分はよそ者だという自覚を持って、自ら挨拶しよう! 「こんにちは!」の一言で十分。

その2 アポなしで登場

田舎=過疎=暇、と思っているのはよその人だけ。たとえ宿やインフォメーションセンターのような施設でも事前に連絡しよう。集落作業で不在だったり、最悪閉業したりしていることも。誰かと予定を合わせるのに、自分の予定を伝えておくのって、当たり前だよね。最終的に困るのは自分だよ。

その3 他人の家なのに実家気分でタダ飯だと思ってる

(初夏の福岡県・上毛町。自然が豊かな分だけ畑仕事や集落作業は忙しい。一緒にうどん打ち体験が楽しめたも、ちゃんと約束していたからこそ)
地域の方はお客さんをもてなしたいもの。で、そのおもてなしに自分は何を返せるか、考えよう。「お食事代」を自分からたずね、受け取らない場合はお酒などの手土産を持参するとGood。

その4 日本語が通じないと思っている

(ねぶた祭りの時期に訪れた青森県の津軽地方。田舎には突っ込みどころ満載な看板がいっぱいあってテンションが上がってしまうもの)
あまりにもすがすがしい風景にここが日本であることを忘れてしまったのか、「限界集落だから空き家だらけだな!」「じじいしかいねぇな!」などと住人が不快になることを口に出す人。聞こえてますからね?

その5 なんちゃってコンサル気取り

(わたしの田舎、新潟市でもアートプロジェクトを使った地域おこしが根付いてきた。当たり前だった風景に発見が生まれる快感)
移住施策を行っている=助けが必要=劣っていると思い込んでいるのか「自然食カフェとかやればいいんだよ」「オシャレな農家直売イベントをすればいい」など、誰でも2秒で思いつくアイディアをしたり顔で説くやつ。しかも自分で実行するつもりはない。ダサさやばい。

大切なのは想像力。すべてのよそ者が地域の未来を握っている

(この10月に訪れた加計呂麻島。小さな小中学校、美しい海で夕飯を釣るおばぁ、珊瑚の石垣。わたしたちには非日常でも、ここで暮らしている平凡な日常がある)
おおおお……。ちょっと冷静に考えればわかることばかり。田舎だからって、自分の地元と何も変わりがない。地元の悪口を言われたら嫌だし、暑いからといって上半身裸で町内をうろうろしないで欲しいし、大声で騒がれたら迷惑だ。それは、田舎も都会も地元も同じこと。

ちなみに、こんなことはとても喜ばれるよ。

●地域のいいところを見つけてブログに書く
●きれいな写真を撮って提供する
●また訪れる
(大分県は別府の夕闇と夜景。心が静まる思いがする)
IでもUでもQでも、その土地にやってきた「よそ者」には違いない。

滞在時間の長さに関わらず、自分がその地域の「よそ者代表」であることを忘れないで欲しい。変革を求めている地域にいつかぴったりとはまる「よそ者」が出会えるように、そのよそ者の印象を良くしていこう。そういう意味で、すべてのよそ者がその地域の未来を握っているのだ。
おっと、わたしも次のQターンの用意をしなきゃ!

今週末から今年3度目の青森県・弘前市にいくんだ。長野県・上田市で買ってきたおいしい日本酒、持っていこうと思っているよ。

んじゃ、また!

関連記事