結果にコミットするのはどれ? ダイエットスムージーを徹底比較!

結果にコミットするのはどれ? ダイエットスムージーを徹底比較!

大手3社&お手製を飲み比べ!
突然ですが、ダイエットで一番大切なことは何だと思いますか? 有酸素運動? 糖質制限? 食べ順? どれも大切ですが、一番の要は“継続”。ストイックな運動や過度な食事制限は、比較的効果が出るものの、なかなか続かず、やめた途端にリバウンドしてしまうこともあります。大切なのは、経済的に圧迫しない程度の費用で無理なく続けることです。

そこで注目したいのが「スムージー」や「ダイエットドリンク」。多少のコストはかかるものの、健康や美容にうれしい成分が配合されていることに加え、水と混ぜるだけで作れるお手軽なアイテムなので、手軽に継続できそうですよね。

今回はこれらを販売している大手ダイエット食品メーカー「スリムアップスリム」「ベジエ」「DHC」と、筆者手作りのスムージーを飲み比べし、栄養面や味など総合的に判断して「一番継続可能なダイエットドリンク」はいったいどれなのか調べてみました。採点項目は次の通りです。

■採点項目(コメント付き10点満点法)

1)満腹度(満足度)
2)腹持ち度(たんぱく質配合量)
3)快便度(食物繊維配合量)
4)飲みやすさ
5)美容度
6)コストパフォーマンス(1杯あたりいくらか)
7)カロリー

また、記事のコメントは全て筆者個人の感想です。

■ベジエを飲んでみた結果

※近所の薬局で購入可能なものを揃えました。下記以外にも販売されている商品はあります。

【ベジエラインナップ】
・「グリーン酵素スムージー」(アップルマンゴー風味)/200g \1,885
・「アサイー酵素スムージー」(アサイーバナナ風味)/同
・「チョコレート酵素ダイエット」(ベルギー産チョコレート使用)/200g \1,850
※写真左からチョコ、グリーン、アサイー。

【注目ポイント】
1杯20gあたり ※グリーン、アサイー、チョコの順
・1杯の値段:188.5円、188.5円、185円
・カロリー:57.4kcal、60.8kcal、69.9kcal
・食物繊維:9.56g、6.3g、5.6g
・たんぱく質:0.74g、0.1g、6.6g

【総評】
特筆すべきはその成分。パッケージ裏側が原材料名でビッシリ埋まるほど、たくさんの栄養が詰め込まれています(グリーンとアサイーは180種類の野菜&果物酵素を、チョコにいたっては215種の野菜&果物&穀物酵素を配合)。グリーンは1杯20gあたりプラセンタが2,000mg相当、コラーゲンが200mg。アサイーは鉄5mgとポリフェノール配合。チョコはGABA・マカ配合、大豆プロテイン5,000mgと、美容面が強み。

肝心の味はというと、とても自然な味わいかつ、サラッとしていて飲みやすい! でも既定の量だととにかく薄味。付属の軽量スプーンがないため、作るたびにムラのある味になりやすいのも難点。泡立ちもなくシャバシャバですが、時間を置くと少しコックリしてきます。濃厚さが欲しい人は牛乳や豆乳などで割って飲むほうが良いかも。

のど越しは良いけど、お腹に溜まっている感じはイマイチ。美容や健康に大きく期待できる反面、置き換えダイエットよりも美容ドリンクとして飲むのが良いと感じました。

1)満腹度(満足度)…0点/なし
2)腹持ち度(たんぱく質配合量)…0点/水と同じ感覚
3)快便度(食物繊維配合量)…8点/より快調になって毎朝出るほど
4)飲みやすさ…6点/味にクセはなくサラサラして飲みやすいが、水で薄めたジュースのよう
5)美容度…8点/肌に良さそう
6)コスパ…6点/安いが薄味ゆえ20g以上を要するため結果的に高くつきそうな予感
7)カロリー…8点/低カロリー

■スリムアップスリムを飲んでみた結果

【ラインナップ】
・ベジフルVitaスムージー(すっきりマンゴー味)/300g \2,095
・ベジフルチャージスムージー(ベジフルミックス味)/同
・ベジフルレッドスムージー(ベリーヨーグルト味)/同
・厳選野菜の贅沢スムージー(国産野菜&フルーツ30種)/200g \1,700
※写真左から厳選、チャージ、Vita、レッド。
【ラインナップ2】
・食べるスムージー(りんご風味&ベリー風味)/120g×5袋 \1,500
※下の写真はベリー風味

【注目ポイント】
1杯30gあたり(厳選のみ20g) ※厳選、チャージ、Vita、レッド、りんご、ベリーの順
・1杯の値段:170円、209.5円、同、同、300円、同
・カロリー:57kcal、92kcal、96kcal、95kcal、44kcal、43kcal
・食物繊維:8.5g、8.3g、5g、同、5g、同
・たんぱく質:0.51g、6.2g、6.3g、6.6g、0g、同

【総評】
野菜の繊維感や粒々を見事に再現していながらも、粉っぽさは一切なく、ドロッとしたテクスチャーに飲みごたえを感じます。非常に生のスムージーに近く、特にVitaは味も人工的な感じが全くしないのでお気に入り。また、コラーゲンを生み出す力をサポートする「美体質乳酸菌」やコラーゲンそのものが配合されており、美容面も期待できそう。

カロリーはベジエより30kcal多いので、やや飲みすぎ注意といったところ。とはいえ、計量スプーンが付属されているので、入れ過ぎてしまう心配はなさそう。また、食べるスムージーは、凍らしてシャーベットのように食べると、食感も変わって楽しめます。大きい果肉がゴロッと入っていて食べ応えがあり、スムージーに飽きたらこれを挟むと良いかも。

1.満腹度(満足度)…7点/ヨーグルトや豆乳で割るとよりまろやかになってお腹に溜まる
2.腹持ち度(たんぱく質配合量)…7点/ベジエよりたんぱく質が多いため、それなりに腹持ちする
3.快便度(食物繊維配合量)…6点/スルンと出てくる
4.飲みやすさ…10点/手作り感がある。コックリしているのでサラサラ系が好みの人には不向き
5.美容度…7点/コラーゲン推しの人にはオススメ
6.コスパ…7点/ヨーグルトや豆乳を少し加えるだけで粉が少量でも味がするから長持ちしそう
7.カロリー…7点/そこまで気にならない程度のカロリー

■手作りスムージーを飲んでみた結果

これをミキサーにかけると……
こうなります。色鮮やかでおいしそう!
【手作りスムージー材料】
・ゴールドキウイ、パイナップル、ハニーデューメロン、ほうれん草を各適量/1杯およそ300g

【注目ポイント】
1杯20gあたり
・1杯の値段:約300~350円
カロリー、食物繊維、たんぱく質の量は手作りなので判定不可

【総評】
ホウレンソウの苦みやえぐみはほとんど感じられず、キウイとパインの甘酸っぱさが全面に出ていて、とてもおいしい。かなりドロドロしているので、多少水を加えたほうが飲みやすいかもしれません。満足感があり、腹持ちも抜群。代謝にかかわる酵素をたっぷり摂ることができるため、ダイエット効果もありそうです。

難点は、コストがかかることに加え、材料をカットする手間、ジューサーを洗う手間がかかること。およそ900円のコストで2~3回分ほどしか作れないため、市販品と比較するとかなり割高。準備にも5分以上かかるので、忙しい朝には不向きかも。

1.満腹度(満足度)…10点/飲みごたえ抜群
2.腹持ち度(たんぱく質配合量)…8点/ドロドロしているのでお腹に溜まる
3.快便度(食物繊維配合量)…7点/これといった変化はないが普通に排便あり
4.飲みやすさ…5点/味にクセはくサラサラしているが水で薄めたジュースのよう
5. 美容度…9点/ビタミンC、Aたっぷり
6. コスパ…4点/材料が安くなっている時に買いたい
7.カロリー…8点/低カロリー

■DHCを飲んでみた結果

※近所の薬局で購入可能なものを揃えました。下記以外にも販売されている商品はあります。

【DHCプロテインダイエット内容】
・ココア味/1袋50g×3袋
・いちごミルク味/同×2袋
・コーヒー牛乳味/同×2袋/計7袋 \2,317
※パッケージ写真左からココア、チャージ、いちご、コーヒー。

【注目ポイント】
1杯50gあたり ※ココア、チャージ、いちご、コーヒーの順
・1杯の値段:およそ331円、以下同
・カロリー:177kcal、178kcal、175kcal
・食物繊維:8.2g、7.5g、7.8g、
・たんぱく質:20.9g、20.2g、20.5g

【総評】
スムージーではなくプロテインドリンクのため、たんぱく質配合量がけた違いで多いのが特徴。たんぱく質は筋肉を作るのに効果的で、基礎代謝の上昇にも役立ちます。また、必須アミノ酸の理想的なバランスを示すアミノ酸スコアが100点満点なので、脂肪燃焼も大いに期待できます。1杯あたりの量も多いので、飲みごたえも抜群。

ネックなのが、粉っぽさと薬っぽい味。プロテイン特有のものなのでしょうか、舌触りが気になります。それに加え、コストパフォーマンスもイマイチ。カロリーも他のものより2~3倍あります。とはいえ、きちんと1食置き換えられたら、それなりの結果が出そうです。

1.満腹度(満足度)…7点/飲む量が多いので満足感あり
2.腹持ち度(たんぱく質配合量)…9点/たんぱく質が多いため、それなりに腹持ちする
3.快便度(食物繊維配合量)…6点/スルンと出てくる
4.飲みやすさ…4点/人工的な味わい。サラサラしているが細粒が残る
5.美容度…7点/ビタミンやミネラル、アミノ酸のバランスが良い
6.コスパ…4点/スムージーと比べると割高
7.カロリー…5点/スムージーと比べると高カロリー

■総括

・ベジエ…総合7点。余計な味付けがされていないナチュラルな味。スプーンで混ぜただけでは粉っぽさが残り薄味なので、豆乳や牛乳、ヨーグルトを加えてシェーカーで混ぜて作るのがオススメ。作り方で味の振れ幅が大きい。コスパは◎。

・スリムアップスリム…総合8点。野菜の繊維感やドロッとしたテクスチャーが生のスムージーに近く、腹持ちも良い。サラサラ系だと物足りないという人にオススメ。コスパも◎。

・DHC…総合6点。この中でたんぱく質量が最も多いドリンクで効果は申し分ないが、コスパと味がネック。粉っぽさも拭えない。

・手作りスムージー…6点。フレッシュさは群を抜いているものの、やはり手間とコストがかかるのが難点。料理好きな人、毎日自炊する習慣がある人向けかも。

どれも栄養バランス的には問題がなく、あとは好みのテクスチャーと味、コスパで選ぶと良さそうです。これらを参考にして、継続できそうなドリンクを探してみてくださいね。


(藤田佳奈美+ノオト)

関連記事