とってもデリケート☆ 謎だらけのマンボウの生態に迫る!

とってもデリケート☆ 謎だらけのマンボウの生態に迫る!

マンボウ「すぐには死にませんよ?」
水族館の水槽でひときわ存在感を放っているこの生き物。もちろんみなさんご存知ですよね?
マンボウ波左間20150425
名前はマンボウ! 硬骨魚で最大の体の持ち主でありながら、実はとってもデリケートなお魚なんです! その扱いは水族館でも特別で……

マンボウは体が傷つきやすい魚であることが挙げられます。
水槽が大きくなればなるほど遊泳スピードが増し、水槽壁やガラス面にぶつかった時の衝撃が大きくなります。そこで、水槽壁やガラス面に直接ぶつからないよう水槽内にビニール製の衝突防止フェンスを設置することで、衝突時の衝撃を緩和させています。

この他にもストレスに弱かったり、消化不良を起こしやすいのでエサにビオフェルミンが混ぜられていたり、その扱いはまさにVIP待遇。

「すぐに死んじゃうって聞いた!!」という方も多いと思いますが、真相はちょっと違うようです。

ネットなど広まっているマンボウの死因は、ほとんどがデマとのこと。「寄生虫を取るためにジャンプをするが、着水に失敗して死ぬことがある」という話では、実際にジャンプすることはあるが、寄生虫を取るためなのかは確認されていないし、水族館で飼育されている個体がジャンプ後の着水で死んだ事例もない。もちろん、自然環境での確認もされておらず、もし外洋を航行する船でジャンプ後に死んだマンボウを見たのだとしても、他の要因で死の直前だった個体が苦しくて暴れていた可能性の方がずっと高い。

デリケートな生態ゆえに少し勘違いされているようですね。しかしながら、マンボウの生態はまだわからないことが多く、飼育が難しい生き物だということは確かなようです。

こんな弱々しいマンボウですが実はスゴイところもあって……

産卵数は多く、直径数ミリ程度の卵を1度に1億個以上も産むといわれています。

億単位で卵を産むそうです! これは過酷な海を生き抜くための術なのでしょうね。稚魚はこんぺいとうのような形をしていて、とってもキュート!

また、マンボウは食べることもできるみたい!!  SNSを調べたところ食べた方の報告がありましたよ。
味はイカのようと書かれていますが、他にはこんな報告も!!
えっ、鶏肉!? どちらにせよ、一般的な「魚の味」はしないようです。気になる方はぜひ、食べてみてくださいね。ちなみにマグロのような味がすることで有名なアカマンボウは、マンボウと形が似ているだけで別の種類なんだそうです。

知れば知るほど興味がわく生き物ですね。水族館に行ったらマンボウを見る目が少し変わっちゃうかも!?


(まつだあや+ノオト)

関連記事