やけどにアロエはNG!? 日常のちょっとしたケガの正しい対処法

やけどにアロエはNG!? 日常のちょっとしたケガの正しい対処法

切り傷は消毒しちゃダメ?
ちょっとしたやけどや切り傷などができてしまった時に、「アロエを塗っておけば大丈夫」なんて言われたことはありませんか? 他にもハチミツや大根おろし、味噌を塗るなんて民間療法もあるようですが、実はこれはNGなんです!

そこで今回は、日常のちょっとしたケガの正しい対処法をご紹介します。間違った方法で対処すると、効果がないばかりでなく、状態が悪化してしまうこともあるので注意が必要です!

■やけど

やけどの対処法は、なによりもまず冷やすこと。アロエがいいと言われることがありますが、もしも使う場合はしっかり消毒したアロエを準備する必要があります。

アロエには、確かに「火傷」に効く成分が含まれています。でも、取ってきてすぐに患部に付けるのは、「感染症」の怖さからいえば、やってはいけない行為なのです。

やけどは、熱に触れた時にできる皮膚の損傷のため、そのあとに適切な処置をしないと感染症のリスクが上がるという恐ろしさがあります。雑菌だらけの生のアロエを使うなんて言語道断! しっかり煮沸消毒をしてくださいね。

アロエには欠損した皮膚を修復する働きや、肉芽を増殖する働き、炎症を抑える働き、水分を皮膚に留めておく保湿作用などがありますから、これらの症状に有効です。

アロエの効果は医学的にも実証されています。とはいえ、リスクの高い生のアロエを使うよりは、薬局などで手に入るアロエ入りのクリームや軟膏などを利用するのが安全と言えるでしょう。いざという時のために、1つ買っておくと安心ですね♪

■切り傷

切り傷ができると、染みるのをガマンして消毒していた時代は過去のもの。実は現在の医学では、軽い傷であれば消毒はしないのだそうですよ!

消毒薬は傷を治そうとする皮膚の細胞に害があること、消毒薬で細菌を完全になくすことができないこと、皮膚に少し細菌がいても傷は治っていくことなどが分かってきて、消毒することで傷の治りを遅くすることが分かってきたため、消毒薬はほとんど使われなくなってきました。

消毒液をバシャバシャ使うよりも、傷の周囲にある老廃物などをちゃんと洗い流して清潔にすることが重要。水道水や食塩水でよく洗ったら、絆創膏などで患部を覆い、傷が自然に治るのを待ちましょう。多少の切り傷ならそれでOKですが、刺し傷や裂傷がある場合は、ちゃんとお医者さんに診てもらってくださいね。

常識だと思っていたことが、実はNGな対処法だったら怖いですよね! できれば早く、キレイに治したいやけどや切り傷。もしもの時は慌てず、正しく治しましょう★

(朽木誠一郎/ノオト)

関連記事